デジタルカメラ3号機

DIMAGE Z3は大きいので外で使うために小型のデジカメを購入しました。


2008-07-07

単3電池が使えて、出来るだけ安い物を探しました。機種名はPENTAX OptioE50。約¥12000。SDカードは付属していません。電池もアルカリ乾電池が2本おまけで入っているだけ。

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後側

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前側

SANYOのエネループは自己放電が少ないので他のニッケル水素電池と違って充電した状態で保存できるところが便利です。専用電池タイプは小型で軽いのですが、かなり高価なので単3電池方式にこだわりました。

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電池はSANYOのエネループ。デジカメ用の充電池としてはこれ以外に選択肢がないというくらい定着したようです。秋月電子で2本¥500で購入した物。

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電池込みの重さ。小さいので重く感じるが小銭がたくさん入った財布よりは軽い。

画質は現在使用しているDIMAGE Z3と殆ど差はありません。至近距離にピントが合わないので小物の撮影には不適です。

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撮影時はこれくらいレンズが飛び出します

暗いところに強い機種ではないようですが、それでも3年前の機種と比べるとだいぶ感度が良くなっています。

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DIMAGE Z3 ストロボ使用

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OptioE50 ストロボ使用

暗いところではノイズが多くなりますが、ホームページに使う写真としては十分です。

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DIMAGE Z3 ストロボ発光禁止。シャッタースピードが4秒にもなってしまう。

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OptioE50 ストロボ発光禁止。

2008-07-08

2時間ほどいじっていたら、「電池がありません」の警告が出て電源OFFされた。MOVIEを1分と100枚程度の撮影(8割以上がストロボ使用)で電池切れになるのは早すぎる。充電したのは2~3週間前で、そのまま使わなかったので殆ど自己放電はしていないはず。警告が出た電池を放電器で放電させると電池容量の半分以上が残っていた。警告が出ても無視して再度電源を入れ直すとかなりの枚数撮影できる。何度電源スイッチを押しても直ぐに電池警告が出て全く撮影出来なくなるまで電池を使い切ると殆ど電池残量はなくなっている。エネループの2000mAHは使い切れるみたいなので電池残量を判断するロジックがエネループに合わないのかもしれない。DIMAGE Z3のほうは電池警告が出たら殆ど電池は空っぽになっている。

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電池残量警告が出た直後の電池を放電させたときの容量。放電電流は2.0A、放電終了電圧は1.6V。このときの電池残量は1333mAH。電流2Aで放電すると電池温度は40度ほどになる。

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全く撮影できなくなるまで使い切った電池の残量。僅か25mAH。(単3用の電池ボックスが無かったので単2アダプターを使っている)

変な機能が付いていたので試してみた。パノラマ撮影機能は3枚の写真をつなげてくれる機能。パソコンのソフトで繋げるのではなくカメラのファームウェアがこの機能を持っている。つなぎ目があるのがはっきりわかる。

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フレーム合成機能。被写体は選ぶ必要がある。

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パノラマ撮影機能。汚い机の上を撮影してみた。

顔認識機能
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
kao.wmv MOVIE YahooのホームページのフラッシュMOVIEで実験
黄色い四角が顔を認識したことを意味する
画や(^-^)こういうのには反応しない。動きが速くてもダメ。

テスターで電流を計測してみると、だいたい0.5A程流れている。シャッターを押した後2秒間程度ストロボ充電中と思われる間だけは1Aにちょっと足りない程度の電流が流れる。電池2本なのでバッテリーのカバーを開けてテスターの電流モードで2本の電池にテスターを当てれば簡単に電流が計測できる。液晶のバックライトが大食いのようで液晶が暗くなると消費電力は3割程度下がる。SDカードに書き込み中は消費電力はうんと下がる。書き込み中は液晶が消灯するからだ。液晶を消灯し消費電力を下げて書き込みエラーが発生するのを抑えているのだろう。0.5Aの電流ならエネループを使い切るのには点けっぱなしでも4時間ほどかかる計算になる。5秒に1回シャッターを切るとして4時間だと2880枚撮影できる。動画撮影しても消費電力は殆ど変わらず0.5Aのままだ。でも何故かバッテリーの残量インジケーターが電池残量が少ないことを伝えてくる。まだ十分容量は残っているのにもかかわらずだ。たぶん、動画撮影中にいきなり電池残量がなくなって撮影できなくなったという苦情をユーザーから受けないようにするための配慮だろう。そもそも空っぽになる直前まで元気なニッケル水素電池の残量が正確にわかるわけがない。大きな液晶が付いているのだから消費電力モニター機能とかが付いているとありがたい。デジカメユーザーがもう少しお利口になればメーカーも付けてくれるに違いない。もし、今その機能があったとしても「XXXXmAH」って何だ???わからん??? で終わってしまうだろう。電源をONにしていた時間だけでもわかるとありがたいのだが... バッテリーインジケーターはあまりにも大雑把すぎて充電タイミングの参考にならない。

2008-07-09

顔認識機能は「絵」はダメですが「画」は認識する物が多いのでいろいろ実験しました。

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ダビンチ先生の作品は認識する

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印象派のこの先生の作品もOK ぼやけていてもいいが、傾いた顔や横を向いた顔は認識しない。これはカメラを傾けないと認識しなかった。

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藤子不二雄先生の作品は認識せず

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ちょっと馬面の殺し屋もダメ

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がんばり屋の彼女は時々認識する。これはちょっと意外。

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ランバラルも認識する。ひげ認識機能か?

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変装しても大丈夫。劇団四季

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これはダメ。そもそも顔を隠す物なので認識しても意味はない。

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ゾンビに囲まれたマイケル。マイケルだけ認識

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最近の彼。なぜか認識しない。

2008-07-21

秋月電子でエネループの販売が終了しました。代わりにGPの「ReCyko」というのがエネループよりほんの少しだけ安く販売されています。購入直後の電池をデジカメに入れてみましたが、2~3枚撮影しただけで電池残量不足で撮影できなくなりました。放電させてみると電池容量約2100mAHの1/4以上が残っています。充電し直してから再度電池残量警告が出た後の残量を計測してみることにします。自己放電が少ないようなので結果が出るのは1ヶ月以上かかるはずです。

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GPのエネループもどき「ReCyko」

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購入直後の容量。放電電流2A、放電終了電圧1.6Vでの結果。

電池の絶縁被覆がちょっと弱いようです。電池アダプターを使用したら穴が空いてしまいました。

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