2011-11-10
USBの実験回路のついでに作った小型のDRO。¥7000以下になるはず。
2011-11-12
最近10μFの積層セラミックコンデンサが安くなったのでLM317の出力付近に入れてみた。発信してしまう。LM317は高容量の積層セラミックコンデンサが無かった頃の設計なので低ESRの積層セラミックコンデンサを使うと位相補償が合わずに発振してしまうようだ。ブレッドボードを使うと配線の抵抗分で発振しないがプリント基板だと問題が起こる。発振原因がわかるまで一日かかった。3端子レギュレターと高容量積層セラミックコンデンサは相性が悪い物が多いらしい。
STマイクロのLM317T出力波形
2011-11-13
LM317がたくさんあるので実験してみた。基板にソケットを半田付けして差し替えテスト。1/5程度が発振してしまう。出力側パスコンは10μF(106)。積層セラミックコンデンサを使うと大体2μF以上で発振する。100μF(107)でも同様。発振しない確率の方が高いのでテスト回路でうまく行く確率が高い。そのまま量産すると確実にトラブルを起こしてくれる。3端子レギュレターごときを負帰還回路として意識して使わないといけないのは面倒だ。この地雷しばらくしたら又踏みそうな気がする。発振を起こすと所定の電圧が出なくなるのでオシロスコープが無くてもテスターで確認できる。
右の山が発振しない物、左の山が発振した物
発振の話は電源IC に何故、位相補償が必要なのか Part2に詳しく載っている
2011-11-15
発振の問題は電解コンデンサを使うことにした、ESRが問題なら直列に抵抗を入れれば良いのだが何Ωにすべきか計算できないしプリント基板に抵抗を取り付ける場所が無い。ナショナルセミコンダクタのアプリケーションノートAN-1148を読むと大体1Ω程度を入れれば良さそうだ。ソフトの最終確認が残っているので発売日は今週末かな
2011-11-18
集合抵抗を使用しなかったので部品点数がすごい
袋詰め