2015-03-29
基板表面
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使用する電源電圧、センサーの種類によって組み立て方が異なります。間違えないように注意して下さい
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・右下の3mm穴は電源のマイナス側とつながっています
・JP1は12V信号を使うときにショートさせます。5V用センサーの場合には何も取り付けません
赤いジャンパーピンが取り付けてありますがキットには付属していません。抵抗の切れ端などでショートさせて下さい
・L1の右側の端子はプログラム書き込み用です。キットのICはプログラム書き込み済みなのでここには何も取り付けません。部品も付属していません
・LEDは3つの小さい赤色LEDも含め全て上側がマイナス(足が短い)下側がプラス(足が長い)です
・左下にあるD4は照度センサーです。LEDの光が入ると誤動作してしまうので熱収縮チューブをかぶせて遮光して下さい
部品表。12V電源用部品とLEDは別売です。水色の12V信号用部品は12V信号を使わないときには実装不要です。緑の5V信号用部品はノイズ除去回路の部品なので売店で販売しているセンサーを使用するときは実装不要です。詳しくは下の写真の通りです
電源は12Vと5Vで使用できます。この写真の通りに組み立てて下さい
売店で販売しているセンサーを使用するときは以下の写真のように組み立てて下さい。オレンジ枠内の部品はノイズの乗っている信号線を使用するときに必要な部品のため取付不要です。売店で販売しているセンサーはノイズを発生しません。白線が信号線です
ノイズの乗っている5V信号を回転検出に使う場合は以下の写真の通りに組み立てて下さい。自動車のECUから回転信号を取る場合は長い電線を引き回す必要があるためノイズ除去回路が必要です。ECUの信号にはノイズは乗っていませんが信号線を長く引き出すのでノイズが乗りやすくなります
・R4は33kΩ
・R8はゼロΩ(黒帯のある抵抗)
・R1は200Ω
ノイズの乗っている12V信号を回転検出に使う場合は以下の写真の通りに組み立てて下さい。イグニッションコイルの1次側から回転信号を取ることが出来ます。回路構成次第ではうまく信号を検出できないことがあるのでオシロスコープを持っている人だけにしかお勧めできません
・T1は不要
・T2は2SA1015
・R1は不要
・D2は不要
・R8は200Ω
・R4は100kΩ
これ以外は写真の通りです
ご参考の回路図
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使い方
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・動作モードはモード1,モード2の2つあります。設定値は別々に保持しています
・最後に使ったモードは記憶されます。電源を入れ直すと最後に使ったモードになります
SW3:モード2に移行、L2が点灯
SW4:モード1に移行、L1が点灯
SW1+SW2:設定状態に移行
初期起動時の動作はMOVIEを参照
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設定方法
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概要
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・LEDの点灯状態だけで数値を入力するのでやや複雑です
・LEDの数が少ないため数値入力では1桁ずつ入力します
・設定項目は全部で13あります
・全項目の設定が終わると設定値が保存されます。途中で電源を切ると保存されません
・設定項目は2組あり、それぞれ別の値を設定できます
2組の設定値は赤い3mmLEDの点灯状態で識別します
L1:モード1の時点灯
L2:モード2の時点灯
・設定値は記憶されます。電源を切っても消えません
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スイッチの動作
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・SW1、SW2を同時に押すと設定状態になる。SW3,SW4で設定したい動作モードにしてから設定状態に移行します
・SW1:次の設定項目へ
・SW2:桁の移動
・SW3:値を増加させる
・SW4:値の現象させる
項目番号12,13の設定時だけはSW3,SW4の動作が逆になります
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数値入力時の表示の意味
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項目番号:最左側LED4個で設定項目番号を表す。右詰2進数表示
桁位置 :中央のLED6個(9~15個目)で設定中の桁を表す。3個点灯していたら3桁目の設定をしている事を意味する
値 :最右側のLED9個で桁位置の値を表す。桁位置のLEDが3個点灯、値のLEDが5個点灯していたら500を意味する。ゼロの場合は全消灯
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手順
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SW1、SW2を同時に押すと設定状態になります。L1~L3が点滅したらスイッチを放して下さい、押したままだと2番目の設定項目に移ってしまい項目番号1が設定できません
項目番号1~13まで順番に設定していきます
設定開始、設定終了時にL1~L3が同時に3回点滅します
SW2を押したまま電源を入れるとここで設定した値を初期出荷状態に戻すことが出来ます
【注意】:数値は上位桁から入力してください下位桁を先に入力すると値の範囲チェック機能の影響で入力できなくなります
項目番号1:○○○●(LED点灯1つあたりの回転数の設定)
設定可能な値:1~9999
初期値:100
LEDの点灯数は切り捨てです 点灯数=回転数/この値
項目番号2:○○●○(信号種類の設定)
1:1回転で複数パルス信号を発生する(車速センサーは車軸1回転で複数信号を発生する)(初期値)
2:1パルス信号で複数回転する(単気筒エンジンは1点火信号で2回転)
1回転1パルスならどちらに設定しても良い
項目番号3:○○●●(信号数の設定)
1回転あたりの信号数/信号数あたりの回転数
設定可能な値:1~9999
初期値:2
項目番号4:○●○○(最小回転数)
これ以下の回転数の時はLEDは全く点灯しません
1000に設定すると一番左のLEDが点灯するのは回転数が1000+項目番号1で設定した値より大きくなったときです
設定可能な値:0~999999
初期値:0
項目番号5:○●○●(最大回転数)
この回転数を超えたときにはLEDを全点灯させます
設定可能な値:最小回転数~999999
初期値:100000
項目番号6:○●●○(ノイズ除去回転数)
設定可能な値:1~999999
回転数 - 直前の回転数 の絶対値がこの値(ノイズ除去回転数)より大きい場合はノイズ混入と判断してその計測値を表示せずに捨てる
初期値:100000 この初期値は大きいので実質的なノイズ除去無効に等しい
項目番号7:○●●●(LED点滅機能を使うか否か)
1:使う
2:使わない(初期値)
項目番号8:●○○○(点滅回転数)
この回転数を超えたときはLEDを点滅させます
設定可能な値:0~999999
0にすると常時点滅です
初期値:120000
項目番号9:●○○●(ゼロ表示時間)
センサーがここで設定した時間反応しないと表示はゼロになります。計測可能な最小回転数はここで決まります
閾値付近で回転数が安定すると表示が点滅してしまいます
無効にするためには大きな値にして下さい
設定可能な値:100~9999
単位は0.5ミリ秒。100を設定すると50ミリ秒。2000で1秒
初期値:400 = 0.2秒
項目番号10:●○●○(LEDの明るさ調整機能を使うか否か)
1:使う(初期値)
2:使わない。輝度は最大輝度に固定される
項目番号10:(最大輝度)
LEDは半分程度が点灯します。設定された輝度でLEDは点灯します。L3も点灯します
SW3,4を押すとLED輝度が増減します
点灯しているLEDの数に意味はありません、スイッチを押したことが解るように点灯数が変わります
24段階に輝度が変わります
項目番号11:(最小輝度)
最大輝度と同じです。項目番号10で設定した最大輝度以上にはなりません
L3は消灯します
項目番号12:(明側閾値)
周囲の明るさに対してLEDが眩しすぎたり暗すぎたりするときにこの値を変更します
センサーで検知した周囲の明るさがここで設定した値を下回ると徐々に減光していきます
点灯しているLEDの数が照度センサーで計測した照度です。周囲の明るさに応じて点灯数が変わります。L3は点灯します
バー表示LEDの点灯数はここで設定されている値より少なくなりません
SW3,4を押すとLEDの点灯数が増減します
センサーは遮光しないと点灯しているLEDに反応してしまいます。センサーの側面に光が当たらないように熱収縮チューブをかぶせて下さい
初期値:18
項目番号13:(暗側閾値)
センサーで検知した周囲の明るさがここで設定した値を下回ると最小輝度になります
LEDの点灯数は項目番号12の明側閾値で設定した値を超えません
L3は消灯します
これ以外は明側閾値と同じです
初期値:2