TWE-Lite無線モジュール
東京コスモス電機の無線モジュール
このページはしばらく加筆修正を繰り返します
・電源電圧5Vでも数秒は耐える。それ以上の時間耐えるか実験していないので不明
・NXPセミコンダクターのJN5164が使用されている。細部を理解しようとするならJN5164のデータシートを見る必要がある
・JN5164のチップだけはDigKeyで1個$4.5、1000個$2.2程度
・EEPROMは4kバイト
・ファームウェアを自作する場合はEclipseというIDE(=統合開発環境)を使う。Windowsのプログラム開発にも使える物なので高機能で複雑。初心者は手を出せない
Eclipseは無料の汎用IDEなので自社製品に特化したVisualStudioのような最新IDEとは機能面でかなり劣る
nRF24L01に比べると10倍気合いを入れないとファームウェアの開発は出来ない
・書き込み済みになっているサンプルプログラムのソースは5000行もある
このプログラムは大きすぎるので読まない方が良い
・他のサンプルプログラムも無理に多機能で読みにくさがが有る
Samp_PingPongが600行と短いのでプログラムの骨組みを理解するならこれを読むのが良い
・SDKを使うときの注意点
-ダウンロードしたzipファイルはルートディレクトリーに展開しその場所で使わなければならない。program filesに移動してはいけない。移動するとビルド出来ない
-ライブラリーのソースは非公開なので「製品の販売終了」=「製品の死」になる可能性があるので注意。ライブラリーにバグがあっても販売終了後に修正されない
-App_Twelite(書き込み済みの標準アプリケーション)とSamp_PingPongPingはSDKのマニュアルに概要説明があるが、それ以外は1行しか説明が無いので
そもそも何をするサンプルプログラムなのか最低限必要な周辺機器への配線はどうしたら良いのか等の解説は一切無くこれを知るためにはプログラムを読むしか無い
プログラムのどこかにシリアル入出力をしている箇所があればUART-TX,RXをPCと接続する必要があるだろう...といった具合にソースから判断する
・標準書き込みされているプログラムは
デジタル入力 -> デジタル出力
アナログ入力 -> PWM出力
となっている。この仕組みだけでは実現できない機能が必要であれば自力でプログラムを書く必要がある
・開発言語はC言語
・開発はarduinoのようにゼロから書くのでは無くサンプルをひな形としてそれを修正して作る方式になる
関数の呼び出し順序や引数の設定内容が複雑なのでサンプルをひな形としてそれを修正する方式で無いと動かすことが難しくなる
・ライブラリーは独自の物なので移植性の低いプログラムになる
・SDKマニュアルの内容を理解するのはかなり困難。機能は書いてあるがその機能の存在理由や目的などが記述されていないので理解するのが難しい
フレームワークの設計思想
IEEE802の仕組み
JN5164の機能
等が理由となってその機能(ライブラリーの関数)が実装されているのだろうが、これは上記を深く知っている人にしか理解できない
良くある「解っている人が解っている人のために書いたマニュアル」になっている。体裁はマニュアルと言うより講習用資料のような感じ