タイベリー栽培

木苺「タイベリー」の栽培

・苗木を7月初に植えても成長する。植え替え直後に猛暑になってもへこたれない
・土は黒土で良い
・成長が早いので小さく安い苗で十分。蔓は2年で根元から枯れ更新されるので大きな物を買っても意味が無い
・蔓が伸びるイチゴは地面を這う。巻きひげなどで勝手に絡みつくタイプでは無いので誘引しないと上方へは成長しない
・鳥はブラックベリーが好きでは無い。たぶん酸味を嫌っている
・トゲは革手袋をしていれば防げるが葉に刺さって絡まるので誘引には苦労する
・茎は古くなると固くなるが成長点はとても柔らかい
・収穫せずに放置するとカビる


2014-07-03

ここに生えている木苺らしきものが物凄く不味かったので栽培種を育ててみる

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苗はネット通販で購入。とげの無い品種はホームセンターにもある。蔓が伸びる種類で自立はしない

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根はこんな状態

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穴を掘る。ふるいに掛けた残土を盛った場所なので楽に掘れる

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2本植えて雨が降ってきた。周囲は石を置いて乾燥防止。こんな物でも効果はある。付け根は雑草で覆う

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2014-07-04

遮光ネットがあるのでこちらには気付いていない。撮影場所から10mも離れていないが山の中で遭遇すると20m以内には近づけない。毎日飛んでくるバケツ2杯分くらいの鳥と森の仲間たちに食べられなかった物だけが収穫できる。絶望的と言ってもいい

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2014-07-06

約3m離して3本植え付け完了

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2014-07-11

何か生えてきた。3枚葉で蔓に棘があるのでイチゴの確率大。ヘビイチゴはこんな暑いところには生えないし棘は無かったと思う。鳥の糞から発芽したものだと思うのでたぶん甘い種類。そのまま放置してみる

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2014-07-20

枝分かれしてきた

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これは上のほうから

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こちらは下から

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2014-08-08

3本共順調

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2014-08-18

種類不明のイチゴ。現在約2m

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今年は刈払機を使っていないのでバッタが増える増える

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2014-08-31

イチゴは地面を這うだけでどこかに巻き付こうとはしない

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2014-09-14

手間いらずで大きくなる。もう少し伸びたら金網に縛り付ける

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2014-10-01

今は3本ともこんな大きさ

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2014-10-03

自然に生えたイチゴは成長が止まったようなので先端をポットに挿す。イチゴは蔓を土に埋めると根が生えるらしい。根が出たら分離する。水不足にならないので挿し木より確実に増やすことが出来る

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少し離れた場所からも1本出てきた

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2014-10-11

金網にクリップ止め

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2014-11-16

これが一番成長している。たぶん洗濯物を干したときに日陰にならないのが原因

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金網の奥が盛大に掘り返されている。大きな石があるので小さな動物では無いと思う

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イノシシか?

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2014-11-22

10/3に先端を土に挿しておいた品種不明の物。ポットの中は根で一杯。地面とくっついていた。ポットの側面を突き破って根が出ていたのでポットは切開

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ポットを大きくした。正体不明なので切断は来年

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タイベリーも土に潜りたがっているようなので先端をポットに挿した

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2014-12-17

葉が赤くなり始める。霜に対しては強い

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2015-03-22

タイベリーも根が出た。積算温度469度。発根したのは7鉢中2鉢だけ。根は気温が上がった3月に出たのだと思う。11/22取り木開始では遅すぎるようだ。根が出なかった物は鉢から出して9月末頃に取り木してみる

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2015-04-12

謎のイチゴも生長している。去年出た蔓に実が付いて枯れる。今年出た蔓は来年に実が付くというのが蔓性イチゴの生態

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2015-04-18

シュートが出てきた。3株とも同じような状態

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葉の展開は遅い。一番成長している物でこの状態。遅い物は芽が確認出来るだけで展開していない

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2015-04-25

謎イチゴに蕾がついた

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2015-04-26

タイベリーにも蕾がついた。謎イチゴはネットで画像検索するとナワシロイチゴに似ている。花が咲けば品種を特定できる

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1株だけシュートがうなだれてしまった。矢印の位置に傷がある。虫が噛み切って汁を吸った可能性有り

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2015-04-29

うなだれていたシュートが回復している

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切り口が修復されている。樹液が固まって傷を塞いだようだ

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2015-05-02

今度は別の株が噛み切られた。株間は1.5m離れているので地中に潜るタイプの虫では無いと思う

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取り木している株が被害を受けないよう切断して15m離れた場所に移動

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タイベリーの花

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2015-05-03

謎イチゴはナワシロイチゴで確定。花はこの状態のまま開かないらしい

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2015-05-16

2年目の蔓は直径が2倍以上有る

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2015-05-19

結実

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摘芯虫にやられた蔓は枝分かれしている。中央の白くなっているところが摘芯虫に切断された断面。取り木で増やしたいときは蔓の先端を切って枝分かれさせると一気に増殖させることが出来るはず

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2015-05-28

色づき始めた。緑->黄色->この色 と変化する。緑->黄色の段階でかなり大きくなる

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2015-06-07

これは一番小さい株

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これくらいに色が濃くなったら食べ頃。糖度が十分になると酸味がかなり抜けてしまう。見た目はつぶつぶ感がありそうだが熟すとかなり柔らかく歯ごたえは殆ど無い。熟していない物は酸味が強すぎる。梅干し1瓶に砂糖を小さじ一杯入れたような味

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2015-06-10

完全に熟すと酸味は殆ど無くなる。この状態から数日で腐り始める。鳥は酸味が嫌いなのだと思う。今のところ食べられていない

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2015-06-12

豊産性。2年目の株だが毎日数個収穫できる

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2015-06-25

土はバケツ一杯の黒土を入れた以外は有機物ほぼゼロの残土だが良く育つ。肥料は使っていない。太いので誘引はかなり強く引っ張る必要がある。トゲは厚手の革手袋で防げるが蔓のトゲが葉に刺さって絡まる

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2015-08-07

現在の大きさ。蔓性の木イチゴは蔓が伸びきると先端が分岐し始める

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2015-11-07

1年3ヶ月経過。取り木して増やした物は道路側に植えた

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2015-12-01

紅葉は余りきれいでは無い

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2016-01-18

蔓の状態。背景が白くなると良くわかる

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2016-06-04

葉が出ない枝が多いと思っていたら株元から枯れていた。去年伸びた枝なので今年枯れてしまってはいけないはず。生き様が雑

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代わりにシュートが大量に出てきた

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