中国製アナログオシロ MCH OS-3100G

ケンウッドのアナログオシロが壊れると代わりのアナログオシロが入手できなくなっている可能性があるため、中国製のアナログオシロを購入。
B操引有り、リードアウト付きで仕様はほぼ同等。


2013-04-11

MCH(http://www.china-mch.com)というメーカーの物。メーカーがAliexpressで直接販売している。型番OS-3100G。送料込み$581。現在は送料が値上がりしている。注文したときは¥95/$だったのだが....為替レート上がりすぎ。MEILIはブランド名。周波数帯域100MHzだがこのクラスのオシロでは周波数帯域は性能を表す重要な項目の一つでは無い...ということは既に学習済みだ。

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200V<->100V電圧切り替えスイッチは無い。200V用は100Vで使えない。110V用も日本ではダメとビンセントが言っていた。

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ハンドルが邪魔なので取り外すため蓋を開けた。スカスカ。倉庫で2年くらい眠っていた感じ。売れないのか?使われている部品が古くさくて怪しさ満載。トランスは100V用。注文するときにinput voltage should be AC100Vと指定する必要がある。電圧に合わせてトランスを交換するらしい。基板に機種と同じ型番がシルク印刷されているのでOEMでは無いと思うのだがこれと見た目が同じで型番が異なる物はネットでよく見かける。

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ディスプレイが異常に緑。アナログなので操作性は大体同じ。
・波形拡大機能(ディレイタイムポジションとかB操引とか言う)は何処を拡大しているのか解らない
・つまみが全体的に重く動きが遅い。たくさん回さないとカーソルが動いてくれない
 ディレイタイムポジションも同様。中国製デジタルオシロと同じ感じ。
・背景が緑で薄い輝線が見づらい
・リードアウトが前提になっているため、つまみにVOLTS/DIVの目盛が無い。リードアウト機能が壊れたら使えなくなる
 ケンウッドの物はアナログオシロにリードアウトを付加しているのでリードアウト機能を失ってもアナログオシロとして使えるが
 この機種は操作系がデジタル化されていてそれが故障時の弱点になる
・マニュアルは中国語のみ メーカーのホームページに英語版はナシ(アナログなので説明書は特にいらない)
 GWINSTEKのGOS-6100シリーズと同じなので英語サイトのマニュアルを見ても良い
 背面パネルなど若干違いがあるが英語版マニュアルは中国語版マニュアルのレイアウトと全く同じなのでOEM製品だと思う
・時々起動時にLEDが全点灯しない。 <-バグか?
・プローブのBNCコネクター部分の接触が悪い(プローブの問題でオシロ側の問題では無い。交換すれば良い)
 プローブの造りはよくある中国品質
・空冷ファンがうるさい。要交換レベルの音。
・蓋を止めるネジが2本バカ穴になっていた。中国製品のネジはほぼ確実にネジの質が悪い
 (日本メーカが管理している物は問題ないが中国メーカーオリジナル品は100%の確率でネジがダメ)
・ケースの造りが雑で4つの足が同時に接地しない。
結構ダメなところがあるが、使えないのかと言われるとケンウッドの物と殆どの用途において変わらない
「使っていて心地よくは無い」という感じ

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下側を拡大したのが上側の波形。カーソルの位置に特に意味は無い感じ。大体これくらいの幅を拡大していますという目安だと思う。カーソルが若干斜め。ケンウッドの方は拡大機能を使うときにカーソルは表示されない。

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2013-04-12

マニュアルと一緒に入っていた。2009年6月30日。4年間も眠っていたようだ。アマチュアが購入できる低価格帯のオシロではアナログとデジタルは補間関係にあるので消えずに残っていて欲しい。

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うるさすぎるので扇風機を交換。12Vはパソコンを分解したときの物があるのだが。ネットで調べても9Vは入手できそうに無い

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これがオリジナル

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電圧9V

風量が弱くなるが12V用を使うことにした。取り付けると反響して意外と大きな音になる。12Vで回したらオリジナル同様うるさくなると思う

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外したら電圧が書いてあった

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SHIKO技研の12Vファンに換装

2013-04-21

良いプローブでは無いが先端は金メッキしてある

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2013-04-23

消費税の請求が来た。¥1300+FedExの手数料¥500

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