2010-04-12
建築費用の明細は「施主工事 その6」の一番下を参照
内部はこんな状態。工務店工事はあまり残っていない。この写真の範囲では台所のレンジフードの取付が工務店の担当。それ以外は全て当方が施工しないといけない。
遠くから見るとサッシの取付は終わっているように見えるが内側の窓枠が付いていない。これも自分で取り付けないといけない。
届いた材料。材料の手配は工務店でやってもらった。少し足りないので施工具合を見ながら追加で手配してもらう。
唐松フローリング。佐川急便で送られてきた。宅配だけやってるのではないようだ。
割れているところを切り落とす必要がある。松なのでヤニも結構出てる。全部で126枚。
ヒノキ合板。厚さ12mm。節多数有り。80枚。
内壁の材料。節が多かったり、少なかったりばらつきが多い。この上にクロスを貼るのではなく、釘で打ち付けて塗装するだけ。
土間の周囲の基礎はスタイロを接着剤で貼り付けてある。床に潜って当方が貼り付け工事をするはずだったのだが既に貼ってあった。
当方の担当だったのだが...
床に潜る必要のない場所は最後の床断熱材を切って埋め込んだ。きつく嵌り込んでいるので下に潜って押せば外せるが上から取り外そうと思っても無理なので数カ所断熱材を入れていなかった。全部で4カ所有るが、とりあえず2カ所だけ蓋をした。切断は丸鋸を使う。左下に写っているスタイロの上で切断した。ほんの少しだけ大きく切ってたたき込む。この上に24mmの合板を載せてN75釘で合板を固定。そしてその上にフローリングを施工する。
2010-04-13
サンプルでもらった唐松のフローリングを3時間ほどハロゲンヒーターで加熱してみた。ヤニが出るのと割れやすいのが唐松フローリングの欠点らしい。軽い物は冬暖かいが傷が付きやすい。重く固い物はキズには強いが冬場は冷たい。
この距離で3時間加熱
ヤニが出てきた。
2010-04-16
釘を購入。ステンレス釘は鉄釘の5倍の価格。鉄釘は1本¥1程度だがステンレス釘は¥5もする。2箱有れば外壁含めて全部施工できてしまうだけの量がある。施工する壁の枚数から計算して6割程度余るはず。
サイディング用のステンレス釘
頭は布目マーク。細いので耐力壁には使えない。
ステンレスのCN50釘。綺麗すぎて打つのがもったいない。JIS認定品ではないので「50」とか刻印が打ってない。
ピカピカで綺麗。こちらは太くて頑丈。
かかった費用 価格は税抜き | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
ステンレス釘 | 道具道楽 | 1 | ¥18,675 | MAX FRP50V2-S サイディング用 ステンレス釘 |
ステンレス釘 | 道具道楽 | 1 | ¥31,493 | MAX FCP50V9-S CN50釘のステンレスバージョン |
2010-04-19
床の釘打ちを実施。釘は緑色のN75。暴れる釘打ち機を押さえ込もうとするので思ったより疲れる作業だ。試しに玄翁でバラ釘を打ってみた。釘打ち機の方が10倍速い。2日かかる作業が2時間で終わる。家一件分だと3週間程度の工数節約になるだろうか... コンプレッサーと釘打ち機2台で26万円。費用対効果を考えると大赤字。
N75釘は300gの玄翁では軽すぎ。400g程度の物が必要と思われる。300gで打てるのはN50までと見た方がよい。
床の釘打ち
節(たぶん)に当たるとこれくらい浮く
斜め(約20度)に打った釘がアンカーボルトのナットに当たるとこうなる。真上に角材があって真上からは打てなかった。ちょっと強い反動が来るが強引に打ち込まれてしまう。手前の釘は打ち直した物
2010-04-20
床用接着剤が大きいので大型コーキングガンを購入。体積は通常サイズの約3倍。シリコンコーキング剤は330ml程度の体積だが床用接着剤は900mlサイズ。
標準サイズより大きい。大は小を兼ねないし、小も大は兼ねない。
かかった費用 | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
コーキングガン | ロイヤルホームセンター | 1 | ¥1,390 | Tajima コンボイJ900 |
2010-04-22
合板を千鳥配置で貼っていったときに接合面がずれないように下地を入れておく。思い切って無しという方法もあるが急ぐわけでも無し手間をかける。断面30×120mmの間柱を切って嵌め込む。ぴったりサイズに切ってあるので落ちてこない。板の寸法は全部異なっている。柱の間隔は1~2mm程度の誤差がある。測っては切り測っては切り。とても面倒な作業。
まだ固定していない。嵌り込んでいるだけ。
墨壺。同じ高さにはめ込んでいくので墨を付けてから切断する。昔は鶴と亀の彫刻入りの物が標準的だった。
切断はスライド丸鋸を使う。
2010-04-23
昨日切った物をビス止め。
釘打機でN75釘を打ったら割れた
釘打ちは止めてビスを使用。強度はあまり必要ないので普通のコーススレッドより細いタイプを使った。
ビスはこんな角度で4本使う
2010-04-24
昨日の続き
高所での作業は不安定で時間が倍以上かかる
北側壁も作業完了
暗くなったときのために照明を作った。材料はたくさん買い置きしてあるAC100Vケーブル、電気工事士の資格を取るときに購入したランプレセプタクル。間柱の破片。敷地の柵に張ってあった針金。雨の日はPM3:00頃、晴れならPM5:00頃までは照明は要らない。
屋外用の台車も作った。板はドーマーをくり抜いたときに余った廃材。購入した材料:
アンカーボルト:2本で¥582
アンカーボルトの座金:¥1160
空気入りキャスター前輪:2個で¥1896
空気入りキャスター後輪:2個で¥2296
ボルトナット:16個で¥1184
合計:¥7118
ここの屋根材だった物を廃物利用
裏側は釘を抜いた跡が多数
2010-04-26
ここは耐力壁になるので50mmの釘が突き抜けない厚さの材料を使う
ハシゴでの作業はかなり怖い。下から見ると低いけど登って上から見るとすごく高く感じる。
2010-04-28
ちょっと合板の表面がざらついているので壁をサンディングした。サンディングだけで1日が終わってしまった。
ひたすらサンディング。全部で80枚もある。
10回は交換しないといけないと思ったが3回交換しただけで80枚のサンディングは完了した。買うんじゃなかったと思った穴開けプレートもそれなりに便利だった。
2010-04-30
壁が入るのはしばらく後になりそうなので仮筋交いを入れておいた。壁を施工するときに取り外す。
2010-05-08
壁最初の一枚。
釘は打ってない。まだ仮止め。
2010-05-18
窓枠を入れた。ここが一番小さい窓。普通は壁よりも窓枠の方が手前に突き出ている。枠<->壁の関係は「壁勝ち」に作る。壁は合板なので合板の木口が見える。
枠は四角く組み立てておいてからはめ込む。寸法精度は誤差0.5mm以下にする必要がある。1mmも隙間が空いてしまうと見た目が悪い。0.5mm枠が小さいと入らない。枠材は採寸してから工務店に納品してもらったのだが分厚い防水紙が貼ってあったりして逃げを作らないと上手く嵌り込んでくれない。1日で1,2箇所の窓枠を入れるのが精一杯。窓は全部で15箇所もある。採寸した材料なので失敗すると予備はない。
少し削れているのは防水紙を逃げた跡。電気カンナで削った。
2010-05-20
下枠用のスペーサーを取り付けた。卓上丸鋸があるとこういった物の量産が容易。
横枠と上枠では厚みが異なるのでアークタンジェントで角度を求めて切断する。53.5度という角度になったが52度が限界なので45度のジグを作って角度を8.5度に設定して切断。
45度ジグ
大きな枠を一人ではめ込むのは難しい。ネジの頭が見えてはまずいので接着剤で固定する。
2010-05-22
窓枠施工はまだまだ続く。接着剤を塗ってクランプで固定。クランプは1個¥580と安価。高い物は¥2000~¥3000するが安物で十分。上枠はクランプで挟めないので突っ張り棒を使っている。
接着剤はフローリングの接着に使う予定の根太ボンドを使った。本来この接着剤は根太レス工法用の物。2Fの床になる分厚い構造用合板(厚さ24mmとか28mm)をこれで接着すると根太も要らないし、火打ちばりも要らなくなる。もちろん接着箇所には釘を打つ必要がある。
根太ボンド
2Fの窓枠は組み立ててからはめ込む方式ではなく1枚ずつ貼り付けていくことにした。これは下枠だけを接着しているところ。この部分だけは梁が600mm近くあるのでクランプが使えず突っ張り棒で押さえている。
かかった費用 | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
クランプ | カインズホーム | 4 | ¥580 | クイックバークランプ 300mm |
2010-05-24
ドーマーの断熱材が動いてしまうのでバカ穴を開けてコーススレッドで断熱材を引き寄せた。上下にも隙間があるのでスプレー式発泡断熱材で埋める予定。床や天井に入っている断熱材は熱い空気は軽いという理屈で若干の隙間を許容するはずだが壁に入っている断熱材に隙間があると断熱材の裏側にある空気と対流してしまうので隙間に神経質なはずだ。
断熱材に隙間がある
各種コーススレッド。強度が必要ない場所では65mmのスリムビスが一番使いやすい。
窓枠は納品してもらった材料の寸法が合わない物があるので全部測り直した。要変更の物は工務店に再度材料を入れてもらう。
高いところは床から6m近くあるので採寸するのに半日かかる。
かかった費用 | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
コーススレッド | カインズホーム | 1 | ¥4,930 | コーススレッド各種 ステンレス製を含んでいるので高い。ステンレス製は鉄製の4倍程度の価格。 |
2010-05-26
移動足場を作った。階段のある側を持ち上げると反対側の足が中に浮いてキャスターが機能する構造。重さは35kg程度。
かかった費用 | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
キャスター | カインズホーム | 2 | ¥600 | ゴムキャスター |
2010-05-27
サッシと柱の隙間は場所によってばらばらなのでスペーサーを入れる。枠とスペーサーは接着剤で固定する。
挟めない場所はクランプを突っ張りモードにして使う
ここは挟めるので普通にクランプで挟む
スペーサーを量産
定規を付けた板をあてがって目的の厚さのスペーサーを作る
色々な厚さのスペーサー。最後まで切り落としてしまうとノコ歯に絡まって粉々になってしまうので少し切り残すようにする。
普通はスペーサーではなくこういった窓枠金物を使って固定する。金具は壁を貼ってしまえば見えなくなる。
施工場所によっては使えないがスペーサーを入れるより作業性がすごく向上する。
かかった費用 | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
クランプ | カインズホーム | 4 | ¥580 | クイックバークランプ 300mmを追加購入 |
クランプ | カインズホーム | 2 | ¥680 | クイックバークランプ 450mm |
2010-05-28
前からちょっと気になっていたのだが金物と梁に隙間がある。断熱材を剥がしてみたらナットがゆるゆるだった。ナットの締め忘れを総点検。ゆるい箇所が7箇所。5箇所は「そんなところにボルト入れても効果無いんじゃない?」と思われる箇所。残り2箇所が構造上問題ありの場所。今日は点検だけで作業は殆ど進まず。
隙間がある
この引き寄せ金物のナットが締まっていなかった
2010-05-28
2階床から立ち上がる壁を作った。構造は単純なのだが120mm有ると思った柱が実は119mmしかないという事に作業途中で気づいたりして1日が終わった。化粧柱は普通の120mm角サイズをカンナ掛けしているので119mmになるのか? 雨の日は暗くて作業がはかどらないので仮設照明を何とかしよう。
2010-05-31
基礎パッキンがゆるい場所があったので工務店に工具とパッキンのスペーサーを持ってきてもらった。工務店工事と施主工事がごちゃ混ぜになってきた。アンカーボルトのナットを少しだけ緩めて基礎パッキンのスペーサを叩き込んで、またアンカーボルトのナットを締める。
パッキンのスペーサは2mmの物と3mmのものがある。組み合わせて2mm~ 1mm単位で調整できる。どんなにがんばっても1mmは床が凸凹していることになる。スペーサーの上下が逆だったが叩き込んでしまったので簡単には取れない。
左がアンカーボルトのナットを回す工具。右がナット。ナットの裏側に刃(そんなに鋭くない)が付いていてインパクトレンチで締め込んでいくと座堀も出来てしまう構造。
2010-06-03
塗料メーカーのショウルームに行って色を確認してきた。オスモというドイツの塗料メーカー。高価なのが難点だが屋外はキシラデコール、屋内はオスモというのは無難な選択。以下ショウルームで得た情報。持ち込んだ物は桧構造用合板。羽目板のサンプルはキシラデコールで塗装した物。屋外に貼ってあるこの板とガラス越しに室内の壁が隣り合っているので色合わせをした。
・ショウルームに塗りたい物の現物を持っていけばサンプルを作ってもらえる。全色揃っている。
郵送で作ってもらうことも出来きるようだがその場で色を選べるので遠方でなければショウルームに行った方がよい。
・小さなショウルームなので事前に予約しておいた方がよい。
先客がいればかなり待たされるだろう
・ヒノキ合板に塗るとショウルームにあるサンプルより色は薄くなる。
・1枚だけサンプルを作れば塗料缶に付着した塗料の色で塗った後の色が推測できる
ショウルームの見本から色を探すよりこの方が短時間で目的の色を探せる
・フローリング、羽目板の塗装サンプルは用意されているが合板に塗った物は用意されていない(新宿御苑前のショウルーム)
・壁面であれば基本的に全種類1回塗り。水濡れ、手垢が付く場所はクリヤを上塗りする。
・浸透性塗料なので固い部分は薄く柔らかい部分は濃くなる。
製材時の痕等は塗料が浸透しやすく濃くなり節の周辺など固い部分は薄くなる
左上のサンプルでは縦、それ以外の物は横方向に縞模様が見える、これは製材時の痕。
ヒノキ合板のように木目が弱い物でも固さに差があると木目が強調される。
・マスキングしても僅かに塗料がマスキングの下に回り込む。
・エキストラクリヤーは他の製品より粘度が低く塗りやすい。
粘度が低い分だけ木材が塗料を吸い込みやすく同量で塗れる面積が少なくなる。
・塗料が乾燥すると僅かに色が変わるので色の確認は翌日した方が良い。
・刷毛は洗えるがオスモコテバケは使い捨て。 <-約¥500
2010-06-07
ドーマーは小さな家のような構造なので練習用に丁度良い。
まだ仮止め。塗装してから貼る予定
斜め切りは大分慣れた。ノコ歯のカバーは丸鋸定規を使うときにはとてもじゃまくさい。昔の丸鋸はカバーを固定できたが最近の物は固定できないようだ。
ビスを補充
かかった費用 価格は税抜き | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
コーススレッド | カインズホーム | 1 | ¥1,980 | ステンレス 35mm |
仮釘 | カインズホーム | 1 | ¥418 | 長さ30mm 太さは0.9mm程度 |
刷毛 | カインズホーム | 1 | ¥158 | ラスター刷毛 柔らかい刷毛はオスモの塗装には使えない 本来はゴミを払い落とすためのもの |
ドリルビット | カインズホーム | 1 | ¥398 | ANEX +2 |
2010-06-09
発泡ウレタンスプレーは横向きにおいて保管しているとノズル付近が固まってしまうようだ。ノズルを付けてトリガーを思いっきり引いたらノズルが折れて使えなくなってしまった。
どのメーカーの物でも「立てた状態で保管すること」と書いてある
もったいないので折れたノズルを地面に押しつけて全部噴射させてみた。空気中の水分と反応するので分厚く吹くと中心部が硬化しない。
ドーマーの壁を塗った。サンプルよりかなり色が濃い。
この写真は茶色っぽく写っているが実際は焦げ茶色
ネットショップで購入。全部で約¥55000。あともう1缶必要になる。塗り分けは塗料の無駄が多くなる。
塗装途中。合板はコテバケじゃないと上手く塗装できない。刷毛だと刷毛ムラが出来る。塗料が固いので塗装に時間がかかる。
かかった費用 | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
オスモ塗料 | 大橋塗料 | 1 | ¥15,930 | ウッドワックス/2.5L/#3163ウォルナット |
オスモ塗料 | 大橋塗料 | 1 | ¥15,930 | ウッドワックス/2.5L/#3122アンチックパイン |
オスモ塗料 | 大橋塗料 | 1 | ¥11,620 | エキストラクリアー/2.5L |
コテバケ | 大橋塗料 | 1 | ¥924 | オスモコテバケ/90mm |
コテバケ | 大橋塗料 | 1 | ¥546 | オスモコテバケ/スペア |
洗浄液 | 大橋塗料 | 1 | ¥4,680 | オスモ専用刷毛洗浄液/4L |
PP皿 | 大橋塗料 | 1 | ¥745 | コテバケ・ローラー用PP皿 |
刷毛 | 大橋塗料 | 2 | ¥974 | 塗装用ラスター刷毛BH3.5 |
2010-06-10
発泡ウレタンスプレーとビスを追加購入
噴射させるときは逆さまにして使用する。天井部分はとてもやりにくい
65mmのスリムビスは400本使い切った。追加購入。
こんなふうに隙間を充填。分厚く吹くと1日かかっても硬化しないので必要最小限に。はみ出した部分はカッターナイフで切り落とす。硬化すると表面がテカテカになる。紫外線で劣化するようなので日光が当たる部分には使用できない。昨日屋外で使用した物は真っ黄色に変色している。
硬化しながら膨張する。完全硬化するまで膨張は続く。完全硬化するのに半日かかると見て置いたほうがよい。
ドーマーの壁が垂直でないので厚さの違う合板を貼り付けて垂直を出す。階段状になってしまうが隙間は接着剤でごまかす。模型工作でよく使うヒノキ角材なんかも使っている。
接着剤を塗ってタッカで固定している。
接着剤は根太ボンド。硬化するのに時間がかかるが材料が接着剤の水分を吸って反ったりしないので使いやすい。ノズル付近の接着剤が硬化するので再利用するときは釘でノズルに穴を空ける。たぶん2週間以上そのままにすると使えなくなる。
購入したベニヤ
電動のステープラーはちょっと非力で木目/材種によって打ち込み不足が発生する。
かかった費用 | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
ベニヤ | カインズホーム | 1 | ¥325 | 厚さ2.3mm |
ベニヤ | カインズホーム | 1 | ¥458 | 厚さ3mm |
ベニヤ | カインズホーム | 1 | ¥455 | 厚さ4mm |
レベル | カインズホーム | 1 | ¥1,680 | シンワ ブルーレベル 300mm |
ステープル | カインズホーム | 1 | ¥98 | MAXステープル 13mm |
ヒノキ角材 | ホーマック | 4 | ¥168 | 900x30x2mm |
発泡ウレタンスプレー | カインズホーム | 1 | ¥980 | セメダイン ハイスパンフォーム-400 |
ヤスリホルダー | カインズホーム | 1 | ¥1,450 | タジマ |
コーススレッド | カインズホーム | 1 | ¥498 | 65mmスリムビス |
コーススレッド | カインズホーム | 1 | ¥1,980 | 40mmステンレス細軸コーススレッド |
2010-06-11
天井を固定するための角材を取り付けてドーマーを接着。釘で固定すると下地が階段状になっているのでマズイ。接着剤が固まるまで1日かかるので残りの時間はひたすら壁の面取り。手動工具は時間がかかる。ものすごく重労働。プロは電気カンナを使っているのだと思う。刃こぼれしている小型の電気カンナと大きな物しかない。小型の物を1台買おう。
角材を壁に固定
接着
合板の面取り
2010-06-12
今日は暑くてやる気がわいてこなかったので仮設階段を作った。
段板は65mmのスリムビス4本で固定されている。ササラは若干強度不足。中央付近に乗るとかなりたわむ。
とても便利。
2010-06-14
ドーマーの側壁は1枚ずつ接着剤で貼り付けている。
接着剤はこれくらい塗っている。
クランプが10個しかないので1枚ずつしか貼れない。
新寸法の枠が届いたので入れてみた。寸法がぴったりだと作業が楽。
壁が無くても固定できる枠はこれが最後。残りは壁と一緒に入れていく。
2010-06-15
鴨居を取り付けた。鴨居の下には枠が入って吊り戸がぶら下がる予定。クランプで固定しているのは丸鋸ガイド。間柱には圧縮力がかかっているかも知れないのでジグソーで切断してから丸鋸で切っている。丸鋸の刃が挟まると簡単には取れない。ジグソーの刃は挟まりにくいし挟まったら刃を外してしまえばよい。難しい作業ではないが精度が低いと枠を取り付けるときに苦労するので何度も寸法を測りながら作業を進めるのでとても時間がかかる。
鴨居取り付前の状態。何故か間柱が入ってしまっている。
3月頃の写真
鴨居はもう一箇所有る
ドーマー最後の側壁を貼った。
2010-06-16
面取りはトリマーを使用するのが最も早くて確実だった。
・電気カンナ:一定量の面取りが難しい。刃の回転半径が大きいので切り口が綺麗
・面取りカンナ:刃が切れないと木口が荒れる。体力が必要
・トリマー:木口を切るときはゆっくり送らないとささくれる
ヒノキは欠けやすいので綺麗に面取りできなかった箇所が多数有る。
2010-06-17
ドーマーの窓枠を入れた。これも接着。熱気が溜まるのでとても暑い。ドーマーの施工は涼しい時間帯にやる。
下枠を固定しているところ。色を付けた方が良かったか...
反対側。右下に有るのは祝上棟の飾り。普通は屋根裏に入れるらしいがこの家には屋根裏が無い。
2010-06-19
80枚面取り終了
これは一部
2010-06-21
床貼り開始。先ずは掃き出し窓の下枠から。
この部分に使おうと思っていたルータービットは大きくて使えず。
こんな形状にルーターで加工
斜めの切り落としもルーターを使用している。こんなジグに貼り付けて削った。
真ん中が膨らんでいて入らない。電気カンナとサンダーで削って平らにした。
膨らんでいる原因は
・アンカーボルトの座金が突き出ていてそのまま上に合板を貼ってしまった
・大入れの嵌り込みが浅い
・座金に当たった釘が土台と合板の隙間に入り込んで浮いている
の可能性がある。このいずれでも合板と土台&大引きの間に隙間があることになるので床鳴りの原因になる可能性有り。鳴るようなら下に潜って断熱材(スタイロ)を取り去って隙間をパテ埋めしてしまうことにする。後工程での修正をやると無駄に工数がかかるのは物作り全てにおいて共通。
2010-06-22
工具の動作確認。最初に使う工具は全部試し打ちをしてから使う。特に化粧材はやり直しが出来ないので慎重に。
かなり古い機械
工具のラベルに商社らしき名前があるので、たぶん外国製。
試し打ち。反動が大きいので打ち込むときに頭(紫色の部分)を押さえていないと打ち込み深さが一定にならない。
最初の一枚目はこんなふうに入った。
床材を並べてみた。長さ4m幅130mm、厚さ18mm、唐松。白い物もあれば黄色い物もある。寸法のばらつきなどを計測。
全部同じ寸法なら楽なのだが...
・木口は割れている物が多い。
->いずれ乾燥して割れるかも知れないが貼った直後は綺麗であって欲しいので切り落とす。
・幅は130mm丁度ではない129.0mmに満たない物もあれば130.3mmの物もあった。更に木口部分は乾燥していて幅が狭い。
->幅が大きく違っている物が並ばないようにする。
・サネの割れ、壊れがある
->大きく壊れている物は張り始め貼り終わりに使用する。
・そりが大きい物が混ざっている。それ程多くはないが10mmも反っている物がある。
->切断して使用する
・焼け
->切り落とす
こんな事を考慮しながら貼っていく。
焼け
サネの壊れ
割れ
2010-06-23
床には細かい木くずが堆積しているので掃除。ここだけは集塵機ではなく回転ブラシ付きの家庭用を使う。家庭用は軽いし手元スイッチがあってとても便利。
コードが出てこないので分解。内部で絡まっていた。無駄に時間が過ぎる...
1日かかって4列だけしか貼れなかった。奥行きは約10m。
タッカはこの位置に斜め45度の角度で打ち込む。間隔は約20cm
2010-06-24
接着剤併用で固定している。セメダインのUM600V。ウレタン系。
接着剤を使うと...
・床板が反らない
・床板が乾燥すると割れる
・床鳴りが少なくなる
使わないと
・床板が反る
・割れにくいが縮んで隙間が空く
一長一短がある。白ボンドは床鳴りの原因になるので使わない方が良いらしい。
軽く板を乗せて剥がすとこんな具合。
作業が単調なので飽きてくる。
デジタル波形。
打ち込み不良発生!! 釘に当たったか?? こんな所に釘は無いはずなのだが...
食い切りで切断して、大きなマイナスドライバーをタガネ替わりにして修正。
今日は6列で終了
床貼りは移動距離が長くなるので道具を小さな箱に入れて作業しないと効率が悪い。
2010-06-25
床下点検口の位置決め。端切れの板を並べて位置を決める
ちょっと凝ったやり方で穴を開ける。点検口は別の場所にする予定だったが電線管が有って邪魔なので位置を変えた。
4mmのベニヤを穴空け位置にタッカで仮止め
枠の少し内側をジグソーで切り抜く。断熱材が見えているが点検口にする部分には断熱材を入れておかない方がよい。
4mmベニヤをガイドにしてフラッシュビットを使って仕上げる。
穴が開いた。
取り去った断熱材
床下にはヤスデの死骸がかなりある。虫は水分を1日絶てば死んでしまう。
2010-06-26
4方を角材で囲まれている場所なので必要ないと思うが点検口を開けた時の見た目の為に補強を入れた。断熱材は細く切って填め込んである。2個写っている金具は断熱材が落ちてこないようにするための物。
穴を開けた外側にベニヤを仮止めして10mm彫り込む。
点検口の枠はこんなふうに収まる。床板の厚みぶんだけ浮いている。
2010-06-28
貼り終わりが嫌な幅になってしまった。残り約20mm。12mmの合板が上に乗るので最後の床板は8mmしか見えない。どうしてくれよう...
床板の幅のばらつき調整などで意図的に隙間を空けたいときはスペーサーを入れておく。タッカは斜め45度に打ち込むのでスペーサーを入れておかないと隙間が詰まってしまう。タッカを打った後に引き抜く。ちょっと強く挟まってしまうので紙ではダメ。厚さ0.3mmのクリヤホルダーを切ってスペーサーにしている。
2010-06-29
壁の塗装開始。湿度は72%。外は雷雨なので窓を開けられない。オスモは刺激臭の溶剤を使っていないので閉め切った室内で塗装してもラリったりしないで済む。コテバケでも完全には刷毛目は消せないので塗った後に余分な塗料をぼろ切れで軽く拭き取るようにした。
約20枚塗装完了。
2010-06-30
今日も塗装。昨日との合計で40枚。塗料はまだ4割残っている。
こんな具合に立てかける
コテバケは洗うと洗浄液を大量に吸い込んでしまうので洗浄しない方がよい。塗料が乾かないようにレジ袋にいれて出来るだけ空気を抜いて保管する。こうしておけば翌日も使える。
40枚=65平米塗って4割余った。標準施工量は1缶で50平米。2倍違う。塗料を吸収しない材料の場合は施工面積が広くなる。
2010-07-01
昨日施工した床板が浮いていた。床下点検口の縁をルーターで整えているときに気づいた。板が短くタッカを打ち込むと割れるので接着剤のみで固定しておいたのだが一番右側の板をタッカで固定したときに押されて浮いてしまったようだ。そのまま気づかずに1日経過して接着剤が固まった。
短い方はフロア工具を差し込んで接着剤を切ってから、横から叩いて外せた。
これは長いしタッカで固定しているので簡単には取れそうもない
丸鋸で切断。右側の板は丸鋸のガイドに使った板
フロア工具(だと思ったが塗装剥がし工具のようだ)を叩き込む。頑丈なスクレイパーのような物。
取れた
今度は浮かないようにピン釘とクランプで固定
短い板をフロアタッカで固定すると確実に割れるのでピン釘を使った
タッカで固定できない側が浮かないようにクランプ
ねらったところに釘が打てるか実験。釘の先端径より釘打機の射出口が大きいのでかなりずれる。
オスモウッドワックス二度塗りの実験。左が二度塗り。一度塗ったところには塗料が浸透できなくなるためそれ程色は濃くならず鮮やかになりテカりが強くなる。写真では二度塗りした方が大分濃くなっているように見えるが肉眼では両者の差は余り感じられない。
2010-07-02
落とし穴を塞ぐ。上蓋の加工は後回し。この状態だと雨の日に高くなった床下の湿度で板が反るので注意!! 下側からの湿度供給を絶っておく必要有り。
壁貼り開始。自在錐でエアコンの穴空け。
ライティングダクトの配線は壁をルーターで削って電線の通り道を作る。
12mmの合板に深さ6.5mmの溝を掘る
ライティングダクトの電線
釘は最初に合板に植えてから貼ってみることにした。この釘を釘打機の射出口に突っ込んで打ち込む。植え方が斜めだと釘が曲がってしまうので注意。
エアコンの配管が通っている部分は釘ではなくコーススレッドを使用している。釘の頭は目立つと思ったが光が反射しないと解らない。釘とコーススレッドの区別もかなり近寄らないと判別不能。
2010-07-03
ちょっと木目がうるさい感じ。もっと濃い色で2度塗り検討必要か? とりあえず全部貼ってから再検討。
2010-07-03
今日は地味な作業ばかり。基礎パッキンのスペーサーが突きだしている場所があるので切断。
ここはスペーサーだけでなく基礎パッキンそのものも出ていた。ノミで簡単に削れる。
大入れの段差取り。僅かに出ているだけだがフローリングを貼るときに影響が出る。この上に乗る根太レス合板も完全に同じ厚さというわけではなく僅かにばらつきがあるため、ここを平らにしても完全ではない。
床下点検口を空ける場所に補強を入れた。左側が点検口になる。大引きはヒノキだが補強はその辺に転がっていた米マツを使用した。90mmのコーススレッドで大引きに固定してさらに下から鋼製束で支えてある。
木の種類が大分解るようになってきた。木目の詰まり具合、色、切ったときの大鋸屑、臭い、重さ、節の状態などが樹種によって異なる。鉄分に反応する樹種もあるようだ。釘の痕(奥に2つ)や鉄粉のシミ(カビのように見える)なども判断基準になる。これはヒノキ。
釘の頭をパテ埋め。奥の一個は見えなくなってしまうのでそのまま。
このパテは乾燥時に痩せすぎる。コニシのウッドエポキシの方が良かったか?
かかった費用 | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
木工パテ | カインズホーム | 2 | ¥498 | セメダイン 木工パテ ラワン、タモ |
2010-07-08
大きな丸鋸定規を作った。合板は長手方向の平行度は高いようだが僅かに曲がっていたりするので市販サイズの丸鋸定規は少し小さすぎる。
2010-07-10
この板を貼っていたら裏からヤスデが出てきた。???。
取り外してみるとここだけ通気パッキンだった。
発泡ウレタンで穴を塞ぐ。
かかった費用 | ||||
品名 | 購入場所 | 数量 | 単価 | 解説 |
発泡ウレタンスプレー | カインズホーム | 1 | ¥980 | セメダイン ハイスパンフォーム-400 |
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