2014-10-06
ねじを踏んでしまった。前タイヤ。NV200は前後でタイヤの強度が違う。前が6PRで後ろが8PR。スペアタイヤは後輪と同じ8PR
走行距離はこのページには無い。オイルチェンジャーのページを見ると大体の走行距離がわかる
抜いたねじ。これだけ大きいと振動と音でタイヤに異物が付いていることが直ぐ解る
エーモンのパンク修理キットで穴を塞ぐ。NV200は外側の減りが早い。空気圧は半年に1回点検している。左右で同じ状況なのでタイヤの品質かNV200の設計の問題の可能性大。使い方の問題なら重量物を積んで下り坂を走ることが原因。秩父で砂利を買って299号を40km程度走るときに一番タイヤに負荷がかかっていると思う
空気を入れると漏れる... 穴が広がって漏れやすくなりそうだがやり直し。明日まで放置してから空気を入れてみる。貨物車のスペアタイヤは応急用のテンパータイヤでは無いので急いで修理する必要性は低い。また漏れるようなら外して裏側にパッチを当てるしか無い。タイヤレバーは自転車用しかないので購入する必要がある
2014-10-07
ガス漏れ検出用の石けんスプレーを吹きかけて漏れを確認。漏れていないが時々空気圧確認必要
2014-11-03
パンク完治せず。2週間で1気圧程度抜けてしまう。内側にパッチを貼ることにする。先ずボール盤の繰り出しでビードを落とす。クランプは当て木が外側(写真右側)に逃げないようにするため。下側のオレンジクランプはタイヤが横滑りしないようにするため。ホイールの内側に引っかかっている。オレンジクランプが無いと写真左側へタイヤが逃げてしまう。この状態で押し込むとビードが落ちる。クランプでタイヤを挟んでみたがアゴが届かず無理だった。クランプ力自体はビードを落とす力が十分あると思う
タイヤレバーで片側を外す。写真は外してからひっくり返したところ。この状態で修理可能。外すときは石けんスプレーを塗って外さないと摩擦で引っかかって抜けない。この状態から全部タイヤを外す方がたぶん難しい。LTタイヤは普通の乗用車用より固いと思う。ネットで見つかった方法では外れなかった
形状を見る限りタイヤは車体の内側の方へ外す方が正しいような気がする。ホイール中央の溝は車体外側が立っていて内側が寝ている。矢印の部分の僅かな出っ張りを飛び越えて内側の溝の中にタイヤの縁を落とし込まないとホイールから外れない。一般的には車体の外側へ外すようだが今回は全部外さなかったので正しい外し方は解らず (追記)外側に外す方が正解
パッチを貼る。自動車用はキノコ形をしているがタイヤの寿命まで1~2年しか無いので在庫のある自転車用を貼った。タイヤの填め込みはビードワックスを塗り、タイヤの上に乗って両膝で押し込む。膝で押し込むだけだと体重が足りないのでホイールの穴に指を掛けてホイールを引き上げながらタイヤを膝で押し込む。たぶん膝にかかっている圧力は120kg程度。この方法で半分までは入る。残りはバイク用のタイヤレバーではめ込んでいく。車用のタイヤレバーは外すときには良いが填め込むときは薄いバイク用でないとタイヤとホイールの隙間に差し込めない。MonotaROブランドとKTCのバイク用を両方使ってみたが薄いKTC製が良い
2015-09-05
タイヤを交換する。約5年、35000km走行。ダンロップのエナセーブ VAN01 165R14 8PR 送料込み約¥6000
ビードを落とす。クランプはアゴが小さいので側面に穴を開けてクランプを差し込む。タイヤの側面に放射状に切り込みを入れるのは簡単。カッターで簡単に切れる。2本使ったがこの方法ではダメだった。クランプ力が足りない
ボルトを通して締め付けてみる。ずれるが落ちない。位置が良くないのとワッシャーが小さい感じ。これより大きいワッシャーは高い。ナットは高ナットを使わないと回しにくい。雨が降ってきたので中断。両側から挟み込む方式では無く片側固定でやり直す
2015-09-13
タイヤ交換の続き。ボルトを木の板に固定した。2x6材と大体同じ断面の木材。両側から挟む方式より約2倍押し下げる距離がかせげる。先端は旋盤で尖らせた。そのままだとタイヤに突き刺しにくい
あっさりビードが落ちた。後は踏みつけて全周落とす。反対側も同様。大きなワッシャーは建築金物。約¥260
専用のビードブレーカーより時間がかかるが収納場所には困らない。木の板は濡れても直ぐ乾く場所に立てかけておけば屋外放置で7~8年は腐らないと思う
ビードがボルトクリッパーで切れるか試してみた。殆ど抵抗なく切れる
断面。細いワイヤーが20本程度。ビードを切ってしまうと手で引っ張るだけで外せる
黄色いマークが一番軽いところ。バルブをこの位置にする。タイヤにビードワックスを塗って填め込む。外すためには3本タイヤレバーが必要になるが填め込むのはバイク用の薄い物が1本有れば良い
バルブはビードを落とさないと交換できないのでタイヤと一緒に交換した方が良い。切断して除去。填め込むときはこんな道具を使う¥500~¥600程度
打ち込み式の錘はタガネを当てて外した。ペンチで引っ張ったくらいでは外れない。10gが2個
前後輪8PRになったのでタイヤの前後ローテーションも可能。タイヤバランスは取っていない。走ってみて振動が出るようなら静的バランスを取ってみる
2015-09-15
貼り付けタイプの錘を買っておいたが必要なさそう。¥67。時速75kmまでは振動発生せず。これ以上は高速道路を走らないと解らない
2015-11-23
タイヤの回転に同期しているらしい異常振動が出るので後輪を外す。前輪を交換したばかりなので最初は前輪を疑ったが違っていた。外すとバイクのタイヤのように尖っている。たぶんタイヤ内部のワイヤーが切れている
ひび割れが酷いが溝は残っている
後輪は両方とも要交換。手前のタイヤに付いているのはホイールバランサー
2015-11-28
タイヤが届いたので交換する。ダンロップのエナセーブ。新品のタイヤは臭いので作業の前日に届くようにすると良い。家の中に置いておける臭いでは無い。今まで通りビードをボルトクリッパーで切断して外した。切断箇所は裏表で180度変えた方が良い。ビードを切断すると落としたビードが勝手に元に戻ってしまう。裏側のビードが嵌まってしまうとタイヤレバーでめくることが出来ないが180度位置をずらすとビードが嵌まっていてもめくることが出来る
のんびりやって1本1時間かかる。急いでも40分はかかると思う。時間がかかるのはビード落としと洗浄。ラチェットスパナを使えば1本あたり10分は短縮できるが5年に1回だけの作業のために買いたくない。自分でタイヤを交換して節約できるのは工賃に加えてネットの最安店との価格差。1回目は工具代で相殺されてしまうので本当に安くなるのは2回目から
バランスウェイトは鉄製にした。面取りしてあって形も良い。2本とも軽点が40g程度軽かった。タイヤの外側側面と内側側面の重さの不均衡は取れないので錘は内外均等に貼り付ける
2015-12-07
古タイヤが3本も有ると邪魔なので処分しにいった。カインズホーム青梅店から4~5分の所にあるNKリサイクル
Google MAP。タイヤ専門。入って右側に受付がある。1本税抜き¥200(その他の地域はここから探す)
2016-01-02
寒くなってエンジンの掛かりが悪くなってきたのでもらい物のバッテリー補充液を入れた。バッテリーは新車の時から交換していない。5年8ヶ月使用
揺すらないとバッテリ液の量が解り難いので外す。プラス側の端子は食いついて外れにくい
バッテリ液は特に減っていないので1セルに付き10ccだけ
新品の時にどうだったのか不明なので内部を見ても解らず
2016-01-08
パルス充電したら白く粉を吹いていたのが無くなったような気がする。性能が改善されたかは体感できず。しばらく様子を見る。電圧を14Vもかけると瞬間的には2Aも流れるので粉取りは普通の充電電圧で出来る感じ
2016-01-08
ウィンドウウォッシャーの出が悪いのでノズルを掃除。引っ張れば外れる。穴が空いているだけの構造だと思ったが内部には弁が入っている感じ
ホースは分岐部分からの方が外しやすい。固着しているのでホースを回転させ固着を解除してから引き抜く
2016-06-28
バッテリーが弱ってきた感じがする。電圧は13Vある。2週間放置するとエンジンの掛かりが少し遅くなっている気がする。気のせいかもしれない。2時間パルス充電しておいた
2016-07-29
LLCがだいぶ減っている。MINラインぎりぎり。原因は不明。どこかで漏れているのかもしれない
0.4リットル補充でMAXラインの下。たぶんMAX~MINまでは0.5リットル。補充液は水で希釈せずにそのまま使えるタイプ。カインズホームで約¥400。割高であるが使い切れる量の物を買った
2016-08-05
リコール案内が来た。バックドアのガススプリングが錆びて破裂するらしい。リコール対象が70万台(NV200は7万台)と多く部品の手配がすぐには出来ないので点検と交換で2回作業が発生する。2度手間なので目視点検で異常なし部品手配ができたら連絡ほしい旨伝えておいた。日産からは部品入荷が未定であるとの連絡が来ている。部品メーカーはSHOWA
特に問題は無さそう。屋根に降った雨水はガススプリングのある車の内側を通って流れるので錆びやすいものが上から降ってくる場所で発生したのかもしれない。リコール情報を見ても発生状況の詳細は分からない
2016-09-23
ガススプリングを交換してきた。特に見た目は変わらず
2016-12-06
ヘッドライトが曇ってきた
手作業で磨くと時間がかかりそうだったのでグラインダーを用意。磨き粉はホルツの自動車用
一瞬で溶ける。余計な仕事が増える。紙やすりで削って磨き直す
金属磨きのピカールでもきれいになるがホルツのコンパウンドのほうが速い感じ
2016-12-22
ヘッドライトはウレタン塗装しないとまたすぐに曇るらしい。もらい物のスプレーガンを修理しておいた。ノズルが詰まっていた。パッキンから空気が少し漏れるがほとんど使わないので良しとする
2017-02-12
ワイパー変えゴムはふき取り残しが大きくなるまで使っているので1年に1本使わない。10本入りがまだ半分残っている。約1年半に1本交換のペース。ゴムは紫外線を当てなければ長期間保存できる。毎年買うよりMonotaROの10本¥2000を10年使ったほうが得。MonotaROブランド商品ならブレード込みでも1本¥300しかしない。上が運転席用、下が助手席用。長さも違うが幅も違うので運転席用を切っても助手席には使えない。バックドアは助手席用を切って使える。商品説明には切って使えないと有るが特に問題は発生していない
助手席用はかなり劣化していた。運転席と助手席は同時交換していない
2017-03-28
昨日は寒くエンジンが1回でかからず。バッテリー内部に特に大きな変化なし。電圧は12.24Vとかなり低くなっている。外して数時間効果不明のパルス充電。9か月前、去年の6月には13V近くあった。丁度7年使ったのでもうそろそろ変え時であるが今の時期を乗り切ってしまうとまた寒くなるまでは使えるはず。動かなくなって特に困ることは無いので不要な予防保守はやらないことにしている。車の使用頻度は4km先のスーパーに毎週1回行く程度。これでも動かさないよりはかなりまし。短距離でも使ったほうがバッテリーのためには良い。寿命直前なので3週間動かさないとたぶんエンジンはかからなくなる
2018-04-06
エンジンをかけたままバッテリー交換をしたときの過電圧発生実験を模型用モーターで試してみたYouTube動画 エンジンをかけたままバッテリー交換をしてはいけないという実験
2018-12-29
エンジンがかからなかったのでバッテリー交換。クランクが1回転しないくらい弱っている感じ。8年半、42000km使用した。バッテリーが上がりかけたことが一度あるので普通に使えば10年持つのだと思う。左が新40B19L、右が旧34B19L。気温の低い朝に始動できそうもないのは判っていたのでバッテリーは特売日にモノタローで買っておいた。モノタローブランド品はあまり安くなかったのでパナソニック製。純正品もパナソニック。古いほうは充電して実験に使う。室温ならまだ十分使える
走行中に突然シートベルト警告灯点灯したので原因調査
運転席のシート下。丁度右太ももの裏あたりにあるコネクターを外すと警告が出なくなるらしいので外したが状況変わらず。このコネクターの導通チェックをしたいが鉄板にはめ込んである箇所が外れないので接点が見えない
バックル側を分解して導通確認。シートベルトをしていないときにショート、バックルにシートベルトを差し込むとOPENになる。ということは運転席側のコネクターからECUのどこかでショートしている。直前にやったのはバッテリー交換とクリンビューを1本そっくり運転席と助手席の間にあるトレーの中にぶちまけてしまったこと。トレーはドリンクホルダーになっていてそこにクリンビューを置いていた。更にその上に置いた鞄に押されて全量噴射し尽くすまで気が付かなかった。本来クリンビューは泡が出るのであるが大量に噴射放置すると最終的には液体の石鹸水になる
運転席と助手席の間のトレーを外してみる。下にコネクターがありクリンビュー漬けになっていた。ここにシートベルトの配線が来ているのかまでは確認していないがここ以外を通すのも不自然なので原因はクリンビューによるショートと見て間違いない。拭き取るため触るとコネクター内部で火花が。ドリンクホルダーなのに液体をこぼしてはいけない場所らしい。トレーは2ピース構造になっていて両者を固定するネジ穴(黄色矢印)付近を伝って液体がコネクターに到達する。容易に火花が出ることからコネクター自体の絶縁距離も足りない設計のような気がする。端子のピッチもかなり狭い。ここがショートしても走行には致命的な状況にならないのかもしれないが位置が悪すぎる。バッテリーを外してから洗浄したがその前の火花でECUにダメージがあったかもしれない。明日まで放置して乾燥させる
ネジ穴は低い位置にあるためこの部分にたまった液体が矢印部分を乗り越えてコネクターにかかったと思われる。コネクターはネジ穴よりやや車体前方にあるが走行時の振動、加減速などによってコネクターに到達したものと思われる
トレーを組み立てたところ。水をこぼすと矢印の位置から侵入する。形状は一体成型できそうなのだが横に空いている穴のために2ピース構造にしたのだろうか
2018-12-30
元に戻して正常動作確認。洗浄の効果かクリンビューが乾燥しただけなのかは不明。運転席下のコネクターを外すと警告が解除されることも確認。信号線はたぶんMPU側でプルアップされていてクリンビューでシャーシーと信号がショートし警告灯が出たのだと思う。プルアップはかなり大きめの抵抗なのだと思う。運転席より後ろにあるブレーキランプ等の動作を確認して修理完了。灯火以外は燃料計、燃料ポンプ、ドアロックなどがある
2019-03-08
ワイパーブレードが錆びてきたので交換。変えゴムだけ交換していたのでブレードはいつ交換したか記憶に無いほど昔。緑の粉は花粉
助手席側は錆びていなかったが新品を買ってしまったので交換。錆びているほうがモノタローブランドの物だと思う。錆びていないほうはたぶん純正のまま。モノタローブランド品は塗装厚が足りないのだと思う。日が当たらない面は錆びていないのでさびの原因は塗料の紫外線劣化。価格は運転席側¥289、助手席側¥199と安い。運転席側10本入りの変えゴムは¥2190でお買い得感は低い
2019-03-19
去年やらずに放置してしまったフルード交換。黄色矢印のところにホースをつけて抜く。
aliexpressで買った$3のワンウェイバルブを使った。若干逆流もするが十分に機能する。ニップルを半回転程度緩めブレーキペダルを踏めばフルードが押し出されてくる。ゴールドブレンドの空き瓶は少し小さかった。
後輪はここ。エア抜きできるように例外なく高い位置にニップルは付いている
フルードの色の違い。バルブから下は前輪のフルードを交換したときの新品フルード。新車から一度も交換していない9年物のフルード。ブレーキに近いところは茶色く汚れているが配管途中のフルードは黄色く変色しているだけ。
フルードに黒い粒子が混ざっている。たぶん劣化したゴムの粉。フルードが漏れたと思われるシミと。左側のダストカバーが膨らんでいる。フルードが漏れて中に溜まっている
反対側も同様。左側が膨らんでいる
交換が必要なので部品検索サイトで部品番号を調べてモノタローで注文。44100Kがパーツコード、AY220-NA006がパーツNo。モノタローではパーツNoで検索する。pitworkのカップキットが¥739。フロントのディスクブレーキのゴム部品も劣化が進んでいると思うので注文しておいた。フロントはAY600-NS602¥2560。マスターシリンダーのゴム部品D6011-JX00Bも交換したほうが良いがフルードを再度全交換することになるので後回し。部品も¥6060と少し高い
2019-03-28
部品が届いた。左は前輪のディスクブレーキ用
分解。錆びだらけ。スコッチブライトで磨いてみたがダメな感じ
ちょうどゴムパッキンのあるあたりが錆びている。シリンダーだけは売っていない。全交換することにした。互換品なら1個¥3000しない。フレアナットレンチも買ったので¥8000の出費
結局ブレーキフルードは全部抜けてしまうようなので前輪ブレーキもオーバーホールしてしまう。ブレーキホースの接合部に使い捨ての銅ワッシャーが必要になるがバイクとサイズは同じで互換性がある
エアーを吹き込んでピストンを抜く
ブレーキの気密性はこのゴムリング1個だけで確保されている。グリースは付属している。赤いグリース(ニグルーブRX-2)はブレーキフルードと接触する可能性のある部分。薄いピンク(レノリットラバーグリースJP)はスライドピン用
ダストブーツを外すのは簡単。はめ込むのは困難。以前乗っていた日産マキシマの整備要領書にはこんな風に書いてあるがブーツが伸びたままの状態になってくれない
しかたなくテープを巻いて伸びた状態にする。雨が降ってきたので中断。続きは明日やる
2019-03-31
ピンブーツとグリースもメンテナンスキットに付いてきたので交換。突き刺さっているだけなので引っ張れば抜ける。グリースはかなり粘度の高いものだった
ピンは上下で形状が異なる。先端に樹脂っぽい何かが付いているほうが下側。互いに平行についているので形状の違いはかじりつき防止ではないかと思う
ブレーキダストや土埃などが堆積している。真鍮ブラシで落としてから水洗い。直ぐに乾燥させれば錆びない。フロントブレーキのゴム部品は左右共にまだ交換しなくてよさそうな状態だった
シリンダーの内面は切削痕が残っている粗削り面。これでフルードが漏れないのが不思議なくらい荒れている。漏れは黒いゴムシールで防いでいるが嵌っている溝の内側も同じ状態
ピストンはかなりい良いメッキがしてあるようで汚れをふき取るとピカピカ。整備要領書には磨いてはいけないとある。社外品は1個¥3000しない。ブレーキをASSYで交換すると1個¥24000
前輪はどの車も大体シンプル。マキシマの整備要領書
同じくマキシマの後輪。サイドブレーキがあるので複雑。素人メンテナンスは前輪ディスク、後輪ドラムがやりやすいと思う。後輪の部品がまだ届いていないのでエア抜きはしばらく出来ない
2019-04-02
部品が届いた。フレアナットはスパナでも回せるが2面で回すのでナメやすくなる。フレアナットレンチは4.5面接触。ナメてしまうとナットと一緒に配管まで交換しないといけなくなる。部品は制研化学工業製を購入したがなぜか本体はAKEBONOとなっている。たぶんOEM。ユーザーから見るとどちらも同じ純正部品で販売経路が異なるだけなのだと思う
ブレーキ側は凸形状
車体配管側が凹形状。エアコンと同じすり鉢形状の金属同士を強く押し付けて漏れを防ぐ仕組み。バックプレートのへの字型に塗装が剥げている部分はブレーキシューが当たる箇所。組付けの時はここにグリースを塗る
ブレーキシューの取り外しは下側の片方を外すとバネが簡単に外れるようになるので
上から引き抜く。上側のバネはかなり強いので不要な分解しないほうが良い
組付けはブレーキシューの摺動部が10か所あるのでそこに専用グリースを塗る。モノタローで部品と一緒に買ったモリラバーグリース。分解組立によりブレーキシューの位置がずれるので位置調整しないとドラムが入らない。ドラムをはめ込まずにエア抜きしようとすると押さえつけるものが何もないのでピストンが抜けてしまう。全配管からフルードが抜けてしてしまっているので雑なエア抜き工程を4輪全部に実施。フルードで汚れたバックプレートなどを洗浄しつつ2回目のエア抜きで作業を完了させる予定。2回目のエア抜きは明日車検前の点検と一緒に実施する。今日の段階ではブレーキはまだかなりスポンジー
2019-04-03
3回目のエア抜き。車検を通す制動力はあるが少しスポンジーな気がする。どこにエアが入っているかわからない
フルードはこれ。フルード交換の後にオーバーホールすると1本1リットルでは足りない。ブレーキホースを外すとリザーバータンク内のフルードが全部抜けてしまうのでホースの穴をふさぐ栓を用意しておくべきだった。そうすれば1リットルで十分足りるはず
NV200の定期交換部品はメンテナンスノートの「点検整備方式」に交換時期が明示してある。メンテナンスノートは商用車用でアトラスなどトラックと共通のものになっている。全部で9ページあるがその中からNV200に該当する部分だけを抜き出すとこのページの一番上の定期交換部品一覧になる
メンテナンスノートには不整合がある。例えば定期交換部品抜粋にはタイミングベルトの項目があるが点検整備方式の表には無い。ATフルードは交換不要になっているが日産のホームページには4万キロで交換とある。LLCは5年となっているがホームページでは7年。この辺は商用車であることなどを加味してテキトーに解釈する必要がある。期間についても4年毎にブレーキのオーバーホールをすれば工賃だけで5~6万かかるのでその通りに実施されていないケースの方が多いと思われる
今回の整備にかかった費用
・ブレーキフルード 2L ¥759+¥980
・カップキット(ドラムブレーキゴム部品) ¥798 シリンダーが錆びすぎていたのでこれは使わなかった
・シールキット(ディスクブレーキゴム部品)¥2797
・ホイールシリンダー 2個 ¥6242
・フレアナットレンチ ¥1933
・ラバーグリース ¥841
・チェックバルブ ¥330
合計:¥15010
マスターシリンダーまでオーバーホールすると追加で¥6000かかる
2019-04-09
取り外したもう一つのシリンダーも同じ状態。触ると段差がわかる。内面をホーニングする専用工具もあるが、ここまで段差が付いていると簡単には取れないと思う。錆びはフルードで満たされている中央部より外側なのでフルードが原因ではない。ピストンの摺動によってグリース切れが発生して錆びるのだと思う
このタイプのゴムパッキンは経年で直径が小さくなるらしいが特に変化は認められない。上が新品
ゴムパッキンを取り外したピストン。シリンダーと擦れる部分は光っている。カップキットを交換している間のフルード漏れを止めるため2個は取っておく
上がシリンダーのエア抜き穴。シリンダーの一番高いところに空いているわけではない。これより上に溜まった空気は抜けないはず。理由は分からず
2019-04-11
ファンベルトもひび割れ始めている。あと数年で切れることはないと思うが換えてもよさそうな状態。ベルトは約¥4000
2019-05-03
連休でどこも渋滞なのでファンベルトの交換。ベルトは約¥4000
運転席側のタイヤハウスの内張を外す。トルクスネジとクリップ10か所以上で固定されている。リブは強度と雨水を排水するための形状になっている。フロントガラスが正面から受けた雨水はエンジンルーム内に入りこの内張を伝って下に排出されているようだ
外すとこんな具合にファンベルトの下側が見える
下からのぞき込むとこんな感じ。矢印がファンベルトの張り調節機構。軸のナットはかなり強く締まっている。普通の長さの3/8ラチェットレンチで緩めるのは無理。調節ネジ共に13mmの変なサイズ。ルノーの設計が入っているエンジンなのかもしれない。バネの力ではなくネジで張り調節をするタイプなので張りの強さをどうやって決めるのかが交換のポイント
邪魔なのでクリップ一か所を残してアンダーカバーも外す。クリップは外すと割れることが多いので不要な取り外しはしないようにする
下から押してどの程度ベルトがたわむか計測しておく。15~20kg程度の物をぶら下げてどれだけ下がるか見てもよいと思う。写真の状態で19kgで突っ張っている。張力はかなり強い。この方法はみんカラで誰かがやっていたのを真似た。NV200ではなかったがHRエンジンやMRエンジンは型番が違っても構造が大体同じ
張りの調節ネジはこれ。プーリーの軸を緩めると簡単に回せる。ネジの正面にある配管が邪魔なのでユニバーサルジョイントがあると良い。プーリーの軸のナットを緩めてからこれを緩めてベルトを外す。めいっぱい緩めても脱落しない。外すのは少し緩めると外せるが新品ベルトはかなり緩めてからでないと無理。ネジには印をつけておいた
プーリーの軸はこんな機構。外す必要はない。手が入りにくいので元に戻すのはかなり面倒。張りの調節ネジは逆ネジ。つば付きのボルトなのでめいっぱい緩めても脱落しないことがわかると思う
旧ベルト。かなりひび割れている。偶然かもしれないがベルトの長さは新旧ほぼ完全に同じで調節ネジを元の位置に戻すと同じ張力になった。ベルトで回しているのは発電機とエアコンのコンプレッサー。発電機はそれほど強い張力を必要としないと思う。エアコンが効かなければ多分滑っている
2019-10-15
タイヤワイヤー切れで交換。Youtube動画 NV200 LTタイヤ交換 ワイヤー切れ
追記)空気圧は3.7気圧入れて翌日3.4気圧になっていた。数日放置して再度空気を入れ直すと以降変動はほぼなくなる
2020-03-29
ルームミラーの取り付け部品が壊れた。強くぶつけると壊れるように作られているが経年劣化の影響も大きいと思われる。部品番号96327-WD200約¥600。年式によって型番は異なる。初期モデルはこれ
車体側はネジ3本。このプラスチック部品経由でミラーが取り付けてある。上の写真と色が違って見えるのは明るさの影響
2021-04-22
ネジの錆が酷いので交換。放置すると車体の鉄板がもらい錆しそう
上側の2本のパイプを固定している金具はこの写真の左右(つまり車体前後方向)で一体型なので同時にネジを外すと落下してしまう。落下するとかなり分解しないといけなくなる
ステンレスネジに交換完了。フランジ付きの袋ナットは高価なのでワッシャーと袋ナットの組み合わせに変更
かなり広範囲にクリヤ塗装が剥離し始めた。新車から10年経過
2021-05-04
ドレンはプラスネジ。少し開けると冷却水が伝って出てくるのでドライバーは滑って回しにくい。ピットの中で作業すると手を伝って衣類も汚れる。さらにアンダーガードの上に500cc程度回り込み水抜き穴から滴り落ちる。アンダーガードは外すのが正解と思われる。青いのが水抜き穴
10年経過で初の交換。汚れは無し交換する必要性があるのか疑問。冷却系は閉じた空間で冷却ポンプ以外にこれといった部品もなくパッキンが摺動するブレーキなどと違って殆ど汚れないのではないかと思う。冷却経路にあるゴム系の部品が劣化して冷却水に溶け込むまで汚れないと思われる。約3リットル抜けた。全量は6.3リットルなので約半量が抜けたことになる。サーモスタットからエンジン側は冷間時には抜けない。男前モノタローの2リットル冷却水は1本しか買っていなかったので追加購入
アンダーガードに垂れると車両両サイドの水抜き穴から排出される。廃液は水分を蒸発させ吸収剤に吸い込ませて処理する予定。面倒だし頻度も10年に1度やれば十分と思われるのでカーショップでやるのが正解
この程度開けておかないと出入りできない
2021-05-08
エア抜き。エンジン側は交換されないのでエア抜き不要かと思ったがラジエターキャップを外してエンジンを回すと若干あぶくが出てくる。エンジンが温まるにつれて水面は上昇してくる。そしてあぶくが出ると水面は下がる。そして少し継ぎ足す。これの繰り返し。どこまでやれば完全にエア抜きできたのかの判断はよくわからない。メーターの水温計が消えたところから2分程度回して止めた
ノズルに空気穴が付いているのに気が付かなかった。これが下になっていたのでまたこぼしてしまった
2022-10-02
フルードの変色が激しいので交換。車検の前にマスターシリンダーの交換をしたほうが良いがこれをやるとまた交換することになってしまう。前回オーバーホール時に開封してしまったフルードが残っているので使ってしまうことにした
ブレーキ側も同程度の変色。ゴムパッキンの黒い粉は混ざっていなかった。フルードは800cc程度必要だった。ブレーキ内部で混ざるので完全に交換は出来ていないはず。ブレーキパッドが減っている状態で作業しているので無駄にフルードを消費してしまう。ピストンを押し戻して作業すればたぶん500cc以下で済むと思う
2024-01-28
バッテリー交換してから5年経過したので外してパルス充電
見てもわからないが中はこんな感じ。バイクで買い物に行くと2週間全く乗らないこともある。今の時期はバッテリーが弱っているのがわかる
2024-03-24
スペアタイヤがひび割れていたので外してホイールを塗装。タイヤは新品に交換する。塗料は一番安かった艶消し黒。色によって価格が異なる。スペアタイヤは元々この車についていた前輪で14年前のタイヤ。残量があったのでスペアタイヤと交換した
2024-03-28
タイヤを取り付けた。DUNLOP ENASAVE VAN01以外に選択肢はほぼ無い。中国製や韓国製は安いが数百円の違い。以前は¥6000。今は¥8300。タイヤは殆ど海外生産なので為替レートの影響を受けて高くなっている