2010-03-18
2号機のDIMAGE Z3の調子が悪くなってきた。50回につき1回程度ストロボの発光量がおかしくなる。後数ヶ月でストロボが壊れるだろう。今までの撮影枚数は12400枚にもなった。ニコンのCOOLPIX L100を追加購入。amazonで¥20500。
NIKON COOLPIX L100
新旧比較。DIMAGE Z3は5年前に購入。重さも大きさも大体同じ。レンズと液晶が大きい。
大きなレンズ。リングライトが使用できなくなった。
巨大な液晶
DIMAGEよりも電池の蓋の強度が向上しているのは良いのだが、SDカードと共通なので不便になった。電池はニッケル水素電池が使用できるが発売当初はアルカリ乾電池専用機だったようだ。ファームウェアのアップデートでニッケル水素電池に対応できるようになったらしい。既にファームウェアは最新になっていた。
液晶が大きくなった効果は大きい
SDカードと電池の蓋が共通というのはいただけない。
使いにくくなったところもあるが暗くても写るところが最大の進歩。
COOLPIXで撮影
DIMAGEで撮影
目一杯近づいて撮影してみた。COOLPIXの方が大きく写るがピントの合っている距離が短い。
COOLPIXで撮影
DIMAGEで撮影
大きい写真だと性能の差がはっきりする。5年前の機種のDIMAGE Z3の方が優れている。これがCOOLPIX。どこにピントが合っているのか判らない感じ。ISO感度が高くなりすぎて画質が落ちているのかも知れないが感度調整は出来ない。COOLPIXはISO400、DIMAGEはISO125。
こちらがDIMAGE Z3。両者ともに高倍率ズーム機なのだがレンズの性能の差が大きいような気がする。DIMAGEは12倍、COOLPIXは15倍。色のバランスについてはCOOLPIXのほうが肉眼に近い感じがする。DIMAGEは黄色が強すぎる。
COOLPIXで撮影。半田付けの良否判定には無理がある。トイカメラで撮影しましたって感じ。
DIMAGEで撮影。飛び散った半田のヤニまできれいに写っている。5年前の3万5千円(DIMAGE)と今の2万円(COOLPIX)なら現行モデルが勝つと思ったが...COOLPIXのクローズアップ撮影はおまけ機能のようだ。他の機種の撮影サンプルを見てもDIMAGEよりきれいに写っているようには感じない。DIMAGEの引退はしばらく延期だ。
何だかぼやっとしか写らないので車のカタログを距離1m程度の所に置き画面いっぱいに撮影されるようにして3機種を比較してみた。フラッシュ撮影しないとDIMAGEは暗くてまともに写ってくれないので全機種とも強制フラッシュ発光させて撮影した。
COOPLPIX L100 F/4.3 1/14秒 ISO-400
Optio E50 F/4.2 1/80秒 ISO-200
DIMAGE Z3 F/3.2 1/80秒 ISO-160
画面の一部をペイントで切り取ってみた。ペイントによる編集で画質が低下してしまうがどれも条件は同じだ。COOLPIXはPENTAXの1万円のローエンド機に負けてしまった。
COOPLPIX L100
Optio E50
DIMAGE Z3
2010-03-19
直射日光の当たる場所で撮影してみた。網入りガラスの窓の直ぐ近くにカタログを置いて撮影
COOPLPIX L100
Optio E50
DIMAGE Z3
同様に画面の一部をペイントで切り取ってみた。この環境だとCOOLPIXの勝ち。3機種ともISOは80~50程度になる。昼間は絞りが効いてレンズの性能の悪さが隠れてしまうのと明るいためにISO感度が小さくなるので画素数の多いCOOLPIXに有利になるようだ。異なる条件で色々撮影してみたがCOOLPIXはシャッタースピードが速くなるように撮影されるようで、結果ISO感度が大きくなってしまう。しっかりカメラを固定できる人にとっては非常にありがたくない設定になっている。
当方の用途は昼間撮影は殆どないし、ISO感度小さめで撮影できないと使い物にならないということがわかった。カメラの基本性能は5年前から殆ど進歩していないというのは意外だった。
追記
この機種には絞り機構が付いていないそうです。何でCOOLPIXの結果が良くなったのか不明です。
COOPLPIX L100
Optio E50
DIMAGE Z3
望遠側が優れているのかと思って撮影してみたが、やはりDIMAGEの勝ち。これはCOOLPIXのもの。何となくぼやっと写っている。
こちらがDIMAGE。12倍と15倍の差はあるが12倍のDIMAGE方が細部まで詳細に撮影できている。COOLPIXは手ぶれ防止機能が付いているがDIMAGEには無い。ISOは50~80となり両者ほぼ同じ。これはレンズ性能の差だろう。
追記
手ぶれ補正機能DIMAGE Z3にも付いてました。ANTI-SHAKEって本体にラベルが貼ってあった。
ピントの合う位置がずれているのかと思って横から写してみた。これはCOOLPIX。画面の中央付近が一番ピントが合っているが、かなりぼやけている。プリント基板の縁を見るとどこにもピントが合っていないのが判る。
こっちがDIMAGE Z3。コントラストが強すぎるがボケは無い。机と基板の境界が明確に判る。
メーカーにこのページのURLを教えて、この程度の性能しかないのか問い合わせてみたが判らないという回答が来た。レンズの設計がものすごく悪いのが原因のような気がするが保証期間内に修理に出してしまうことにする。修理出来なければこれが本来の性能ということだ。インターネットで修理依頼すれば無料で宅配便集荷してもらえる。保証期間内なので修理費用もかからない。
2010-03-28
修理から返ってきたが、結局これが本来の性能ということらしい。DIMAGE Z3は日増しに症状が悪化してきている。真っ黒だったり、真っ白になったりする確率が増えてきた。特に真っ白だったときは再度電源を入れ直さないと撮影できない。5号機を検討しなければ...
DIMAGE で撮影
DIMAGE で撮影
2010-03-30
電気店でいろいろいじってみた。操作性などリコーの製品がよさそう。COOLPIXもついでに触ってみたが最新機種のCOOLPIX L110も含めてレンズのがたつきが大きすぎる感じがする。ズーム機能を使用してみるとそれがよくわかる。