黒いケース付き
バッテリーは２本付属しています。１本使用している間に、もう１本を充電するプロ仕様？ 日曜大工用途ならバッテリーは１本で十分です。バッテリーは使用しなくても劣化するので１本だけを使用しても、たぶん同時にダメになります。環境保護のためニッケル水素電池(ＮｉＭＨ)が普及してきていますが、ニッケル水素電池は急速充電しても充電に１時間かかるので、この手の充電式工具にはニッカド(ＮｉＣＤ)がまだ使用されています。ニッカドはたいてい１５分の急速充電が可能ですが、３０分かけて充電するようです。ＮｉＣＤ電池は購入時には放電された状態になっています、充電してから使います。充電器はかなり大型で重くできています。
頭の部分とバッテリーが重いので持った感じは鉄アレイのバランス。今まで使っていたものより重心位置がグリップ中心部にあるのでバランスは良好。右が今まで使用していたドライバードリル。
先端を照らすライトもついてます。
オプションでドリルチャックもあるようですがインパクト機能をＯＦＦにできるんでしょうか？ 刃先が食い込んでも強引に回してしまうのでは？
使用してみた感じ
・さすがにトルクはものすごい。コーススレッドが楽にねじ込める
・パワーがありすぎて日曜大工入門者用ではない。トリガーで力を調整できるがちょっと難しい。慣れの問題です。
・コーススレッドのねじ込み以外の用途があまり思いつかない。ドライバードリルの方が万能。
・ドライバードリルより押し付ける力が弱くてもよい。ドライバードリルでコーススレッドをねじ込むときは
通常のドライバー同様、押し付ける力「７」、回す力「３」くらいの力加減になり、強いトルクが必要なときには相当な押し付け力が必要ですが
インパクトは押し付ける力「２」、回す力「８」といった感触です。これがインパクトの凄いところ。
・インパクトというだけあって、とにかくうるさい。音の質(インパクトは打撃音)が違いますが丸ノコやグラインダー並です。
・１回の充電でねじ込めるコーススレッドの本数はかなり少ない。フライス盤作業台を一つ作ったら空になりました。
2006-10-08追記
チャック付けてみました。インパクト機能をＯＦＦに出来ないので、やはり思わしくありません。チャックの外側を持った状態でスイッチ入れるとインパクト機能が動作してチャックがやたらと強く締まります。どんな機械でもそうですが後付けするタイプのアタッチメントはまともなものがありません。専用設計されたものが良いと再度実感。
モーターの電力制御はＰＷＭ周波数まで変更しているようだ。トリガーを軽く握ったときは周波数が低く、強く握ると周波数が高くなる。モーターから出る音からの推測。
