電気柵パルス発生回路２ピンイグニッションコイル用

・電気柵用のパルス信号を発生させる回路です

・自動車のイグニッションコイルを流用した電気柵を自作しようとするとき殆どの人がパルス発生回路でつまづきます
　パルス発生回路以外は市販の回路を相互接続するだけなので誰でもできます
　この回路はパルス発生回路をキット化することにより電気柵の自作を容易にするものです
　回路やソフトはライセンスフリーです自由に複製、改変してかまいません
・この回路は１２Ｖバッテリーを前提にした省電力回路です
　１００Ｖが使える場所はこの回路は不適です
・HYUNDAIのイグニッションコイル（部品番号 27301-2B010）を使用したときの威力はあまり大きくありません
　10ｘ10ｍ4段＝160ｍの柵線を接続したときの電圧は約2750Ｖです。これは最大通電時間の2.4ミリ秒の時でそれ以下ではもっと電圧が低くなります
・これ単体では電気柵にはなりません。他に必要なものは
　　１．自動車用の２ピンイグニッションコイル
　　　　端子が３つや４つのタイプは使用できません　
　　２．１２Ｖバッテリー
　　３．タイマー　常時通電している場合は不要
　　４．柵線やその支柱、アース棒
・電源電圧　12Ｖ～17V　リチウムイオン電池x4本直列の構成で使えます
・設定可能な項目
　　１．電撃電圧＝コイルへの通電時間　通電時間が長いほど電気柵の出力電圧は高くなります
　　２．電撃間隔
　　３．電撃回数
　　　　自動車のイグニッションコイルは出力が弱いのですが高速動作可能です
　　　　弱い出力を短時間に多数出力することによって威力を上げます
　　　　例えば0.01秒置きに4連発といった出力が可能です
　出力を大きくすれば消費電力も大きくなることに注意してください
　連発数を多くするとそれに比例して消費電力が大きくなることに注意して下さい

注意：
・これは組み立てキットです　半田付けが必要です
　フラックスは使わないでください　フラックスは半田の中心部に既に入っています
・防水のためケースに入れてください
・イグニッションコイルを使用した自作電気柵は市販の電気柵に比べて出力が強くありません
　自家消費用や家庭菜園向きです
　家畜の逃亡防止用としては威力が低すぎます