電気工事

電気工事の計画と実際

まとめ:
 ・施工には電気工事士の資格が必要。電力会社に申請するときに電気工事士の免許提示を求められる。
  免状が必要になるのはこの申請だけ。
  引き込み線工事(電柱->分電盤まで)を外注してしまうと、無資格者が工事をしてしまうことに対するチェック機能は存在しないことになる。
 ・VVF 2.0×3C(アース付)の電線は本当に必要な箇所だけにすると良い。固くて施工性がとても悪い。
  特に屋外コンセントとの相性は最悪。屋外コンセントはVVF1.6×3CもしくはVVF2.0×2C+アース線にすべき
 ・出来るだけ写真を多く撮影しておこう。そうすれば隠れてしまった箇所がどうなっていたのかが解るときがある。
 ・通信回線や電力の引き込み方法を良く検討しよう。事前に電力会社、インターネット、電話会社から資料を取り寄せて検討する必要がある
  出来れば、家の設計初期に
 ・電線を這わせる経路の決定は現物合わせも必要になる。2次元の図面上で完璧な配線経路を決定するのは不可能
  基本的な配線経路の決定は設計図上でイメージしておく必要があるが、柱や梁の穴空け欠損箇所を最小にするための配線経路は
  家の骨組みが出来上がってみないと解りにくいものだ。
 ・他の工事との順番がどうなるのかを確認しておく箇所がかなりある
   -外部コンセント:
      外壁を施工してから穴を開けて電線を出すのかそれとも先に電線を出してから外壁を貼るのか
      内壁を貼ってしまったら電線は外に出せないので、外壁が先か内壁が先に施工されるのかを確認する必要がある
   -電力量計:
      屋外にあるので外部コンセント同様の考慮が必要
   -ガス釜:
      ガス釜のリモコンケーブルと屋外コンセントを同一にしたいならガス釜の施工会社との連携が必要
   -ガスコンロ:
      100Vを必要とする機種もある。
      コンセントが付近に必要になるし、常時通電なので出来れば余り目立たない位置に欲しい。
   -アース:
      通常のD種接地で良いなら余り考慮点はないが
      接地抵抗を小さくしたい場合(主にオーディオマニア)はアース線を埋設する経路に足場があったり
      他の配管が先に埋設されてしまう可能性がある。
      足場が取れるのは家の外部がほぼ完成した時点になるので工事終盤、足場が設置されるのは基礎が出来上がった後の上棟直前
   -電力ケーブル地中埋設:
      アース同様の考慮が必要
      基礎スラブや立ち上がりを貫通させるなら基礎工事との連携も必要になる。
      立ち上がりを貫通させるなら後からドリルで穴開けできるがスラブ(=基礎底面)を貫通させるなら
      ステコンを打った後では不可能になる。
   -家の設計:
      家の強度計算は電線が通る穴の事を考慮して設計されているわけではない
      そのため出来るだけ強度を落とさないように電線を這わせる必要がある。
      設計段階で電線を通す無難な場所があるのかを検討しておく必要がある
   -エアコン:
      室内機給電と室外機給電がある。配線経路が異なるのでどちらが選択されるか事前にわからなければ配線は出来ない。
 ・費用のまとめは、このページの一番下にLINKがある「電気工事その2」に掲載
  セルフビルドによる節約額はだいたい器具(照明や換気扇など)を除いた電材とほぼ同じかその2倍程度になると思われる
 ・この家は
   -電線を這わせるために最も適当な場所である屋根裏が無い
   -100V電力引き込み線が地中埋設
   -必要以上に電線が太い
   -コンセントやスイッチが柱の近く以外にもある
  であるところが平均的な家とは異なっている
 ・東電のリミッターは
  契約アンペア数+5Aが2分継続すると落ちる というのが目安。
  短時間であれば契約アンペア数を超えてもリミッターは動作しない。
 ・電線が一番混雑する場所は設備が集中する水回り。分電盤からタコ足配線されるので水回りの近くに分電盤を配置するのが一番合理的。
  配線長を短くするために屋外からの引き込み点は分電盤の近くが理想。結果、引き込み点は水回りに近くなる
 ・法的な遵守事項「電技」および「内線規定」には色々なルールがあるが守るべき基本ルールは以下の3つ
   導体を絶縁する
   電線の放熱を阻害しないようにする
   電線に機械的な負荷をかけないようにする


2013-08-03

(まとめ)セルフビルドする場合の電力会社との作業分担。東電の場合(他の電力会社の場合も大体同じだがリミッターが無かったりする地域もある)
・第2種電気工事士の資格を持っていれば外注すべき作業はない。但し自宅に限る。
・赤い電線と赤丸部分の接続作業が東電の仕事。工事費はかからない。
  -DV線(電柱から建物までの電線)の引き込み
  -電力量計の取付
  -リミッターの取付
・DV線を建物に固定する金具は電気工事士が用意する。距離が長いと大きな張力がかかるので注意。
・青い電線は電気工事士が配線する。
 CVTもしくはCV電線の赤丸部分の接続は東電がやるので電気工事士は電線を這わせるだけ。
・絶縁抵抗計や接地抵抗計などの特殊工具は必要ない。

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2010-01-24

引き込み線のルールが解らなかったので内線規定を購入。電技はネットでファイルを入手できるが内線規定は書籍を購入する必要がある。1000ページ近くあるので印刷物でないと斜め読みできない。内線規定は電技(=電気工事士の試験範囲だ)の建物内配線のルールを更に具体的にした物。設置や引き込み線など建物の外部にある物も含まれているのでこれ一冊有れば配線ルールの全てが解る。

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付録の黄緑色の方が重要。この付録は東京電力用。電力会社毎に異なるので自分の住所にあった物を購入する。

電気を引き込む為の申請はこの紙一枚を書けばよい。東電のサイトからPDFファイルを入手出来る。もちろん一般向けのメニューではなく電気工事店向けのページにある。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
内線規定 東京電力版 アマゾン 1 ¥3,675 JEAC8001-2005 ISBN4-88948-123-0

2010-01-28

最寄りの東京電力に行って引き込みについて聞いてきた
当方の場合、以下が不明点(結果は3点とも特に問題なし)
 1.引き込み口と分電盤までの距離が非常に遠くなる
 2.スッキリポールは高価なので使いたくない。適当な鉄パイプじゃダメ?
 3.床下に引き込み線を長距離配線して良い?

・電気工事士が引き込み経路を図示した物を持っていけばその経路がOKかNGかを判断してもらえる
 内線規定が十分理解できていれば電気工事士でなくてもOK。
 必要な物(ケースバイケースだが)
  -敷地の図面
  -敷地と電柱の位置関係 <-敷地の形状は東電で電子化している 電柱番号から目的の場所を突き止めることができる
                住所からも解るようだが電柱番号から検索する方が簡単なようだ
                管轄外の営業所に行ったらXX県XX市までの住所が必要。電柱番号だけでは解らない。
  -付近の電柱の電柱番号
  -電柱から分電盤に至る配線図
    電線の距離、太さ、種類
    電線の敷設場所(地中に埋める、小柱を使う、家の壁の中を通る等)
    電力量計の位置(取り付け高さの取り決めもあるので3次元的な図が必要)
・東電が配線にOK/NGを出す基準は内線規定ではなく電技
・東電は電技の解説本「ISBN978-4-8299-2005-3」を使用している。当方が行った営業所(八王子)だけかも知れないが。
 上で紹介した内線規定の緑色の本も1人1冊持っているようだ

その他の情報:
 ・内線規定に「引込口から引込口装置まで8m以内にせよ」とあるがあくまで「勧告」なので違反しても東電としてNGとは言えない
 ・電技第165条に引込口の付近に遮断機をつけよ という記述があるが東電として「付近」を明確にするための
  具体的な数値を持っていない。 <-つまり遠くても良い
 ・引込申込書はホームページからダウンロード出来るPDFでも良いし東電にあるカーボンコピーできる用紙を使用しても良い
 ・電気工事店以外の人が引き込む場合は引き込み場所を管轄する東京電力の営業所で事前にその配線でOKかNGかを
  確認しておいたほうがよい。詳しくチェックされるとのこと。
 ・遮断機が電力量計の電源側にあっても良い
  引込口->遮断機->電力量計->分電盤 という変な配線もOK
 ・スッキリポールを使う場合、引込口は「スッキリポールの先端」になる。
 ・引込口取付点(内線規定13ページ参照)から負荷に至るまでの配線は自分の所有物。
  例外は「電力量計」と「アンペアブレーカ(リミッタ)」。これは東電の所有物。
 ・アンペアブレーカは「遮断機」ではない。内線規定で言う「引込口装置」に該当しない。

PICT1561.jpg

東電でもらってきたカーボンコピーの申請書。引き込みの申請は通常こちらのフォームを使用するようだ。

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東電がOK/NGを出す基準は「電技」。緑の本の内線規定ではない。

但し1点問題発生。敷地の境界に電線を引き込むための小柱が立っているのだが、それが使えないという話。
東電ルールでは1つの小柱に引き込み線を2本引き込むことが出来ないらしい。土地の購入時にこれが引き込み用の小柱として使用できることを不動産屋に確認済み。小柱はNTTが管理していて(実際NTTが取り付けた管理番号が付いている)東電とNTTの協定により電力の引き込みに使えますというのが不動産屋の話。

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こんな小柱(左側)が敷地境界に立っている。右は隣の敷地の人が立てた物。小柱の根本は隣の家に立っているが横に張り出した枝は当方の敷地の上にある。

引き込み線の何処までが東電の管轄なのかを表示するために。電線には黄色か赤のチューブが取り付けてある。これより電柱側は東電の管轄。ここより建物側の配線が電気工事士の仕事だ。分界点の接続作業は東電の仕事。

PICT1560.jpg

黄色いチューブが分界点

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
解説 電気設備の技術基準 アマゾン 1 ¥3,360 経済産業省原子力安全保安院 編 ISBN978-4-8299-2005-3

2010-02-06

結局、小柱は使える事になった。不動産屋がNTTと東電を呼んで現地確認させた。
小柱の位置づけ
 ・小柱は隣の家の敷地に立っているので個人の所有物
 ・管理はNTTの管轄
 ・当方は電力やNTT回線の引き込みに自由に使用できる
 ・1つの小柱に引き込み線を2本引き込むことが出来ないルールは例外的に適用しない
となった。何だかわけ解らんが使えればそれでよい。「2本引き込み不可」ルールは東電ルールなので東電が特別にOKといえばルールは曲げられる。所有者と管理者が異なるのは賃料の問題かもしれない。個人の敷地内に電柱が立っている場合、電柱の賃料を取れるのだ。もちろんそれが自分の物なら賃料は取れない。

IMGP1557.jpg

NTTの電柱番号が付いている

2010-02-13

分電盤のカタログを注文しておいた。電気を食う物を列挙すると
 ・エアコン
 ・温水便座ヒーター
 ・電子レンジ
 ・浴室換気ヒーター
 ・工作機械
 ・電動工具
といったところ。エアコンは2台。電動工具は何処で使用するか解らない。電灯線、コンセントを1,2Fで分けて4回路とすると約10回路必要。余裕を見て14回路が適当か。

PICT1836.jpg

パナソニックの住宅配線系カタログいろいろ。

分電盤の中がどうなっているかを見てみる。左上が屋外からのCVケーブル。CVケーブルの絶縁体は半透明なのでそれと判る。

CVケーブル
 ▼
リミッタ
 ▼
漏電遮断機
 ▼
銅板
 ▼
ブレーカ(15A)多数
 ▼
コンセントや電灯

こんな経路

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配電盤の裏は気密が切れてそこから外気を吸ってしまっている。

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分電盤には放熱用の穴が空いている

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壁の裏側を通って分電盤の排気口に空気が流れる。空気を吸った跡が壁に残っている。24時間換気で室内は負圧になっているのでここから外気が入る。分電盤がある周囲の壁は密閉すべきだ。そもそも外壁ではないのでそれ以前の問題もあるのだが...

ついでにコンセントにスイッチを付ける工事をした。当方の家でもこの方式を多用する予定。パソコンなど待機電力をゼロに出来ない機器が多数有る場合は有効。現在はスイッチ付きのテーブルタップを使用している。

PICT1852.jpg

変更前

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あれっ? 接地側が白線じゃない。ブレーカーの所の配線色は合っているので色を全部逆にしてしまったわけではなさそう。電線の切り口の違いから2人で作業したと思われる。電工ナイフを使っている人とワイヤーストリッパーを使っている人。間違えたのはたぶん電工ナイフを使っている方の人。

IMGP1632.jpg

変更後。このコンセントは床面ぎりぎりの所に付いている。電子レンジ用として使われているが、旧式(安物)のため待機電力がゼロにならない。

2010-02-15

「全ての壁は電線によって穴が空けられている」と言っていいくらい電線はそこら中を通っている。分電盤の裏側は全ての電線の集合場所であり、電線による気密欠損の集合場所でもある。もし電線が通っている場所が外気と繋がっているならという前提だが... 当方の家は天井裏が殆ど無いので床下に配線を通さないといけない。当然床下は外気と繋がっている。気になったのがコンセントの穴。ここから外気を吸ってしまうか調べてみた。
結果は吸ってしまうという結論。コンセントの裏側を豆腐のパッケージみたいな物で塞ぐ施工方法もあるようだが電気いじりをするときにじゃまくさいので電線が柱や土台を貫通する場所で塞いでやるのが現実的。

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分解してみた。穴が空いている。電線を繋げば穴は小さくなるが4つ有る穴が全部ふさがるケースは少ない。半分空いていると仮定して穴の大きさコンセント1個に付き20mm2程度。

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内部構造。こんな接触の仕方で15Aも流して良いのか? 差込型というのはネジ止めに比べるとかなりテキトー

2010-02-18

VVFを固定するためのサドルを購入

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1.6-2C用と2.0-3C用

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
サドル2種 ロイヤルホームセンター 2 ¥700 釘で固定するタイプ。釘も付属している。1袋100個入り

VVFケーブルや分電盤の回路数を見積もるためEXCELでこんな図を書いた。これは1Fのコンセントの配線図。この図を
 ・エアコン
 ・電灯線1F
 ・電灯線2F
 ・1Fコンセント
 ・2Fコンセント
 ・引き込み線、GV(アース)
 ・弱電用PF管、
に分けて画く。電線総延長は300mを超えた。

PICT2028.jpg
配線図
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
haisen.zip OTHER 実際の配線とは若干異なっているがこれを見ながら配線した。EXCELファイル

2010-02-19

VVFケーブルが届いた。1つの箱に入っていた。宅配便で受け取り拒否されなかったのが不思議なくらい重い。約50kg。

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1.6mm2芯が200メートル。2.0mm3芯が200メートル。

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3芯ケーブルはアース付きの白黒緑という変わり者。普通は緑じゃなくて赤。道路公団仕様?

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外側の被覆に緑線が入っている

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
VVF 1.6×2C 100m FA Ubon 2 ¥3,700 住電日立ケーブル製
VVF 2.0×3C 100m FA Ubon 2 ¥11,000 住電日立ケーブル製 白-黒-緑 の変則的配色

2010-02-20

アースの配線

内線規定からアースに関する配線ルールを拾ってみた。住宅なのでアースの種類はD種接地工事。
 ・接地抵抗は500Ω以下 漏電遮断機を付けない場合は100Ωだがそんな家は無い
 ・接地線が外傷を受けるおそれがある場合は合成樹脂管に収める
  CD管(オレンジ色の鉄筋コンクリート用)は使用不可
  地面から立ち上がって屋内に入る部分は外傷を受ける可能性があるのでこの工法になる
 ・接地線はIV線を使用することを勧める
  あくまで「お勧め」なので厳密には裸線でもOK(もちろん裸線を使うのは非常識)
 ・電線の色は緑でなくても良い
  VVFを接地線に使用して「緑色の標識」を付けるというのも有り
  標識というのはよくわからないが緑の熱収縮チューブなんかを被せておけばよいのだと思う
 ・接地線の太さ
   漏電遮断機の容量
     30A以下 のとき 1.6mm 2sq 以上
     50A以下 のとき 2.0mm 3.5sq 以上
    100A以下 のとき 2.6mm 5.5sq 以上
    150A以下 のとき       8sq 以上
 ・アース棒の推奨サイズ
   直径8mm以上 900mm以上
 ・アース棒と接地線は半田付けをしないことが望ましい。
  たぶんガルバニ腐食が起こるためだと思う。
木造住宅に関係有りそうなルールはこの程度しかない、アース線はIVなので屋内配線するときはPF管に入れなければいけないような気がしてしまうが、そのような事項は内線規定に定義されていない。つまりアース線に限りIV線のまま屋内配線して良いことになる。

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アースの引き込み。合成樹脂管の中に入っている。古い家だとアースが無かったり緑の線が露出していたりする。

電線の通り道をドリルで空ける方が簡単か、トリマーで溝を掘る方が良いか試してみた。木材に対して斜めにドリルで穴あけするのは精度が出しにくいのでトリマーを使って電線を這わせる溝を掘った方が楽。木材に対して垂直ならドリルが簡単。

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小型のトリマー。

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トリマーで溝掘り。その左はドリルで空けた15mmの斜め穴

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トリマーの刃先形状。1枚刃。トリマーやルーターは20000~30000rpmで高速回転する。

引込線が届いた。タツタ電線のニュースラットケーブルという物。CVケーブルではなくCVT。3本の電線の外側シースはくっついている物かと思ったらばらばらになる。これなら基礎パッキンの隙間を通してしまうことも容易。必要量は40m程度。大分余るが30mのものが安かったので2束購入。

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30mのもの2束。1束18kg

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ばらばらになる

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2重構造になっている。外側がビニル。内側がポリエチレン。普通のポリエチレンより固い。耐候性があるらしい。

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
ニュースラットケーブル 14sqx3C 30m MonotaRO 2 ¥6,445 大分安いような気がする。

2010-02-22

東電に行って申請をしてきた

用紙に記入して提出、窓口で確認してもらえばおしまいなのだが申込書の記入方法が解りにくい。
 ・基本的に赤枠内を記入すればよいのだがお客様番号は東電が記入する。
 ・リミッタを使う場合はSBにチェックを付ける
  契約容量は東電が記入
 ・リミッタを使う場合は主開閉器(=漏電遮断機)の容量は記入しなくて良い
 ・送電希望日は大体でよい。工事が順調にいかないこともある。
 ・太陽電池がなければ自家発電の欄には「なし」と書く
 ・表一枚だけでなく、全部で3ページ記入する
  「引き込み線状況図」と「結線図」を書かないといけない
 ・結線図の子ブレーカーは設置する分電盤の中に有る数量分だけ四角形を画く
  20Aとかは画かなくとも良い
 ・自分で工事をする場合、当然電気工事店名はいらない

自分で工事をする場合、電気工事士の免状も必要。受領されたら1週間後あたりに東電から電話がかかってくる。どんな内容の電話なのかは不明。とりあえず待つしかない。

PICT2076.jpg

電柱は○の半分を塗りつぶした物。NTTの小柱は□に×マーク。引き込み口の位置は△で画く。付近の電柱番号を調べて書き込んでおく必要がある。問題の小柱については「問題なし」と言われた。現地を管轄する「川越支社」に直接行ったからだろうか? とりあえず八王子の東電がアホだったって事にしておこう。NTTの小柱を経由する場合は小柱までが1本のDV線でそこから各家庭に分岐するとのこと。DV線が細かった場合は張り替えとなる。引き込み線取付点の高さは3.3mと低くした。定尺4mの鉄パイプの1/6を地面に突き刺すとこの高さになる。

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結線図。何故かカーボンコピー用紙の「裏側」に記入する。太陽光発電、動力の引き込み、「エコなんとか」 を使用しないケースではとても単純な図になる。ガスは電気に押されまくっているが、あの不細工なガスメーターを何とかしようって事は考えていないのかな? 大電力IHの登場で電気もガスに負けない火力になってきている。核燃料廃棄物の事なんかを無視して電気とガスを比較するとガスが圧勝するのは設備の大きさ、乾燥機の乾燥時間程度しか無い。

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2010-02-23

AC100Vの情報はネット上に多くあるがNTTの電話回線、光回線、ケーブルテレビの情報は非常に少ない。弱電はPF管やCD管を配管しておいて後から電線を通すはずなのだが管の太さはどうしたらいいの?ってな情報が見つからない。ネット上に無さそうなのでNTTとケーブルテレビ会社に電話して資料を取り寄せた。

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ケーブルテレビは直径22mmにS-5C-FB、NTTの光は22mmが推奨で16mmでもOK。かなり太い。

NTTとケーブルテレビ会社の配線情報
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
NTT.zip OTHER NTTの回線。光や電話のメタル回線など全般  複数のJPGファイルをZIPで圧縮してある
cableTV.zip OTHER ケーブルテレビの配管。ケーブルテレビ会社毎に異なるのでご参考。 複数のJPGファイルをZIPで圧縮してある

色々購入

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ケーブルテレビのS-5C-FB 100m テレビが無いので必要ないのだが欲しくなったとき後で通すのは面倒なので配線だけはやっておく

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LANケーブルカテゴリ5e 現在はカテゴリ7なんていうのがあるが、10Mbpsすら使い切れていないので安物にした。ネットに繋ぐだけなら10baseTでもおつりが来る

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小物色々。スプレー缶は1液タイプの発泡ウレタン。

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リングスリーブとスリーブの絶縁キャップ。差込型コネクタは使用しない。

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PF管。内径16mm。PF管の呼び径は内径を表す。オレンジ色のCD管はこれの半額程度。CD管の欠点は地中埋設が不可という点(法的には問題なし、性能に難有り。たったの¥1000をけちってしまう施工が大問題。オレンジ色の配管が見えると言うことは他も徹底的にコストダウンしている)。エアコンのドレンホースとそっくりだがものすごく硬い。カッターで簡単に切れる。

かかった費用。ロイヤルホームセンターってちょっと高い。
品名 購入場所 数量 単価 解説
タイラップ(=インシュロック) ロイヤルホームセンター 1 ¥327 CVTを束ねるための物。
21mm木工ドリル ロイヤルホームセンター 1 ¥1,390 CVTを柱に通すための穴を空ける。使うのは1カ所だけ
PF管サドル ロイヤルホームセンター 1 ¥1,300 100個入り。PF管を柱に固定するための物
ステップル ロイヤルホームセンター 1 ¥369 VVF2.0-3C用
発泡ウレタンスプレー ロイヤルホームセンター 1 ¥1,690 1液タイプ。2液タイプは2液の化学反応だが、1液タイプは空気中の水分が必要(たぶん)。
丸ケーブルステップル ロイヤルホームセンター 2 ¥115 LANケーブルを固定するための物。一部PF管内に収めずに配線してしまう
LANケーブル ロイヤルホームセンター 1 ¥4,490 カテゴリ5e 100m 見た感じかなり安物
S-5C-FB同軸ケーブル ロイヤルホームセンター 1 ¥3,480 ケーブルテレビ用。100m こんなにいらないのだがネットで注文しても送料とか無駄にかかるのでついでに購入
PF管 ロイヤルホームセンター 1 ¥2,870 内径16mm 50m
針金 近所のホームセンター 1 ¥268 呼び線として使う。床下に入れない場所があるので空っぽのPF管をあらかじめ数本通しておく
ネジ 近所のホームセンター 2 ¥448 ちょうど良いサイズの鉄製ネジが無くステンレス製になってしまった。すごく高い。
リングスリーブ MonotaRO 1 ¥557 中サイズ。100個
リングスリーブの絶縁キャップ MonotaRO 1 ¥1,155 オーム電気 OP-1
リングスリーブの絶縁キャップ MonotaRO 1 ¥1,373 オーム電気 OP-2

2010-02-24

分電盤が届いた。Panasonicの「ぴたっと盤」。金属製でしっかりした造り。

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鉄板の厚み1mm程度か? かなり頑丈

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14回路+2回路予備スペース。

今日ちょっと配線作業をしたがPF管は基礎パッキンの下を通らず。CVT用の21mmはちょっときつすぎた。木工ドリルを追加購入。

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ドリル3本と玄翁

かかった費用。
品名 購入場所 数量 単価 解説
分電盤 タカラショップ 1 ¥34,470 Panasonic電工 BQG35142
24mm木工ドリル CAINZ HOME 1 ¥1,380 PF管用。CVTもこのサイズ、ちょっとぶかぶかだけど。
15mm木工ドリル CAINZ HOME 1 ¥715 VVF2.0-3C用 15mmは有ったのだがシャンクがインパクトドライバーと合わなかった
12mm木工ドリル CAINZ HOME 1 ¥680 VVF1.6-2C用
ビニールテープ CAINZ HOME 1 ¥30
玄翁 CAINZ HOME 1 ¥680 安物 300g

2010-02-25

130m程度配線した。素人作業だと1日70~80m程度しか配線できない。「コンセントの位置移動させた方が便利そうだ」とか雑念が入るのでなかなか前に進まない。
配線についていろいろ
 ・2.0-3CのVVFは固くて配線に時間がかかる
  2.0-2C + 緑のアース線 の方が楽だと思う
 ・天井裏の無い構造は酷く配線が面倒。どこを通すのか考える時間が長くなる
 ・電気配線については殆ど頭を使わない。どこに穴を空けたら耐力を落とさないかに頭を使う。
 ・間柱が入ると大きなドリルで柱に穴を空けることが出来ない
  インパクトドライバー+インパクト用の木工ドリルがぎりぎり入る
 ・インパクトドライバーならφ24も余裕で穴が空く。
 ・電気屋さんから聞いた話:
  申請関係で一番うるさく言われるのは引き込み電線の高さらしい。
  当方は既設の小柱(高さ約8m)経由で自宅の小柱(高さ3.3m)に引き込むので問題ないが
  電柱から直接3.3mの高さに引き込むのは難しいらしい
 ・真っ直ぐに伸ばしたPF管に呼び線無しでIVを通線すると10m~15mが限界。

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14sqの引き込み線

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横方向に柱を貫通させたのはここだけ。この裏に電力量計が付く。

柱との接合部に使われている金具用の穴を使用してケーブルを通す。出来るだけ材を切り欠かない方法で配線する。

IMGP1868.jpg

金具の穴を有効利用

ルーターでL字に溝を掘って配線。内線規程ではケーブルの外径の6倍よりきついRで曲げてはいけないとなっているのだが「勧告」なので無視。上側は床の合板が土台の中央まで来るのでそれを避けるため。側面は断熱材を避けるため。断熱材の方は柔らかいので不要か? 通常、土台に穴を空けなければならないときは床板と断熱材を避けるように斜め45度に穴を空けて電線を通すらしい。PF管のように太い物を通さなければならないときも同様に施工するらしい。
VVFは基礎と土台の間を通している。基礎パッキンは厚さが20mmもあるので2.0-3CのVVF(幅15mm)が余裕で通る。

IMGP1847.jpg

VVF終端部分。普通はスイッチボックスを柱もしくは間柱(写真中央の幅の細い柱)に取り付けるが当方の家は内側の壁が合板なのでスイッチボックスは省略。(断熱材が入る場所は内線規程 3202-2 3202-6 で必要って事になっている。スイッチから出たアークで引火しないようにって事かな?)内壁が石こうボードの場合はネジが効かないのでスイッチボックスが絶対必要。白いのは外壁でTOSTEMのMOISSという物。この板をN50釘100mm間隔で打ち付けると耐力壁になる。在来構法だが筋交いは無い。

IMGP1845.jpg

2010-02-26

PF管を真っ直ぐにすれば呼び線くらい楽に通ってくれると思ったが甘かった。通線ワイヤーを購入して電線を通した。LANケーブル2本は楽に通るが、ケーブルテレビ用の電線は4箇所コーナーが有るとすんなり通ってはくれない。

IMGP1894.jpg

14sqの引き込み線はこんなふうに取り付けてある。最近の家は根太が無いので太い角材の裏側に貼り付けることになる。

IMGP1896.jpg

PF管は専用のサドルを使用して取付

かかった費用。
品名 購入場所 数量 単価 解説
27mm木工ドリル CAINZ HOME 1 ¥1,780 エアコンペアチューブのガス管用
1.6x3C VVF 20m CAINZ HOME 1 ¥3,000 切り売り品を購入したので単価が高い

2010-02-27

床下を通る電線。PF管が3本あるが手前の1本は予備。PF管にくくりつけてあるVVFも予備。床を貼るとここにはもう入れない。PF管の直径は23mm、土台と基礎の隙間は20mmなのでPF管が通る場所は土台の裏側を削ってある。細いドリルで穴をたくさん空けてノミで削った。電気工作でケースに大穴を空けるときと同じ手法。

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ライティングダクト用の配線

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PF管の貫通箇所。この部分は床板を切り欠かないといけないのでVVFは溝を掘らずに通してある

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リングスリーブで結線してある。冷えた電線が結露して水滴がキャップ内に溜まる可能性があるので先端を上に向けてある。何年かしたら接続箇所がどの程度酸化するのか確認してみる予定。
リングスリーブで結線する場合はアウトレットボックスの中で行うのだが絶縁チューブを使えばボックスは不要。絶縁チューブの定義は内線規定によると「接続部分のケーブルと一体化し、破壊しなければ取り外せないものをいう」らしいのだが、ピンク色のやつがこれに該当するのかは不明。破壊しないと取り外せない構造にはなっていることは確かなのだが... 差込型コネクターを使う場合もボックスは必要ない。通常は作業性の良い差込型コネクターを使用するであろうから透明の変なカバー(=ジョイントボックス)は多くの場合必要ないということになる。

「電技」および「内線規定」には色々なルールがあるが守るべき基本ルールは以下の3つだ
 ・導体を絶縁する
 ・電線の放熱を阻害しないようにする
 ・電線に機械的な負荷をかけないようにする
入手しやすい電材を使い、この3つのルールを守るように配線すれば内線規程を逸脱することは殆ど無い。但し電線が敷設される環境による材料の経年変化や耐紫外線等を考慮しないといけないのでそれなりに頭を使うことになる。

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ここまでで電気工事の半分が終了。これで床の断熱材が入れられる。床断熱材の施工は当方ではなく工務店工事。分電盤は2Fの床付近にあるのでまだ施工できない。分電盤を取り付ける壁がまだ出来ていないのだ。

IMGP1924.jpg

2010-03-01

アース配線の準備。VE管をヒートガンで加熱して曲げてみたがきつい曲率では曲がってくれない。ノーマルベントを使った方がよさそう

PICT2107.jpg

VE管とノーマルベンド

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アース棒900mm4本

かかった費用。
品名 購入場所 数量 単価 解説
アース棒 ジョイフル本田 4 ¥640 地面が固いのであらかじめ穴を空けておかないと入っていかないと思う。SS試験のスクリューポイントが70cmしか入らないところが多数有る。
VE管、ノーマルベント ジョイフル本田 1 ¥281 色が悪いので水道管に変更してしまおうか? 内線規程では「厚さ2mm以上の合成樹脂管」となっているので水道管でも良さそう。

2010-03-02

今日東電から電話連絡があった。「内線工事が完了したら10日~2週間前程度に連絡が欲しい」という内容。それ以外の連絡事項は無し。2/25に東電が工事をして周辺の電柱に4個程度変圧器が増えている。新規分譲地なので周囲の家は全て新築。当方の家はその中で最も遅い建築。

2010-03-03

電力量計のカバーが届いた。贅沢を言わなければ中に住めそうなくらい大きい。電力量計を取り付けるスペースの下に太い電線を通すためのスペースが有るので大きい。

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Panasonic電工の30A~120A用

かかった費用。
品名 購入場所 数量 単価 解説
電力量計カバー タカラショップ 1 ¥4,440 Panasonic電工 電設資材住宅分電盤・分電盤WHM取り付けボックスBQKN8314AK

2010-03-04

アース線が届いた。IVタイプのエコ電線。IV線はネットで入手難。短い物は割高。

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20m巻を2つ

かかった費用。
品名 購入場所 数量 単価 解説
アース線 MonotaRO 2 ¥2,039 EM-IE/F5.5SQ緑 20M 4本のアース棒から分電盤まで接続点無しで配線するので長い。接地抵抗の実験をするためこんな無駄な配線をする。

2010-03-05

地中埋設管が届いた。ミラレックスという商品。30mが定尺なのでかなり余る。残りは売ってしまおう。
未来工業は同じ商品コードで異なる製品を販売することがあるようだ。スライドボックスの「SBY」型は2007年にモデルチェンジして形状が全く異なる物になったにもかかわらず新型も「SBY」型として販売している。たとえ上位互換品であっても同じ商品コードを使用するのはおかしい。注文する側にとって旧商品が届くのか新型が届くのかいちいち販売店に確認しなければいけなくなる。今回何故か旧型が届いて交換してもらうことになった。

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ミラレックス。地中埋設用PF管。φ22とφ28。

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屋外コンセントなどの小物

かかった費用。
品名 購入場所 数量 単価 解説
ブレーカ タロトデンキ 2 ¥700 分電盤に増設
3路スイッチ タロトデンキ 1 ¥230 床を塞ぐ前に接続確認しておかないとマズイ。弱電でLED点灯させて3路スイッチ回路だけは接続確認しておこう。複線図は書かずに配線している。
防水ダブルコンセント タロトデンキ 4 ¥1,070 外に付けるコンセント。アース付き。
防水コンセント タロトデンキ 1 ¥1,210 ガス釜用。ガス釜のリモコン弱電配線用の穴が空いている
防水ブッシング タロトデンキ 4 ¥80 防水ダブルコンセント用の防水パッキン
埋込光るスイッチ タロトデンキ 1 ¥470 片切のスイッチなのだがパイロットランプ一体型なので3本線が必要
ロングコネクタ φ22用 タロトデンキ 1 ¥1,030 ミラレックスを基礎の貫通穴に取り付ける部品
ロングコネクタ φ28用 タロトデンキ 1 ¥1,110 ミラレックスを基礎の貫通穴に取り付ける部品
埋設シート タロトデンキ 1 ¥1,930 「低圧危険」と書いてあるシート。電線を埋めた箇所の上に敷いておく
スライドボックス SBY タロトデンキ 2 ¥100 16φのPF管を接続するスイッチボックス
ノーマルベンド タロトデンキ 1 ¥110 紺色のノーマルベンド
ミラレックス MFX-22S タロトデンキ 1 ¥12,300 φ22 30m ケーブルテレビ & インターネット用
ミラレックス MFX-28S タロトデンキ 1 ¥13,200 φ28 30m 引き込み線用
その他小物色々 タロトデンキ 1 ¥1,056 ミララックス用の予備管蓋やブッシング

まだ購入していない物は
 ・ライティングダクト
 ・室内スイッチ、コンセント多数
 ・引き込みポール
といったところ。
いままで購入した物も含めて全部で20万円程度になりそうだ。住宅として機能させるためには更に
 ・照明器具
 ・エアコン
 ・インターホン
が必要。照明器具を自作すればエアコン入れて+35万程度か? エアコンは1台中古を持っている。動くか不明だが...。電気関係総額55万円。エアコンの価格除いて電気工事は人件費70%、材料費30%程度って感じ。自分でやれば70%安くなる。

2010-03-10

SBYの新型とスッキリキャップが届いた。当方の敷地はNTTの小柱が既に立っているため電線を地中埋設するための入り口として鉄パイプが立っていれば良い。スッキリポールは電力量計を取り付ける前提の構造になっているので無駄。φ100のパイプを鋼材屋で購入してその先端にこのキャップを被せるだけのほうが不要な穴が無くてスッキリする。

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左が新型、右が旧型。

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パナソニック電工のスッキリキャップ

大きいノックアウトが22sq用、小さい方が14sq用。8sq等細い引き込み線の場合はこのモデルではなくもう一回り小さい物がある。スッキリポールは特殊な径の鋼パイプを使っているわけではないのでちょうど良いサイズの鋼パイプの購入には困らない。

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スッキリキャップの裏側はこんな形状。

スッキリポールはネットショップで購入できるがカートシステムで購入できる所は無さそうだ。型番が多すぎるためだと思われる。たかが引込小柱であるが引き込む物は「電灯」「電話」「FTTH」「CATV」「BS(CS)」「深夜電力」「動力」など多くの物が有り得るのでそれらの組み合わせで仕様が変わってくる。電線の太さや架空線の距離によっても仕様は変わる。カタログを取り寄せてメールのレスポンスの良い電材店で購入すると良い。タロトデンキはメールのレスポンスが良い。

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スッキリポールのカタログ。100ページ近くある。カタログを見ないとどれを購入したらよいのか解らない。見ても解らないような気もするが...

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カタログには型番が掲載されているのでこの番号を電材店に伝えれば購入できる。

かかった費用。
品名 購入場所 数量 単価 解説
スッキリキャップ DDF014KW タロトデンキ 1 ¥3,200 スッキリポールの先端の部品だけ単体購入 柱径φ100用

2010-03-11

引き込み線は架空にする予定だったのだが、地中埋設に変更したため基礎に穴あけが必要になった。でかい。本当に穴が空くのか??

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コンクリートドリル。ユニカ六角軸 φ35,φ28

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先端形状は鉄鋼用ドリルとは異なる。ドリルというより「回転タガネ」

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
ユニカドリル MonotaRO 1 ¥3,951 コンクリートドリル 六角軸ビット HEXタイプ・ショート φ35
ユニカドリル MonotaRO 1 ¥3,791 コンクリートドリル 六角軸ビット HEXタイプ・ショート φ28

2010-03-25

アース棒を打ち込むための鉄の棒を購入。本来の用途はロープを通して柵として使用するための物。これをハンマードリルで打ち込んで穴を開けてから、そこにアース棒を差し込めば楽に入ってくれるんじゃないかと思う。

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ロープ止め

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PF管サドルと防水絶縁用のエポキシ接着剤など

アース棒の鬼より線と緑のIV線との接続方法が解らなかったので、リングスリーブで圧着してから絶縁キャップを被せてエポキシ接着剤を流し込んでおいた。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
ロープ止め ロイヤルホームセンター 1 ¥663 直径13mm 長さ1m
接着剤 ロイヤルホームセンター 1 ¥299 エポキシ接着剤
接着剤 ロイヤルホームセンター 1 ¥365 塩ビ用接着剤
PF片管サドル ロイヤルホームセンター 1 ¥1,690 未来工業のKTF-16J

2010-03-26

アース工事は電気工事ではなく土木工事。60cm程度掘ろうかと思ったが45cm程度で止めた。ハンマードリルで土をほぐしてから掘っているのだが、それでも重労働。擁壁はL字になっているので敷地ぎりぎりの所には打ち込めない。ロープ止めはハンマードリルを使うまでもなく大きめの金槌で叩いて打ち込める固さだった。アース線を3本束ねてPF管に通して地中に埋めた。PF管の入り口はホットボンドのスティックを2本程度流し込んで防水。基礎貫通部はPF管ではなくVE管を使う。PF管とVE管は接着材で強引に繋いでしまう予定。PF管とVE管を接続するカップリングもあるがPF管用のカップリングは防水性が考慮されていないので都合が悪い。

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この下にはガス管が埋まっているのでアース線は埋設シートの上を通した。深さ15cm程度

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埋設シートは電灯線用の「低圧危険」を流用。シートは地表から10cm程度の浅い所に埋めた。

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アース用の埋設シートなんて無いと思う

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埋め戻し。小雨が降っていて土が重い。これまた重労働。

足場が邪魔でこれ以上施工できない。ジャッキの真下を掘りたいのだ。足場が取れてからにするか足場を浮かせて作業するか考え中。アース用の穴を基礎に開けてしまうという方法もある。

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今日の作業はここまで。4時間かかった。

2010-04-10

電力引き込みと通信回線用の穴を基礎に開ける。

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右側の穴がエアコンの配管を通す穴φ75 穴開け位置はエアコン穴から400mmと+200mmの位置。

鉄筋はこんな感じに200mm間隔に入っているので既存の穴(エアコン用の穴)から200mm単位の所を選べば鉄筋を掘り当ててしまう事はない。高さは既存の穴の真横にすれば穴を開けたとき鉄筋に当たる可能性は無い。更に鉄筋以外にもアンカーボルトを避けなければならないがアンカーボルトの位置は土台の上のナットの位置を見れば解るので避けるのは簡単。

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こんな感じで穴が空いた。大きな方は3度程度斜めになってしまった。金属に穴を開ける場合は少しずつ穴を大きくしていくと下穴がガイドになって良いのだが、コンクリートドリルは下穴の位置を無視して穴が空いていく感じがする。20mmまでなら比較的容易に穴を開けられるがそれ以上になるとものすごく大変。2つ穴を開けるのに2時間かかった。振動ドリルを押さえ込むのに体力が必要なので休みながら掘り進める必要がある。使った工具はこれ日立のハンマードリル。

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穴開け完了

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入り口は微妙に三角形

2010-04-11

断熱材の入っている所だけはスイッチボックスが必要なので後付けタイプの物を1個だけネットで買って取付具合を確認してみた。ボックスの縁が見えてしまうので失格。

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未来工業の気密ボックス SBP-1A

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パネルを取り付けてもボックスの縁が隠れない

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パネルが外れてこうなるとショートする。アース付きの場合コンセントをひっくり返してアース端子が上に来るように取り付けると良い。アース付きの器具を使わなければ効果無しだが...

2010-04-14

スイッチ、コンセント関係の電材を購入。これで全部。どんな家でもこの程度は必要になるはず。コンセントは全てアース付きにした。スイッチボックスは10個、20個単位の購入なので余ってしまう。スイッチボックスが必要ない場所(断熱材が入っていない場所)にももったいないから使ってしまう予定。

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未来工業の後付タイプスイッチボックス SBP-SW

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パネルの縁が横から見えない

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スイッチ、コンセント関係の電材。

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
コンセント関係電材 タロト電気 1 ¥45,950 スイッチ+コンセント+スイッチボックス

2010-04-16

基礎に開けた穴が少し斜めだったので厚めのパッキンを自作。ホールソーでゴム板をくり抜いてリングを作った。

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φ60とφ35のホールソー

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ボール盤でゴム板をくり抜く

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余り綺麗に切れない。バリはニッパーで切断

かかった費用 価格は税抜き
品名 購入場所 数量 単価 解説
ホールソー 道具道楽 1 ¥2,174 φ60
ホールソー 道具道楽 1 ¥1,141 φ35

2010-04-19

エアコンの配管を通すために床を開けた。穴開け箇所を見たら裏側が大きく剥離している。両側から開けるべきだった。

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裏側が剥離している

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ここにエアコンの配管を通す

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剥離した破片の厚さは2cm程度有る。

2010-04-21

ガルバリウム鋼板の外壁が出来てから穴を開けようと考えていたのだが防水紙と電線を通しているスリーブ(普通はVE管だと思うがフレキ管で代用)間の防水処理をするため外壁を先に施工してはマズイらしい。穴は鉄鋼用のホールソーを使用したが合板が相手だと目詰まりしてなかなか切れない。樹脂だか接着剤だかがおがくずと一緒になって歯にこびりつく。

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引き込み線を外に出した。ここに電力量計が取り付けられる。

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壁を貫通するあらゆるパイプはこんな具合に黒く厚みのある両面テープのような物で処理する。

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防水テープ

2010-04-28

剥離した箇所にはモルタルを塗りつけてしまうのが手っ取り早いが型を作ってコンクリートを流し込んでみることにした。

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基礎の立ち上がりには無いが底面にはコンクリート汁が乾いて白く堆積している。ワイヤーブラシで落とす

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型枠。穴は2つしかないが後でもう一個穴あけしたくなったときのために予備を一個用意した

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流し込み準備完了

2010-04-30

アースは基礎に空いている水道管の穴と同居しようと思ったが、基礎パッキンの隙間を通す方法に変更。

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普通は水切りを飛び越えて壁を貫通させる

PF管->水道管の異径ジョイント->電線管ノーマルベント->φ14水道管 という経路。PF管と異径ジョイントはぶかぶかなのでホットボンドてんこ盛りで接着。水道管と電線管は外径は同じ、水圧がかかるので水道管の方が肉厚で内径が小さい。

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こんなふうに電線が顔を出す

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管は水道管用のサドルを使って基礎に固定。ステンレスのビスコンを使用。

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3.5mmのコンクリートドリルで下穴空け

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浅いところに埋まっているので注意書きを埋設箇所に置いた

2010-05-06

アース棒相互の抵抗値を調べてみた。電源は直流15V。3本のアース棒のどの組み合わせでも20mA程度流れる。15V÷20mA=750Ω。1本だと1.5kΩ。こんなもんか???
(追記)計算間違ってた。結果から3本のアースは全部同じ接地抵抗と思われるので6R=750Ω×3となってR=375Ω。

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接地抵抗を計測するときは交流を使うのが正しい。

型にコンクリートを流し込んだ。水撒いてからの方が良かったか?

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コンクリート表面がかなり水分を吸ってしまっているような気がする。

2010-05-07

給湯器用屋外コンセントを取り付けた。外壁(普通はサイディングの事)が出来てから内壁を施工する順序なら苦労せずに済む。内壁が先に施工される場合は先に電線を外に出しておく必要があるが運悪くサイディングのつなぎ目に電線が来たりすると格好悪いことになる。コンセントは鉄板にタッピングビスで取り付けてある。ステンレスを使用すると鉄板が負けて錆びるかも知れないのでビスは鉄製にした。ビスからもらい錆びするかも知れないが...

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板金屋に施工方法を聞いたので凸凹鉄板の凸の部分に電線が出ている。

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取付完了。右は給湯器リモコン配線とAC100V共用の外部コンセント。給湯器はガス屋、AC100Vは電気屋の施工になるのでこのタイプの物が使用されるケースは少ないのではないかと思う。

電力量計BOXの取付。長さ90mmのコーススレッドを使用している。コーススレッドは鉄板-通気層-外壁(モイスなのでネジが効かない)を貫通して下地材の12mm合板に達する。電力量計だけなら鉄板にタッピングビスで固定できるが、給湯器も取り付けないといけないので合板の下地が入っている。

IMGP2574.jpg

隙間をコーキング。コーキング剤は空気中の水分を吸収して硬化するらしい。

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電力量計BOX取付完了。

2010-05-08

分電盤を埋め込む枠を取り付けた。この枠の内側をルーターで切り取る。

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枠は接着。コーススレッドで仮止めしてある。

IMGP2604.jpg

合板を張った後にルーターのフラッシュビットで削ると段差が綺麗になくなる。軽くサンディングすると何処が接合面だか全く解らない。

2010-05-10

型枠を取り外した。下部は余り綺麗に出来なかったが型枠に接している部分はテカテカ。セメント:砂:砂利=1:2.2:2.2の比率で配合。水:セメント=1:2.8。比率は重量比。コンクリートは水が抜けないようにすることが一番重要

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表面がガラスのようになっているので丸く切ったスタイロが写り込んでいる。丸穴の芯は木工ドリルで切りくずにして取り除いた。

ミラレックスのロングコネクタを取り付けた。一番右は予備。基礎に穴も開けていない。中央はインターネット、電話線用。PF管を基礎に固定している金具は筋交い金物を流用。ホールソーで金物に穴を開けてPF管を取り付けてある。基礎にはビスコンで固定。一番左は電力ケーブル用

PICT2737.jpg

外はこんな感じ

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2010-05-11

梁の下に電線を這わせる溝を掘った。天井に溝を掘る作業は床での作業の10倍大変。太い方の溝はライティングダクトの通り道。電線はライティングダクトで蓋がされて見えなくなる。電線を狭い空間に閉じこめるのは良くないが、ここは多くても流す電流が1アンペア。内線規定(3165-1②)には違反しているが電気の常識には違反していないので良しとした。

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ライティングダクトをはめ込む溝の中に更にVVF1.6×2Cを通す溝を掘った

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溝はフラッシュビットで。天井なので重いルーターは使えない。

2010-05-12

ライティングダクトを購入。

R0011233.jpg

寿命は約10年?

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ダクトの断面。突起がある方が接地側。切れが悪くなった木工用の丸鋸歯で切断。

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
ライティングダクト本体 ベストプライス東京店 3 ¥3,992 DH0203 配線ダクトレール ダクト本体 シルバー3m Panasonic
ライティングダクトフィードインキャップ ベストプライス東京店 3 ¥859 DH0255 配線ダクトレール フィードインキャップ シルバー Panasonic
ライティングダクトエンドキャップ ベストプライス東京店 3 ¥150 DH0256 配線ダクトレール エンドキャップ シルバー Panasonic

2010-05-13

床下でとぐろを巻いていた引き込み線をミラレックスに入れて外に出した。細い方の通信ケーブル用は針金の予備線が入っているだけで中は空っぽ。ミラレックスとコネクターはネジで固定されているので切り離せるが14sqの電線が入ってしまうと取り外せない。太い電線をフレキ管の中に通すのは簡単。細い電線は管の中で暴れてしまうので予備線を入れて引っ張らないとどうにもならない。

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引き込み線を屋外に出す

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試掘。表面は硬いが30cmほど掘ると下は比較的柔らかい。

2010-05-14

深さ60cmまで掘る。距離は5.5m。コンクリート根巻の大きさはスッキリポールのカタログを参考にすると良い。柱が高く、引き込み線が太く、長くなるほど柱を倒そうとする力が大きくなるので大きな根巻が必要になる。φ850、高さ1000mmという巨大な物が必要になる場合もある。

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表面は固く締まっているのでハンマードリルでないと掘れない。

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引き込み柱の根本は下水用の枡を型枠にする。これを地中に埋めた後にコンクリートを流し込む。もちろん型枠は取り外せない。地中に埋めたままになる。

深さ60cmまで掘る。距離は5.5m。下水用の枡は接着剤も付かないしガムテープの張り付きもイマイチ弱い。結局ネジ止めになった。

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引き込み小柱はステンレス管。材質はSUS304。#400というのはテカっているが、これは配管用なのでテカってない。外側に溶接痕は無い。

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溶接管なので内部には溶接痕が見える。重さは20kg

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
引き込み小柱 白銅 小口SHOP 1 ¥25,387 304配管用丸管(TPA) 外径101.6mm×肉厚2mm×長さ4000mm <-白銅 小口SHOPは閉店しました ステンレスTPA管を売っているところはたくさんあります。6mの長さの物もあります。
コンクリート根巻用型枠 ロイヤルホームセンター+カインズホーム 1 ¥5,988 PPトラップ。直径300mm。

2010-05-15

ミラレックスを埋めた。地中埋設の場合、通常はこの部分にかなり大きな箱が付く。

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左の1本は予備。電力ケーブルが通っている方は小さな曲率で曲げられない。電線が固いのではなく管が固い。

アース線は引き込み小柱用のD種接地とNTTメタルケーブル用専用のD種接地の計2本。NTT用が本当に必要なのか不明だが後からでは施工不可能なので通しておいた。地中内部での電線接続部はエポキシ接着剤で絶縁。コンクリートに埋まってしまう部分は無処理。

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アース線を埋めたら枡を埋める。

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木枠だと腐って隙間が空くのを嫌ったのだが約¥6000は高すぎた。

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「低圧危険」の埋設シートを地表から15cmの所に埋める。

一旦こんな状態に。電線の入った小柱は重いので2人でないと立てるのは困難。垂直に立てるのには水準器が必要。

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余った電線は足場を組んで切断。高さ3.5mなので足場の上に脚立を置けば手が届く。

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上から見た状態。今のところ小柱には通気口を設けていない。フレキ管は地中埋設部分だけでなく小柱の上まで通してある。フレキ管は床下と繋がっているので内部が暖まれば床下の冷たい空気が電線を冷やしてくれるはず。

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真横から雨が吹き込めば水が入るか?

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コンクリートちょっと足りなかった。この部分はまた後で施工。体積があるので生コンだけでなくコンクリートガラを混ぜてある。

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
アース棒 カインズホーム 1 ¥248 S型アース棒。鉄板をS型に曲げて銅メッキした物 長さ90cm
アース線 カインズホーム 1 ¥500 1.6mm緑のIV線 10m
砂、砂利 カインズホーム 1 ¥356 砂、砂利
アース端子 カインズホーム 1 ¥198 丸い穴の開いたネジ止め端子。小柱に穴を開けてアース線をネジ止め。
ドリルビット ホーマック 1 ¥996 ステンレス用 4.2mm、2.4mm
タイラップ ホーマック 1 ¥628 長さ30cm。固定用の丸穴のあるタイプ。

2010-05-17

セメントを買ってきてコンクリート根巻を完成させた。重量比 セメント:砂:砂利=1:2:2。 水:セメント=34:100。 

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ラップをかけてコンクリートが乾かないようにしてある。

これは生コン会社の配合計画書の一部。これが普通のコンクリート。セメント:砂:小粒砂利:砂利=1:0.75:1.75:2.58。実際のこの配合にするとセメントが少なすぎる感じになるし、水も多すぎる。この生コンの中の砕石にはもっと粉っぽい成分が含まれているのではないかと思う。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
セメント カインズホーム 1 ¥345 普通ポルトランドセメント
砂利 カインズホーム 1 ¥178 小粒
カインズホーム 1 ¥178 川砂

2010-05-21

型枠を外した。テカテカになるはずだったのだが... 少し水が足りなかったような気がする。 

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2010-05-31

仮設照明を取り付けた。ソフトクリーム型電球を4個。

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器具は高いので電線とレセプタクルを買ってきて自作

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仮設照明用電球

余り明るくない。外が真っ暗になったら作業はつらい。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
スライドボックス カインズホーム 4 ¥80 浅型スライドBOX これは別用途 PF管接続用
電線 カインズホーム 1 ¥1,080 VFF 0.75
レセプタクル カインズホーム 4 ¥175 松下WW3402
コンセント カインズホーム 2 ¥90 松下OWH4415
電球型蛍光灯 道具道楽 6 ¥893 スパイラル蛍光灯 36W 衝撃を与えると切れるので何かにぶつけないように注意!!

2010-06-02

配線の続きを実施。VVFケーブルを這わせる作業はこれでほぼおしまい。分電盤は16回路なのでアース線、引き込み線を含めて電線は全部で18本あるのだが実際は倍以上の電線が集合している。分電盤の裏側は後で手を入れられる場所なので配線距離が短い物は分電盤の裏側で結線するためだ。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
リングスリーブ カインズホーム 1 ¥498 ニチフ リングスリーブ小
VVF カインズホーム 1 ¥1,500 VVF1.6x3C 10m

2010-07-03

壁コンセントの取付。合板にスイッチボックスを直接取り付けるので取付位置は柱が邪魔しないところなら何処でも可能。リフォーム用の物なので壁の表面から施工出来る。コンセントの取付位置の自由度が高いのが利点なのだが新築時にこれを使うと取付穴を精度良く大工工事で開けてもらう必要性がある。

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ジグソーで角穴を空ける。

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裏側。表側の取付ネジを回すとヒレが出てきて合板を挟むように固定される。

2010-07-09

ライティングダクトを取り付けた。「合板の裏に電線が通ってます」って感じになってしまった。

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もう一箇所は梁の裏に電線を潜らせた。

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仕上がりはこんな感じ。

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2010-07-24

PF管はこんな感じに。裏側から覗いた写真。左の2本が屋外から右の2本は2階へ。スイッチボックスは未来工業のSBY型。後付タイプではないので柱や間柱の直ぐ横に取り付けなければならない。PF管の中にネジを落としてしまって焦った。慌てて掃除機で吸い出す。

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2010-07-28

大電流が流れる可能性のある部分はスイッチボックス内での結線はせずにアウトレットボックスを使った。

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断熱材を入れないのであればアウトレットボックスは不要。リングスリーブで接続して絶縁キャップを被せるだけで良い。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
アウトレットボックス カインズホーム 3 ¥385 未来工業 アウトレットボックス
リングスリーブ カインズホーム 1 ¥208 リングスリーブ大 20個入り

2010-08-10

電線が足りなくなった2C×1.6を一束購入

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
VVF 電材堂 1 ¥3,780 VVF2CX1.6X100M

パイプファンが付けられる穴とライティングダクト。パイプファンはトイレとかに付く小さい物。電源は風呂場の24時間換気装置経由で連動する。ライティングダクトも3本追加購入

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ライティングダクトの配線は1回ぐるっと巻く方が良いかな

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裏面は電線の通り道をルーターで掘ってある

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ライティングダクトは横から踏むと潰れてしまうので注意!! いつ曲がったか不明。端は切り落とすので影響は無い。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
パイプファン ベストプライス 1 ¥10,641 三菱電機換気扇 V08PEHLD5 パイプ用ファン
ライティングダクト ベストプライス 3 ¥3,992 パナソニック電工照明器具 DH0203 配線ダクトレール ダクト本体 シルバー3m
ライティングダクト ベストプライス 3 ¥859 パナソニック電工照明器具 DH0255 配線ダクトレール フィードインキャップ
ライティングダクト ベストプライス 3 ¥150 パナソニック電工照明器具 DH0256 配線ダクトレール エンドキャップ シルバー

2010-09-10

ライティングダクトを取り付ける溝。ちょっときつくて入らなかった。プレカット工場で加工済みなのだがよく見ると手作業で切った跡が付いている。プレカットといっても手作業がかなり有るようだ。更に梁のつなぎ目で溝がちょっとずれている。
レールが入るようにルーターで加工。上向きの作業なので時間がかかる。たった一本のライティングダクトに4時間かかってしまった。

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クランプはダクトを取り付けるとき落ちないようにするため

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ダクト取付完了。

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2010-09-13

柱の上に乗っている梁に斜めに両側から穴を開けて電線を通した。柱の中央には直径21mmのパイプが突き刺さっている。そのパイプが梁にも突き刺さっている。そのパイプを黒く見えている2本のドリフトピンで固定している。こんなしくみで柱と梁が結合されている。台風などの強風で屋根が梁もろとも吸い上げられないようにするための構造。パイプやドリフトピンは鉄なのでそれを避けて穴を開け、更に2つの穴が真ん中でぶつかるように角度を決めないといけない。高度なテクニックが必要なので近所の公園の砂場で山を作って両側からトンネルを掘る練習を何度も繰り返した。

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何度練習してもうまくいかないし砂場からは猫のウンコがたくさん出てくるのでジグを作った。通常サイズのドリルビットでは短かすぎ。長いものが必要。

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ジグを柱に固定して穴を開ける。そして無事貫通したのが2つ前の写真だ。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
木工ドリルビット ロイヤルホームセンター 1 ¥1,290 φ9mm、STAR-M ロング
木工ドリルビット カインズホーム 1 ¥680 φ9mm、STAR-M インパクトビット

2010-09-16

隙間をウレタンスプレーで塞ぐ。床下に潜って下から塞いでも良いがウレタンスプレーは缶を逆さまにして使うので上からやった方が施工がやりやすい。

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左から 電気、ガス、温水、水。ここは洗濯機を置く場所。ガスはガス乾燥機用。ガスと電気は100mm離す。がいし引き配線とガス管は100mm離すというルールはあるがVVFの場合は「直接接触しないように配線する」が内線規定のルールなので100mm離す必要性は無い。

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アース線の接続部分はスイッチボックスに入れて壁に固定。壁で塞いでしまうのでスイッチボックス位置の証拠写真を撮っておく。後で壁に穴を開けていじれるようにしておく。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
ウレタンスプレー カインズホーム 1 ¥980 セメダインハイスパンフォーム

2010-09-21

照明は洗面所、風呂、東西の壁を除いて全部ダクトにしてしまうことにした。電源も取れるように一部アース付きを採用。本当は蛍光灯を使う予定だったのだが天井高が低い場所なので通常の蛍光灯では明るくなりすぎる。へなちょこな仮設照明でも低い場所にあると結構明るい。右がアース付きのライティングダクト。オーデリック製。左が通常のライティングダクト。パナソニック電工製。アース無しは筐体全体が絶縁されているがアース付きはアースと筐体は繋がっている。ダクトの中央に開いている取付穴がアースラインを切断してしまうので筐体がアースに繋がっている必要がある。

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パナソニック電工(左)とオーデリック(右)ののフィードインキャップ。購入価格は同じだったがオーデリック製のほうが製造コストがかかっていそうな感じ。

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オーデリックのレールにパナソニック電工のフィードインキャップを付けてみた。規格品なのでオーデリック製とパナソニック電工製は互換性がある。レールとフィードインキャップは同社製品で無くて良い。

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VVFはダクトの裏を通した。落ちてこないように両面テープで仮止め。

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レールを填め込む。右のレールの裏に電線を通し柱直上の梁を貫通して左のレールに給電している。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
ライティングダクト本体 ベストプライス東京店 1 ¥3,992 DH0203 配線ダクトレール ダクト本体 シルバー3m Panasonic
ライティングダクト本体 ベストプライス東京店 4 ¥4,709 オーデリック照明器具 LD0213ES 配線ダクトレール アース付3m シルバー
ライティングダクトフィードインキャップ ベストプライス東京店 1 ¥859 DH0255 配線ダクトレール フィードインキャップ シルバー Panasonic
ライティングダクトフィードインキャップ ベストプライス東京店 4 ¥859 オーデリック照明器具 LD0231S 配線ダクトレール フィードインキャップ グレー
ライティングダクトエンドキャップ ベストプライス東京店 1 ¥150 DH0256 配線ダクトレール エンドキャップ シルバー Panasonic
ライティングダクトエンドキャップ ベストプライス東京店 4 ¥150 オーデリック照明器具 LD0232S 配線ダクトレール エンドキャップ グレー

2010-09-21

分電盤裏側の壁を取り付けた。耐力壁ではないので合板を貼らなくても良いのだが左側が5倍の耐力壁なので強度を上げておくことにした。壁には分電盤の裏側形状に合わせた角穴を7個並べて空けた。ここに電線を通して20Aのブレーカーに結線する。右上の穴は引き込み線用。いくつかの電線は直接分電盤に配線するのではなく、銀色のダクトの上あたりで結線する。ダクトの上は天井裏になって見えなくなるので天井裏点検口を設けて結線をいじれるようにしておく予定。壁内部で結線した数カ所はさわれないが、殆どの電線は床下と分電盤裏で結線してあるので後でいじることが可能。

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2010-09-27

高所のダクト取付。アース付き以外のダクト取付はこれで終了。

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勾配50%

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2010-10-09

スイッチボックスは余るはずだったのだが足りなくなった。1つのスイッチボックスに最大3個のスイッチを付けられるが操作を間違いやすく違うところの電灯を点けてしまうことが良くある。同時に使う可能性が全くないスイッチはあえて距離を離した。予定になかったコンセントも数カ所。さらにスイッチの配線はスイッチボックス内に電源線と電灯線を引き込んである。こうしておくとスイッチのある場所にはコンセントを増設できる。スイッチと同じ場所にコンセントが付くのが嫌ならその下方にコンセントを増設するのは比較的容易だ。

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
スイッチボックス ジョイフルホンダ 4 ¥157 未来工業 SBP

2010-10-10

ダウンライトを購入。実験のためのLED型電球とライティングダクトも

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LED電球はサイズが少なく器具に合わない確率が高いはず。手前がダウンライトに取り付けたLED電球。器具の裏側が見えて不細工。

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明るさはほぼ同じ。白熱球はワット数の表示が無いがたぶん25W。LED電球の箱にも小型電球25W型相当と書いてある。

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DAIKOのライティングダクトのシルバーはアルマイト処理の綺麗な物。プラスチック被覆のパナソニック、塗装のオーデリックと比べると高級感がある。アース線も途中のねじ穴で分断されずに繋がっている。取付穴に比べてアースラインが太いからだ。3社の中ではこれが一番良い。フィードインボックスはプラスチックなのでシルバーではなく灰色だけど....

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かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
ダウンライト ベストプライス 2 ¥6,449 パナソニック電工照明器具 LGB72001LE1 ダウンライト LED 高気密SB形
ライティングダクト ベストプライス 1 ¥1,338 大光電機照明器具 DP53810 配線ダクトレール アース付1m
ライティングダクト ベストプライス 1 ¥93 大光電機照明器具 DP36494 配線ダクトレール エンドキャップ
ライティングダクト ベストプライス 1 ¥535 大光電機照明器具 DP36319 配線ダクトレール フィードインボックス
LED電球 ベストプライス 1 ¥3,297 シャープ DLJA42L LED電球 電球色相当

2010-10-16

アース付きダクトの配線。これは2Fの床。この床は1Fの天井そのもの。厚さは24mm。

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電線貫通部はこんな感じ。この上にフローリングを貼る。

IMGP4227.jpg
かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
電線 カインズホーム 1 ¥500 アース線 1.6mm 10m

2010-10-19

床板を貼るのに邪魔になるのでPF管を固定した。

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2010-10-22

こういう形状の照明器具ならLED電球でも違和感は少ない。

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LED電球と白熱球の比較。白熱球は50W、LED電球は25W相当。明るさ以外殆ど差はない。ダクトは横向きなので本当は蓋をしないといけない。

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白熱球

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LED電球

かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
照明器具 ベストプライス 1 ¥7,232 オーデリック照明器具 OS047256 配線ダクトスポットライト 白熱灯

横向きダクトはアースを下にするらしい。当方の家には横向きダクトは無い。

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2010-10-28

アース付きのダクトを取り付けた。オーデリックのフィードインは何故かフィードインそのものを固定するためのねじ穴が無い。レールを天井にビス止めしてフィードインはレールに固定する。何だがぐらぐらするのでドリルで穴を開けてフィードインもビス止めした。レール取り付けビスはラッパ頭でかっこ悪いのでステンレス製の鍋頭にした。

IMGP4330.jpg
かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
ビス ロイヤルホームセンター 1 ¥498 トラスタッピング 4x25

2010-10-30

あれっ? 分電盤の位置が違う。10センチ以上低かった。やり直し。

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取り外した。これは燃えるゴミ。

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2010-11-01

作り直した。分電盤は壁の中に半分埋め込む。

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パイプファンを取り付けた。壁の合板は塗ったかどうか判らない色で塗装済み。

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湿度によって自動的に強弱運転されるタイプ。

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左側の壁との隙間5mm

2010-11-02

分電盤を取り付けた。リミッタの入力端子は上側に付くはずなので電力量計からの電線は上側から通した方が近道だが、14sqの電線は硬くて曲がりにくいので作業しやすいように下側から通した。

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2010-11-02

分電盤の配線を少しずつ進める。5時頃から暗くなるので精度が必要な作業はやらない方がよい。電気工事は精度不要なので暗くても作業に影響はない。

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2010-11-08

これは給湯器のリモコン取り付け用のスイッチボックス。タイルの目地と重なるので位置をずらした。後付のスイッチボックスなので石こうボードの粉塵を気にしなければ位置変更は簡単。

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2010-11-09

もう一箇所コンセントの位置の変更。テンプレートを仮止めしてルーターで掘る。

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分電盤の裏。電線にラベルを付けてから配線。「解りやすく」ではなく「変更しやすく」配線。つまり長めにだらしなく。配線図を見なくても配線できる。コンセントは全部並列接続するだけなので頭を使う必要はない。何処に繋がっているコンセントの電線なのかが解りさえすれば同時使用しないであろう物を束ねて分電盤に繋ぐだけ。電灯線は少し面倒、電線にマジックで
 ・電灯器具から来ている電線には(灯)
 ・スイッチは(SW)
 ・既に床下や壁内部で配線済みになっている電源だけ繋げばよい電線には(P)
と書いておく。実際には場所が解るように「1F寝室 灯」のように書いてある。
 (灯)の白線を分電盤に
 (灯)の黒線を(SW)の白線に
 (SW)の黒線を分電盤に
 (P)は直接分電盤に
接続すれば配線完了。

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2010-11-10

電線にはマジックで何処に繋がっているのか書いてある。この電線はダクトに繋がっているのだが2系統有るうちのどちらか解らない曖昧な書き方をしてしまった。被覆を剥いでショートさせる。ダクトにテスターを当ててショートしているのが目的の物と判断する。

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分電盤の裏側配線の作業場所。分電盤は床から2400mmのところにある。踏み台昇降を丸一日やっていたら膝が痛くなった。ラベルライターはブラザーのPT-9700

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分電盤のアース端子が足りなかった。

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2系統の電灯線を除いて分電盤裏配線終了。電灯線は1回路ずつ点灯テストをしてから分電盤に繋ぐ予定。全部繋いでからショートに気づいたら面倒なことになるからだ。

IMGP4491.jpg
かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
端子台 カインズホーム 1 ¥430 端子台30A
端子 カインズホーム 1 ¥928 ニチフ Y型圧着端子

2010-11-12

一番上が3路スイッチ、中央はパイロットランプ。スイッチでコンセントのON/OFFが出来るのだがもう1個の3路スイッチが2階にある。1階と2階のどちらでも電源をON/OFF出来るコンセント。これは通信機器用。主にインターネットモデムの電源に使う。2階のスイッチはパイロットランプ付きの3路スイッチなのでON/OFFの状態は2階にいても判る。さすがにこの回路は複線図を書いて配線した。

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2010-11-21

電材を追加購入。主に以下の変更点による物。
 1.コンセントの数が増えた
   通常の壁の低い位置(床上200~300mm)と高い位置に併設したため
 2.電灯スイッチが1箇所に集中するのを避けた。

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これはレンジフードのコンセント。見えなくなってしまうので露出式を使う。露出コンセントもネジ止めではなく差込型に進化している。パナソニックのリファインシリーズ。薄いのが特徴。VVFケーブルの差込口が見えるので見た目はネジ止め方式の方が良い。見た目を良くするためには別売のカバーが必要。

R0011468.jpg
かかった費用
品名 購入場所 数量 単価 解説
電材 タロトデンキ 1 ¥11,730 コンセント+スイッチ+スイッチカバープレート色々

ページが大きくなりすぎたので電気工事 その2