2013-12-30
三菱。型番:TC-BXA15P-W。約¥23000
ヘッドがかなり重い。グリップの角度も浅くて手が疲れる。前後方向に動かすだけなら自走してくれるので軽い。伸縮が片手で出来る日立の方が便利。コードの巻き取り機能は足踏み式でこちらの方が優れている。コードに癖が付いてみないと解らないが2号機は完全に巻き取れないことが多発した。
紙パックはこのケースに収まる。一杯になるのはたぶん2~3ヶ月後。1号機より容量が小さいか?
1号機は紙パックがはち切れそうになるまで吸える。2号機は小型なので紙パックが完全には膨らまない
1号機の紙パックが一杯になったときの状態。3号機が一杯になった時の比較用
2014-10-19
まだ吸えるがケースが小さくて袋は完全に膨らまない
1号機との比較。1号機はノコギリくずなどを吸わせているので1年で2~3回パック交換するが3号機は埃だけなので1年近く持つ
2019-03-09
臭いので分解。3Vのマブチモーターを12Vで回した時のような臭い。電動工具のモーターと同じ匂いなのでカーボンブラシが摩耗しているような気がした
この白いカバーの前側の外し方が分からなかった。2カ所爪が引っかかっているだけ。割れやすいので注意
特に異常は無さそう
この状態で回してみる。盛大に火花が出る。モーターの外側にまで火花が飛んでいる。定格1kWのモーターはこんなものなのかもしれない。電力量計で確認すると1kwより少し大きい。電動工具も1kw程度の物は多いが無負荷時はそんなに電気を食わない。この掃除機が重いのはモーターが大きいから。他の部品はそれほど重くない
ブラシを外してみた。十分残量はある。普通は黒いがこれは外側が銅色の何かでコーティングしてある
アーマチュアが荒れていたので紙やすりを張り付けた棒で磨いておく
再度運転してみたが火花は変わらず盛大に飛ぶ。原因はここで間違いないが対策が分からず。そのまま元に戻す
1号機の代わりに買った3号機であるが1987年製の日立製1号機はまだ健在である。モーターは630Wでそれほど無理をしていない。形は不細工だが耐久性と紙パックを目いっぱい使いきるケチ臭さでこれに勝るものはもう作れないだろう
2019-03-13
紙パックを交換したら焼けたにおいが消えた。吸入抵抗が大きくなってモーターが焼けたとみて間違いない。紙パックの外側はほぼ通気性がなくこの網目部分にしか空気は流れない。モーター側がこの網目、ホース側は丸く穴が開いている。こんな構造なので使用中はケースに負圧がかかる。リブが入って負圧に耐えるようになっているがそれがケース自体の体積を大きくし紙パックを使いきれなくしている。もっとスカスカに作れば強度は低くて良いし容積も稼げたはずだ
紙パックがはちきれそうになるまで吸える日立の旧型は全周通気性のあるもので出来ている。丈夫ではあるが剛性は無い。使用中は掃除機に負圧がかかるのは同じであるが本体がそれに耐えるよう丈夫に作ってある。三菱の本体は装飾品、日立の旧型は本体が機能部品という設計の違いがある