2015-11-21
本体外観。基本機能はマウスと同じ。ペンの側面、消しゴムの位置にボタン。本体は左右上側に2個ずつ計4個ボタンがある。接続はUSB
マウスと違うところは
-ディスプレイ上の位置とタブレット上の位置が1対1に対応している。マウスは現在のカーソルからの相対座標
タブレットは大きいのでマウスよりは手を大きく動かす必要がある。マウスは手首から先だけ動かせば良いがタブレットは腕も動かす必要がある
-筆圧を検知できる。ソフト次第で線の太さが変わる
本体に2年間のCLIP STUDIO PAINT PROのライセンスが付いている。新規購入すると¥5000、2年後はフリー版になって使える機能が少なくなる。購入する場合は¥1700引きになる。手書きの回路図程度ならフリー版で十分
筆跡はベクターデータになるので書いた後に分解できる。一筆書きすると一つのベクターデータなので分解できない
これは
このように分解できる
CADのようにトリミングも可能
はみ出た部分だけを
消しゴム機能で消せる
反転や回転が出来るのはCADと同様。手書きの文字は反転されてしまう
写真に文字を書き込んでもレイヤーが異なるので元の写真が消えることは無い
書いた矢印は
消せる
タブレットに付属の手書き文字認識ソフトはかなり高性能。マウスで文字を書くのは困難だがペンタブレットなら鉛筆と同じ速度で書ける。ものすごく汚い字でも変換される。タブレットのドライバーなので全てのソフトで使用可能。「7」「ワ」「ク」「フ」等形状が似通った物は誤変換が多い。前に入力した文字や辞書も変換予測に使用される。この機能により現在入力中の1つ前の文字が再変換されることもある。ひらがなで入力してから漢字変換する事も出来る。パソコンを初めて使う人ならマウスとキーボードを捨て去りペンタブレットだけにした方が早く使えるようになると思う。スペースや改行の多いプログラムを書いたりするのには適していない
こんな雑な文字も
正しく変換される