2004-09-04
フライス盤同様、寿貿易で購入しました。
重さ100Kgです。ツーバイフォー用のスプルース材(とても安いのでおすすめ)を使っているところがフライス盤の台と異なります。こちらもキャスター付きです。
ステンレスケーキバットを2つつなげてチップトレイとして使っています。
100Kgもあるので台の上に置くのは一苦労です。折り畳みコンテナを積み重ねて柱を作り、その間に80mm径の木の丸棒(机の脚 取り外し自在)を渡し、これにチェーンブロックを付けて引き上げました。丸棒は長さが足りなかったので2本をつきあわせてその回りに新聞紙1週間分を巻き付けてガムテープ(だと思っていたのですが剥がすときに幅広の両面テープであることに気が付きました)で止めています。100Kgはこの方法で持ち上げられる限界です。折り畳みコンテナがきしみます。
外形を削ると何故か渦巻き模様が付いてしまいます。この模様何で付くのでしょうか? この写真は自動送りで削った物ですが、手動でも同じようにこの渦巻き模様がつきます。
精度を調べてみました。1/100mmのダイヤルゲージでは計測不能です。1目盛り分の間でぴくぴくしているだけです。1目盛り0.002mmのPIC-TESTで見ると約6目盛り分の振れがあります。つまり0.012mmです。さわった感じではもっと振れているように感じるのですが思ったより凹凸は大きくありません。ワークの先端を手前から奥に向かって指で押してみると6~7目盛り動きます。ワーク(超々ジュラルミン)がそんなにたわむとは思えません。
チャックにPIC-TESTをあてがってチャック自体を押してみます。やはり4~5目盛り動きます。良いのか悪いのか判断が付かないのでフライス盤でも確認してみました。赤丸の部分を押すと約3目盛り、青丸の部分を押すと約6目盛り動きます。従って主軸そのものの精度は6-3=3目盛り分ということになります。クイルは動かないように固定しています。クイルをゆるめたままだと13目盛り程度の振れがあり、押した手を離すとゆっくり元に目盛りが戻ります。クイルとの隙間の油の流れがこのゆっくりした針の戻りに現れている物と思われます。
よくわからなくなってきました。そこで主軸そのものの精度に問題ないか再度測定です。この状態でチャックを押しても1目盛り程度しか振れません。結局旋盤全体の剛性が足りないためベルトの張力等の周期的変化から渦巻き模様が出来てしまう物と推測できます。つまり渦巻き模様は除去不能であり1/100mm以上の精度を望まない限り気にする必要がないというのが今のところの結論です。でも、まるでネジのようなピッチのそろった跡が付くでしょうか?????
考えても判らないので写真を貼付してメールで寿貿易に問い合わせてみました。回答は「ビビリ痕」とのこと。16×16の角棒で作ったホルダーがたわんでいるとおっしゃいますか。これ以上太いと刃物台から大きくはみ出します。にわかに信じられませんが刃物台からのバイトの突き出しを出来るだけ小さくしてみました。結果....渦巻き模様消えました。
2005-12-30
DROを取り付けるためにスライド部分外してみました。ストッパーのような物はないので送りすぎると送りネジが外れて空回りします。ハの字に溝が掘ってあり、これはオイルを送り込むための物と思われます。
刃物台は首振りさせるための2本の固定ネジを抜き取ると抜けます。
2006-05-08
【引越】トップスライド、芯押し台、チャック、ハンドルの出っ張った部分 を外して、切った段ボールでレールを養生。
2006-07-28
【回転計取り付け】インバーター化していないのであまり意味ありませんがデジタル回転計を取り付けてみます。センサーが検知するのはプーリーに貼った大型のタックシール。鍋CADで作図して、インクジェットプリンターで印刷した物を切り抜いて貼り付けました。センサーは蓋のほうに取り付けます。
センサーは両面テープで貼り付けました。
センサー取り付け板にトランジスターの頭が当たってしまったので穴を開けて逃がしました。
2008-04-13
引っ越しのためばらしてみました。これは親ネジを固定している右側のベアリングを外すと横方向に抜き取れます。
配線を取り外す前に写真を撮っておきます。電線には番号が振ってあるので取り付けるとき間違えることはなさそうですが念のため。この端子は寿オリジナルでしょうか? 中国製にしては丁寧すぎます。
下からモーターを覗き込んだところ
とれました。400Wにしてはでかい。単相モーターは3相より大きくなるのでしょうか?モーターを外したのでだいぶ軽くなったのでは?と思いましたがあまり軽くなったような気がしません。
モーターの台座も少し加工がしてあります。旋盤側も取り付け穴が余計に空いています。寿では中国製モーターを日本製に交換してありますが、このモーター交換かなり手間がかかってます。
しばらく使う予定は無いのでグリーススプレーを吹きかけて段ボールで養生。最近は電気工作ばかりやっているので更に次の引っ越しまで使わないかもしれない。
2013-10-29
異音がするので中をのぞいてみるとコグドベルトの歯が飛んでいる
崩壊寸前。バンドー化学のは合うか? 歯数125、ピッチ約4.5mm
2013-11-24
4.5mmピッチは合わなかった。歯2,3個分しかかみ合わない。5mmだと長すぎる。特殊品か?
タイミングベルトのピッチ円はプーリ歯の外にある。
2013-11-25
純正品の価格。どうしようか。
2014-01-18
歯のピッチは全然合わないが長さだけ合う物に交換。停止させるときにちょっとうるさいが使える感じ。かみ合ってないのでトルクは弱くなるが減速比が大きいのであまり問題にならないはず。しばらくこれで使ってみる。三つ星メガタイミングベルト100-MTS5M-590G MonotaRoで購入。特売日に購入したので税込み¥1224。歯が外側に来るようにひっくり返すとぶかぶか。
2020-07-27
バイクの自作で旋盤を多用するので歯のピッチが合わないプーリーを交換してしまう。ピッチサイズが近いものは5mm。XLという5.08mmの規格もあるがこれは1/5インチを意味すると思われるので除外。各部の寸法を計測。ドリブン側の大きいプーリーはVベルトの多段プーリーと一体になっているため切り落とす必要がある。バンドソーで荒く落としてから旋盤で仕上げる予定
ここは直径約150mmまで入る
裏側はこうなっているので位置の調整は可能。先にプーリーを買ってからベルトを買うことにする
ドライブ側はキー溝付き。この加工は面倒なので加工済みの物を買う。国内販売製品は高すぎるのでアルミの中国製を注文した。ドライブ、ドリブン両方で約¥5000。いつものaliexpress。このベルトには大きなトルクはあまりかからない
2020-09-17
中国製プーリー¥5146。アルミ製。追加工は必要ない。問題なさそうなのでベルトを注文した
2020-10-30
ベルトをかけてみた。¥1106。音もほぼ出ない
一体型なので歯付き部分だけを切断する必要がある
八角形に切り落としてから輪切り。鋳物の切り子は粉状になるので出来るだけ旋削する量を減らしたい
巣が入っていた。特に影響はない
2020-11-02
旋削。刃物はアルミ用を使った。鋳物の切削性は良い
M6ボルトで固定
完成