電子レンジ分解

オーブン機能付き電子レンジの分解


2019-03-02

壊れたらしい実家の電子レンジ。電源は入るが動作音が異常に大きいような気がする

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外側のカバーを外す。この状態で動かしてみた。音の発生源はマグネトロン。これが唸って本体に反響して電子レンジ特有の音を発生させている。トランスも多少唸っていると思う。扇風機は比較的静か

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電子回路部全体
・サーモスタットはマグネトロンに付いていたのでマグネトロン異常発熱時の遮断用
・温度センサは高圧トランスのところにあるが高圧回路とは関係ない。電源部基板から出ている黒い電線の先に付いている
・アース線は 高圧2000Vのマイナス側-本体金属部-コイル-アース線 という経路で繋がっている

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ターンテーブルの軸。鉄板の上に軸が乗っているだけ

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マグネトロン

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高圧リレー。ONになるとコンデンサ両端の端子がショートする。一番下の回路図参照

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高圧コンデンサ。3端子。0.67μFが60Hz用。50Hzは高圧リレーで端子をショートさせ0.67+0.3μFとして使う仕組みのようだ。50Hz、60Hz専用電子レンジはコンデンサが2端子で高圧リレーが無いと思われる。回路図を見るとブリーダー抵抗が入っているので電源を切って放置すればそのうち放電する

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ダイオードはコンデンサの中央の端子から出てコンデンサ外側のケースと接続されていた。コンデンサのケースは電子レンジの金属部分につながっている。高圧回路のマイナス側は電子レンジの金属部分とつながっている。自動車と同じようにシャーシーを回路の配線として使っている。電圧は大きく違う

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扇風機は普通のくまとりモーター

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MPU。普通のICピッチより少し足の間隔が狭い

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異常に大きいコネクターに見える黒い物はリレー

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高圧回路の配線

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高圧トランス。手前が100Vの1次巻線。これは自作のスポット溶接機などに使える。2次コイルはマグネトロンのヒーター用と高圧用の2巻きある

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20年前の物だが金属とプラスチックにきれいに分離できる

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マグネトロンの先端が刺さっていた場所。この箱の中で乱反射して

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少し色が変わっている所から電磁波が出ていくのだと思う。写真右がレンジの上側。マグネトロンの先端はそれより少し上にある丸い出っ張りのところにある

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このガラスはコーキング接着なので外しにくい。隙間にカッターを入れてコーキングを切って外す

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何故かわかりにくい感じの回路図

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2019-03-08

金属ケースを潰して金属ゴミの日に出しやすくする。電磁波が出るところはこんな構造。穴を塞いでいた耐熱カバーはオーブン下側ヒーターの耐熱材と同じ物だと思う

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2019-04-18

50Hz専用機。コンデンサは2端子。高圧リレーはない。これはターンテーブルが無いタイプの物。ターンテーブルモーターの代わりにアンテナモーターがある

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