2015-06-04
・7セグメントLEDは逆向きに半田付けしないように注意してください。取れなくなります
・フラックスは使用しないでください。誤動作の原因になります
・▼マークの6ピン端子はプログラムを書き込むための物です。キットのICはプログラム書き込み済みなのでここに取り付ける部品はありません
<<端子の説明>>
A:リレーのA接点に繋がっています。A接点はリレーがON するとCOMと接続されます
B:リレーのB接点に繋がっています。B接点はリレーがOFFするとCOMと接続されます
5V:電源の5Vと繋がっています
GND:電源のマイナスと繋がっています
SSR+:ソリッドステートリレーを接続するための端子です
SSR-:ソリッドステートリレーを接続するための端子です
基板は自動ポンプと共通のため写真の暗くなっている部分「Water pump」の所に部品は取り付けません
センサー(PT1)は電線を引き延ばして取り付けてもかまいません
この写真のR7はソケット経由で接続されていますがキットにソケットは付属していません
スイッチの色は販売ロットによって白、赤、黒があります。殆どの場合黒いスイッチが付属しています
LEDの向きはこれを参考にしてください。赤丸がプラス側で足が長くなっています
センサーはLED同様プラス側の足が長くなっています。取付向きは上の図を参照して下さい。基板の白いシルク印刷は製造ミスで向きが間違っています。センサーを真上から見たとき平らになっている側が左に来るのが正しい向きです
部品表。R7は使用する明るさにより選択して下さい
●屋外で使うときは3.9kΩ
太陽光が当たる場所で使用するとき
日陰と日なたが区別できます
室内照明の明るさ程度では感度がありません。表示値はほぼゼロです
●屋内で使うときは100kΩ
太陽光は明るすぎて日陰と日なたの区別は出来なくなります
室内の照明が点灯しているか消灯しているか区別できます
100W以上の機器を使用する場合や長期間使用する場合は秋月電子のソリッドステートリレー(通販コード K-00210)がお勧めです。これが一番放熱しやすく便利。200W程度までは殆ど発熱しないが、それ以上はヒートシンクが必要。もちろん10秒程度の短時間ONするだけなら放熱が間に合わないのでヒートシンクは不要。
3つの端子の内、T1,T2がAC100V用のスイッチになる。G端子はやや小さくここには何も繋がない。詳細はSSRの説明書の図解参照。SSRを使う場合は基板上のリレーが不要になる。リレーを取り付けなければ無音でAC100VをON/OFF出来る
基板上のリレーを使用して大電流に耐えられるリレーを動作させる方法も可能。リレーは接点抵抗が小さいので放熱器が不要になる反面寿命が短いのが欠点
SSR(ソリッドステートリレー=半導体リレー)
SSR+とIN+ SSR-とIN-を接続するとSSRをON,OFF出来る
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使い方
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・電源電圧は5V
5V以上の電源を使うとICが壊れるので注意。ICを交換すれば多くの場合回復する
・照度は0(暗い)~1023(明るい)の範囲です
最大値は回路の特性上1023までいきません
・電源を入れると7セグメントLED8888表示
1秒後 「リレーをON する照度」を表示
さらに1秒後「リレーをOFFする照度」を表示
1秒後照度を表示、設定値によりリレーをON/OFF
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表示
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・7セグメントLEDに表示される値は明るいほど大きくなります
・LED4:リレーと連動して点灯
・LED6:照度計では未使用
・LED7:リレーをON する照度を表示しているとき点灯
・LED8:リレーをOFFする照度を表示しているとき点灯
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照度の設定
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1.SW1を押しながら電源を入れると焦土の設定モードになる
設定中はLED5が点灯
2.リレーをON する照度の設定
初期値は100
SW2で桁移動。設定中の桁は小数点ドットが点灯します
SW3で値の変更。押すと数値が増加します9になるとその次は0になります
設定値は最大1023。これより大きい値を入力すると強制定期に1023に設定される
3.SW1を押すとリレーをOFF する照度の設定モードになる
初期値は300
操作方法は「リレーをONする照度の設定」と同じ
4.SW1を押して設定終了。通常モードに移行する
リレーをONする焦土よりリレーをOFFする焦土を小さくできますが
ONが優先されるためこのような設定をすると常時ONになります
使用例。暗くなったら電球を点灯させる時の例
参考回路図