2023-12-16
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設定方法
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故障診断
・LEDが2個同期して点滅しますが、故障診断をやりやすくするためです
・LED2が点灯しないもしくは点灯したままになる IC1が壊れている可能性大 ICを交換すれば復活する
・LED1が点灯しないもしくは点灯したままになる FET1(大きい3本足)が壊れている可能性大 FETを交換すれば復活する
VR1:
電源をONする時間が変化します
設定可能な値の範囲 1.5~4.5ミリ秒
左に回すと充電時間が短く、右回しで充電時間長くなる
VR2:
電源をOFFしている時間が変化します
設定可能な値の範囲 0.7 ~ 1.65[秒]]
※電源電圧が変わると時間も数パーセント変化します
¥100ショップのタッパーに入れた作例
・銀色の物がスイッチングレギュレータ電源 入力AC100V 出力5V 3A
・タイマーは100V用
・高電圧モジュールはAliexpressで購入したもの
入力電圧 3.7~6V
入力電流 2~3A 電源電圧が高いほど流れる電流も大きくなる
無負荷時出力電圧 5万ボルト
価格 ¥405 送料込み
高電圧モジュールを購入するときは電源電圧に注意します
5V3A以上の電源は比較的高価です。筐体も大きく重くなるので送料も無視できません
基板表面
・キットは所定の部品を所定の場所に半田付けするだけです 動かない場合の原因は99%以上の確率で部品の取り付け向きの間違い、半田付け忘れ、間違った部品の取り付けです
・印刷してあるのは部品番号です。半田付けすべき部品は部品表を参照します
・部品のいくつかは実装されていません。拡張性のためで部品を実装する場所だけを確保しています
・可変抵抗は長期的(たぶん10年後以降)には抵抗値が接触不良で変化してしまいます
VR1の実際の抵抗値は実装されていない抵抗 R1 の個所をテスターで計測するとわかります
最適な値が決まったらこの抵抗値を計測しておいてください
修理するときはVR1を取り外し計測した値に等しい抵抗をR1に半田付けします
VR2も同様です、VR2の抵抗値はR2の個所を計測します
部品表
・形状が同一の異なる部品に注意してください
・向きがある部品に注意してください
・両面基板は半田付けを間違えると簡単には取れません
基板裏面には何もありません。半田付け忘れに注意してください
配線例
・電流は瞬間的に数アンペア流れます。細すぎる電線を使ってはいけません
ご参考の回路図
基板は試作品であるが機能はこのキットと全く同じ。この構成なら¥2000以下で出来る。但しタイマーや電源は無いので毎日手動で電源を入れる必要がある。この高電圧モジュールは3.7Vのリチウムイオン電池1本で動作するように設計されている物で通電時は2~3Aの電流が流れる。電源電圧が高いほど大きな電流が流れ3.3Vでは3.3V 2AのAC-DCアダプターで動作可能。電圧は無負荷時数万ボルトになるが負荷の柵線を接続すると300V程度の電圧にしかならない