2015-03-18
売店で第2回目の販売実施中です
第1回目配布より選択肢は増えています。使用している機材によって
・熱転写紙
・Press-n-Peel
・GreenTRF
を使い分けてください。使い分けは熱転写紙とGreenTRFを参考にしてください
2007-01-18
一枚だけ買いました。ここで買えます。1枚¥500、これに消費税と送料がかかって¥605でした。techniks社の製品です。techniks社から100枚まとめて購入すると1枚¥130程度ですが、送料が$27.85もとられるので、単価は¥160ほどになります。このシートにレーザープリンターを使ってパターンを印刷しアイロンでトナーを銅箔面に転写します。透明なフィルムに青い物質が塗布されているようです。セロハンテープを貼って剥がすと取れます
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高いので4つに切って、はがきサイズほどにして使いましたがジャムりまくって印刷できません。裏面がつるつるなためだと思われます。しかたなく裏面にセロハンテープでほぼ同じサイズの紙を貼り付けて印刷しました。セロハンテープは紙送り方向と平行に貼ります。そうしないとこうなります。
うまく印刷する方法:(2008-11-20追記)
いろいろやってみましたがこの方法がベストです。
1.A4の紙にパターンを印刷する
2.紙に印刷されたパターンより少し大きめにPress-N-Peelを切って1.で印刷したパターンの上にセロハンテープで貼り付ける
3.これを用紙トレイに戻す
4.印刷する
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手差しトレイの奥の方にセットして印刷
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こんなかんじに印刷されます。左の写真の上下方向がプリンターの紙の送り方向です。加熱されるのでシートは若干波打ちます
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早速、アイロンで加熱して転写。そして見事に失敗。右は剥がしたシート。トナーと一緒に青い物質も基板に転写されます。この青い物質は塩化第二鉄溶液に耐えてくれます
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加熱不足、押しつける力不足と見て、再度挑戦。アイロンを長めにあてて(10秒ほど)熱いうちにコア無しトイレットペーパーをばれん代わりにして基板にシートを押しつけました。これを3回ほど繰り返しました。アイロンは紙で実験したときと同じラジコン飛行機のフィルムを貼るための物を使用
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今度はだいたいOK
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これは転写後のシート。若干シートのほうにトナーが残りましたが問題ないレベルです
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あえて一切修正をせずに、そのままエッチングしました。なぜかランドの穴など一部エッチングがなかなか進まない箇所(光っている部分)が出ました。筆で基板の表面を撫でてエッチングを促進。右がエッチング完了。トナーと青い物質はパーツクリーナーで溶かして落としました
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拡大写真。紙でやるよりベタ部分がずっときれい。基板の縁の部分がうまくいかない傾向があります。ピン間1本は楽勝です
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A4の紙に一端印刷し、その上に最小限の大きさに切ったPress-n-Peelをセロハンテープで貼って、その用紙を使って再度印刷すると無駄なく使用できます。トナーはラッカーシンナーにドブ漬けして落とせます。ホームセンターの塗料売り場に必ずあります。ラッカーシンナーが残留しているとフラックスの乗りが悪くなるので基板を良く洗う必要があります
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もう一例、これはPress-n-Peelの限界を知るのに良いサンプルだと思います。やはり転写に失敗するのは埃の咬み込みが原因と思われます
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約50×50mmの基板
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2007-01-19
Press-n-Peel共同購入企画
100枚買って10枚単位に小分けして配布すれば送料込みで10枚¥2000程度にできそう。共同購入希望者はメールください。5人集まったら発注します。
募集期間:2007-01-19~2007-02-18
注文単位:10枚単位
予定価格:送料込み10枚で¥2000(20枚以上の場合は送料がだぶるのでその分限額)
最低募集人数:5人 募集期間内に5人集まらなければボツにします
申込み方法:<-このリンクを使ってください メールの本文は 氏名 だけでOK 住所などは正式申込み時にどうぞ
購入の流れ:
1.メールで共同購入者募集(正式な購入申込みではありません)
2.5人以上集まったら発注時と、入荷時にメールで案内
3.メールの返信で正式な購入申込み
4.発注して配布
2007-02-07 共同購入決定!!
2007-02-08 100枚 発注しました
2007-02-21
やっと届きました。送料$27.85もとるのだからもっと早く届いていい物だと思いますが...
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袋の中には、さらに紙のケースが。そしてやっと中身とご対面。もっと分厚い物と思いましたがプリンター用紙と大して変わらない厚さです
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2007-03-01 配布終了しました
2007-03-01
=========== このシートの良いところ悪いところ =====================
・仕上がりのきれいさは 紙<Press-n-Peel<感光基板 の順番
・感光基板と違って感光用の機材、マスク作成用機材が必要ない
-紫外線ライト
-感光マスクと感光基板を密着させる装置
-現像液
-インクジェットプリンター(レーザープリンターでも良いがマスクの仕上がり精度はインクジェットプリンターにはかなわない)
-OHPフィルム
・必要になる物
-アイロン
-レーザープリンター(カイシャのものをこそっと使おう)
・転写に失敗しても溶剤で洗い流せるので生基板は無駄にならない
・転写に失敗したときにトナーを落とすのはかなり面倒、手間を重視するなら感光基板の勝ち ->ラッカーシンナーにドブ漬けする方法で簡単に落とせました。
・縁の部分が一部きれいに仕上がらない傾向がある
・Press-n-Peelの寿命は
数年までは綺麗に転写できる
8年以上使えるが4年半で透明フィルムと青い物質の結合力が強くなってくる
あまり買いだめしない方が良い
ちなみに感光基板は約1年
・給紙ミスを起こしやすい(裏に紙を貼る方法で回避できるが100%安全確実ではない、傷も付きやすい。
ちょうど上の写真の中央より左のベタパターンにひっかいたようなキズがあるのはそれが原因)
->最低限必要なサイズのPress-n-Peelを紙に貼って印刷すると良い(少なくとも当方所有のレーザープリンターでは)
・既に感光基板作成用の機材がそろっているならこれを使う価格的なメリットはあまり無い
・感光基板より生基板のほうが入手できる基板の種類が多い(但し、1mm厚のガラスコンポジット基板は生基板のほうが入手に難あり)
・一部だけ小さく転写できていないときはたいてい埃やゴミを咬み込んでいることが多い。埃の付着については感光基板より神経質になる必要がある。
・失敗確率は基板の面積に比例して大きくなる。感光基板であれば面積とは無関係。
・小さい基板であれば露光よりもアイロンプレス作業のほうがお手軽である。
・古くなった感光基板の露光時間は使用期限に応じて加減する必要がある。このシートについては現在の所、経年変化については不明。
-> 購入後約2年経過したが経年変化は認められず。経年変化の徴候も認められず。
・一度うまく転写が出来れば、コツが飲み込めるので失敗の可能性はほとんど無くなる。
・薄い基板の方がうまくできるようだ。1.6mmより1.0mm基板の方がうまくいった。
-> 何度か試したが、確実に1.0mmのほうがうまくいくことを確認。
・プリンターのトナーが残り少なくなってくると転写がうまくいかない。
・ゴムローラの上に基板を載せて、その上からアイロンを当てて転写すると熱が逃げないのと線接触になるのでうまくいく。
2015-03-14
Press-n-Peelの寿命。右が新品、左が8年後。殆ど劣化しないが劣化し始めると透明フィルムに青い物質が薄く残るようになる。明らかにフィルムと青物質の結合力が強くなっている。そのためトナーのかすれをカバーする能力が低くなる。これは4年半目で確認出来た。この現象が現れるのが2年なのか3年なのかは不明。ちょうど自宅の建設作業のためこの間全く使っていなかったのでデータが取れていない。買いだめしても問題ないが綺麗さにこだわるなら新しい方が良い
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転写後。右が新品、左が8年後
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