エアコン取り外し 作業:2006-04-15〜2006-05-03

転居のため取り外しが必要になりました、引越代は会社負担なのですが、エアコン取り外しは対象外だそうです。取り外しは¥5000〜6000かかるようなので自分でやることにしました。


エアコンはダイキンのAN28FNS−W。取り付けマニュアルを探したのですが見つかりません。取り付け工事した人が持ってかえってしまったようです。ダイキンのお客様相談窓口に電話したらコピーを郵送出来るとのこと。ついでに取り外しに特別な器具が必要ないことも確認しておきました。取り付けは真空ポンプが必要ですが、取り外しにはいらないそうです。説明書に従って「ポンプダウン」という儀式をやればいいそうです。


説明書届きました。全6ページ。ポンプダウンの儀式は右のたったこれだけ。手順は...
 (1)強制冷房運転をする。電源スイッチを5秒間長押しすると強制冷房運転になります。
 (2)5〜10分後、室外機の「液閉鎖弁」を閉じる
 (3)2〜3分後、室外機の「ガス閉鎖弁」を閉じる
 (4)強制冷房運転を停止する


閉鎖弁はこのカバーを取り外すと見えます。右が「液管」、左が「ガス管」です。液管のほうが細く17mmのナット,ガス管は22mmのナットで固定されています。手前を向いている六角ナットは単なるキャップですが説明書に規定トルクが書いてあるところを見るとガス漏れ防止の役目もしているようです。液管側がかなりきつくしまってました。


先ず、強制冷房運転をします。運転/停止スイッチを5秒間押します。


8分程度運転してから液閉鎖弁を閉じます。液管側は水蒸気が凍って白くなっています。


ガス管側は強くしまっていて外すのに苦労しました。22mmのスパナは巨大です。エアコンの取り外しは22mm、17mm、12mmのスパナが各1本必要です。たぶん、どのメーカーもこのサイズは共通だと思います。


思ったよりやっかいだったのがこれ。黄色いネジの下にある白い部分を押しながらケーブルを引き抜くというのがわからず苦労しました。

2009-08-16追記
 エアコンの取付は電気工事士の資格が必要という情報が流れていますが
 必要ないケースの方が多いような気がします。詳しくは電気工事士の記事の「2009-08-16」のところを見て下さい。

ついでに室外機の上蓋はずしてみました。インバーター回路です。たぶん。


室内機側のガス管と室外機側のガス管のジョイント部分です。スパナ2本を使って外します。空中に浮いているので力を入れにくい部分です。しかも壁の穴から20cm程度の高い位置にあります。これは取り付けの際、規定トルクでしめる方が難しく。外すのは簡単です。パッキンのたぐいはありません。金属同士を密着させるだけの構造でガスが漏れないというのは意外です。冷凍機油なるものを塗ってから締め付けると説明書にありますが、塗らないで良いという噂もあります。


室外機はこのカバーを外さないと、壁から取り外せません。この鉄板に引っかかっているだけです。室内機は室内機を引っ張る人と、20cm程度外に突き出たガス管とドレンホースを押し込む人の2人がかりでやった方が楽です。


室内機側の配線も同じしくみでした。理屈がわかっていると作業は簡単。壁から外してからケーブルを外しましたが、手順が逆でした。これを外せば取り外しはおしまい。


室内機は軽いので、配管などもまとめて衣装ケースに入れました。これで引越準備完了。


このエアコンの取付記事はここ