電気柵インジケーター

・電気柵から出ている電磁波を受信して赤いLEDが点灯します
・柵線とは非接触です。このインジケーターを柵線の近くに置くだけで点灯します
・電気柵の電圧が低いほどインジケーターは柵線の近くに置く必要があります
・点灯間隔は電気柵の高電圧発生間隔と同じです 電磁波を受信するたびに短時間点灯します
・動作電圧 乾電池2本(3V)もしくは充電式電池2本(2.4V)
・消費電力の殆どはLEDを点灯させるための物です
・動作時間 単三電池2本でだいたい4~5カ月
・電気柵の高電圧発生時間は100μ秒程度ですがこのインジケーターのLEDはそれより長い時間点灯します
・柵線から30cm以内に設置してください。電気柵が強力な場合はもっと距離が離れていても動作します
・雨の日は感度が下がります

注意:
・これは組み立てキットです 半田付けが必要です
 フラックスは使わないでください フラックスは半田の中心部に既に入っています
・柵線に接触させないでください たぶん壊れます
・防水のためケースに入れてください
・直射日光が当たると電池の寿命が短くなるかもしれないので日よけをしてください
・長期間放置するものなので液漏れしてもいいように回路は電池より上に配置してください


2023-12-16

動画
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
densaku_indicator.wmv MOVIE 動作している所 WMVファイル
3回スパークしていますが最初の一回はスパークしている火花が撮影できていません
これは火花が飛んでいる時間が短い為です
このインジケーターは時間を引き延ばしてLEDを点灯させているので最初の一回はLEDだけが点灯しているように見えます

¥100ショップの4個¥100のケースに入ります。これを電気柵の近くに置くと電気柵が発生している電磁波ノイズを受信してLEDが点灯します。LEDは電線を伸ばしてケースの外に出すことも出来ますがケースの中で光らせたほうが拡散して明るく見えます

R0052009.jpg

電池ボックスは別売です

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基板表面
・キットは所定の部品を所定の場所に半田付けするだけです 動かない場合の原因は99%以上の確率で部品の取り付け向きの間違い、半田付け忘れ、間違った部品の取り付けです
・印刷してあるのは部品番号です。半田付けすべき部品は部品表を参照します
・ANTの所に20cm程度の電線を半田付けすると感度が上がります(黄色線) GNDの所に電線を半田付けすると更に感度が上がります(青線)
 電線は真っすぐ伸ばしてケースの外に出したほうが感度が上がります
 この写真左下の3mm直径の穴もANTに繋がっていますケースの外から金属ネジ経由で電線をケースの外に出すことも出来ます
 回路を手で触っていると人体がアンテナになって感度が上がります
・R4はLEDが暗かった時に抵抗を半田付けします。R4があるとLEDに流れる電流は2倍になり輝度も上がりますが消費電力が2倍になり電池の持ちが約半分になります
・R2は取り付ける部品がありません。点灯時間を調節したいときのための物です

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部品表 ICとLEDは向きがあります。逆にすると動きません

partslist_indicator.png

電気柵の電圧が低いと動作が安定しません。GNDから電線(この写真白い線)を引き出して地面に挿すと動作が安定します。ステンレスの釘に電線を巻き付けて地面に挿しています。細い線がアンテナ線です。電池と基板はプラスチックの板で隔離しています。紙は水分を吸うので不適です

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LEDは赤丸の足が長い

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ご参考の回路図

sch_indicator.png

基板裏面
両面基板の半田付けは基板の穴に半田が流れ込んで穴を埋めれば完了です。盛り上げるように半田付けする必要はありません
但し熱が逃げやすい個所は上手く流れ込んでくれません。そのような個所は盛り上がった形状になります

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電子回路に詳しい人のための情報
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
fence_indicator_TTL_panel.zip Gerber FusionPCB用です
他の基板メーカーではV-CUTが製造エラーになります
FusionPCBはV-CUT無料です
1枚の基板にV-CUT12面付けしてあるので10枚製造すると120枚出来ます
この回路はライセンスフリーです自由に使ってください
fence_indicator_EAGLE415.zip EAGLE プリント基板CAD EAGLE Ver4.15以上用