2011-11-14
ブレッドボードにZIFソケットを挿すと左右のピン穴が僅かしか使えませんが、このアダプターを使うと左右4つの穴が使えるようになります。さらに基板の上に突き出た連結ピンにロジックアナライザーのプローブを取り付けることが出来ます。延長アダプターとして使用するときはジャンパーピン(赤い物)を取り付けません。
この距離が34.506~36.106mmまでのブレッドボードに使用できます。
キットに含まれる部品はこれで全てです。ZIFソケットは付属していません。
基板パターンの説明
連結ピンはブレッドボードに挿した状態で半田付けして下さい。連結ピンは細い方が基板側に来るようにします。
ZIFソケットは40ピンのICソケット経由で挿して下さい。ソケット経由で無いと横向きのピンヘッダと干渉してしまいます。
PICの書き込み用ZIFソケット基板としても使用できます
ICSP書き込みする場合はジャンパーピンを使用します
・40ピンPIC:「40」とシルク印刷のある2カ所にジャンパーを挿す
・28ピンPIC:「28」とシルク印刷のある1カ所にジャンパーを挿す
・それ以外のPIC:ジャンパーピンを挿さない
40ピンのPICにICSP書き込みするときはジャンパーピンを2つ使います
28のPICにICSP書き込みするときはジャンパーピンを1つ使います
PICに書き込むときはPICkit2をこのように突き刺します
ブレッドボードにこの基板を挿した状態では8,20ピンPICのICSPは不可です。PICkit2は裏返しに挿します(設計ミスです)
ブレッドボードから取り外すときはくの字に先が曲がったピンセットなどで少しずつ浮かせて下さい。ピンは折ってしまうと交換困難です。
連結ピンは折れやすいので折れたら黒い部分をニッパーで破壊してから1本ずつピンを抜いて下さい。
このZIFソケットに限らずこんな小物を作っておくと便利です。但し村田のセラロックは足がものすごく折れやすいので無理に足を曲げないように注意。
回路図