LowCostDRO基板発注 作成:1回目2006-06-05〜2006-07-06 2回目2006-09-06〜

LowCostDROの基板を発注しました。14軸分発注して単価を下げてみました。
第2回目の配布に関しては半分より下の方を見てください。


こんなレイアウトで発注しました。左がDROのメイン基板。中央がDROのLED基板です。間違えてDRO_KEYと書いてしまいましたがOLIMEXはDRO_LEDであると判断してくれたようです。右は自転車走行計とデジタル回転計をついでに発注した物。


基板は1枚$33ですが。同じ物を発注すると安くなるみたいです。


前回発注したときは、FAXを受信した旨のメールは来ませんでしたが、今回は来ました。やはり忙しくないときはこのメールが来るみたいです。後は基板が届くのを待つだけです。


FAX料金は¥234でした。FAXを送信したのは6/7、クレジットカードの利用明細のご利用年月日は6/7になっています。為替レートが適用されたのは6/21。手元に届く頃の為替レートが使用されるのか単に21日締めなのかは不明です。


dro.zip へのリンク <- OLIMEXに送ったファイル(READMEを除く)

今回は「発送したよメール」が届きませんでした。製造に5日、発送に9日かかることは変わらないようです。


今回はハンダメッキされていません。RoHS対応のためでしょうか? 欧州では今年2006年7月より規制が厳しくなるらしいです。銅の色と言うよりは真鍮色なので何かでメッキしてあるのかもしれません。でもハンダよりは錆びやすそうで心配。


やはり、製造プロセスが変わったようです。他のホームページにもハンダメッキが無くなったという報告があります。RoHS対応の可能性大です。RoHSというのは鉛や水銀など有害な物質を電気製品に使わないようにしましょうという環境保全のことです。ハンダは鉛が入っているので環境には良くありません。鉛の入っていないハンダもありますが融点が高くて使いにくかったり、銅パターンとのなじみの悪さがあります。鉛フリーハンダは温度変化による機械的もろさがあるそうで自動車部品のような過酷な環境には適していないという話を聞いたことがあります。

金メッキですかね〜 金にしては光沢が無く刃物の金色コーティング(窒化チタン?)に近い色です。今までの製造プロセスはハンダメッキした後にグリーンレジストを印刷していたので、こちらのほうがごく一般的なプリント基板に近づいた感じがするのですが。右が新しい方の基板レジストの緑色が濃くなりました。


2006-08-01追記
やはりRoHS対応のようです。この表示6月にはなかったように思いますが...かなりいいかげんです。5月に製造プロセスが変わったみたいです。


ハンダの乗りはハンダメッキに比べると劣りますが悪くありません。LANコネクターの穴は2.5mmに広げてから差し込みますがかなり強く押し込まないと入りません。


ICSPと動作確認。問題なし。


お待たせしました。基板配布開始します。
$59.4+$13.2+$59.4+$6.6+$9(送料)=$147.6
為替レート¥125として、$147.6×¥125÷14軸=¥1317.857/軸
10円単位に切り上げて 1軸¥1,320− なり。もちろんこれは基板だけの値段。

ご希望の方は以下の事項メールでご連絡下さい。

1.必要数
2.住所
3.発送方法
    ゆうパック
    定形/定形外 <−1軸だと¥90で発送できます
   のどちらか
4.必要な部品
   パーツも一緒にご希望の方はパーツリストにご記入の上、返送お願いします
   基板だけでもOKです。その場合はパーツリスト不要です

13軸分配布終わりました。残りは上の完成品のみとなりました。

パーツ込みの配布用の部品です。LEDはレールで買いました。今回の配布に関係ない物もかなり含まれています。


第1回配布、2006−07−06終了です。

2回目以降は3軸以上の予約があったら開始します。


第2回配布開始

今回は前回発注した物と同じなので、同じ物を作ってねと言う意味で、前回のオーダー番号を指定します。同じ物を作ってもらうときは20%割引になります。オーダー番号体系は ”IH”+シリアル+月+日 のようで、IH050606は たぶん6月6日の5件目の注文と言う意味です。シリアルが2桁しかないので1日に99件以上注文が来ることはないのでしょう。それとこの番号体系では1年以上前の再発注は出来ないことになります。FAQにも1年以内なら原板フィルムを保存してあると書いてあります。


オーダーメールをolimexに発送。


いつもは24時間以内に来るのですが、今回はそれより少し余計にかかりました。そして、いつものシンプルな内容ではありません。なにか余計に書いてあります。いつもは翻訳ソフトを使ってしまうのですが、OLIMEXの英語は中学生レベルでも読めます。直訳してみましょう
添付の物はあなたのPOフォームです。 <−POはPURCHASE ORDERの略です。添付されているオーダーフォームのタイトルがそうなっているのでわかります。
ありがとう
OLIMEX
追伸。どうかPCB(プリンテッドサーキットボード)ファイルを送らないでください、もしあなたが基板の再発注を望むなら。再発注には私たちは
readme.txtと、それと、あなたの以前のオーダー番号のみが必要だ。
もしあなたがボードファイルを送ったら、それを再処理します、そしてそれは再発注ではなくなります。


やはり見積も20%割引になっていませんでした。こういうところは融通を利かせてくれません。


さすがに20%は大きいのでREADMEを書き直します。


そして再送。


今度はいつものシンプルな内容のメールが来ました。


今度は$33の基板代が$26.4に値引きされた物が来ました。為替レートがかなり円安でも、前回と同じ価格で配布できそうです。利益が出ても値下げは無しにします。パーツ込みの配布はかなり面倒なのです。


2006−09−11のPM10:00にFAXを送信。

2006−09−12 PM16:20 「FAX届いたよ」メールが来ました。今までの経験則からすると、このメールが来るときは、あまり忙しくないってことで予定通り14日後に届く可能性が大です。


2006−09−18 PM6:58 発送されたようです。あと約9日で届くはずです。計算すると...9/27(水)ということになります。


2006−09−27 基板到着しました。宛先はREADME.TXTに書いたものを印刷して貼り付けているようです。Japanを最後に書くことだけ守っていれば、それ以外は日本流のXX県XX市XX町XX−XX−XX と言う書式でいいようです。もちろんローマ字で。例えばこんな感じに書けばOK
Postal code 123-4567
miyagi-ken sendai-shi
izumi-ku teraoka 1-2-3
Japan


今回はレジストの色がくすんだ緑です。


予約分の発送準備


ご希望の方は以下の事項メールでご連絡下さい。残り3軸です。ご注文は先着順です。

1.必要数
2.郵便番号
3.住所
4.必要な部品
   パーツも一緒にご希望の方はパーツリストにご記入の上、返送お願いします
   価格はこのパーツリストを見てください
   基板だけでもOKです。その場合はパーツリスト不要です

・発送は定形外郵便のみです。
・ケースは買い置きがないので、次回の買い出し(10月中頃になると思います)までお待ち頂く必要があります

2006−10−06 配布終了