2009-05-17
サンハヤトのブレッドボードとWISHボード(製品名)をアルミ板に貼り付けて使用しています。接触不良を起こしはじめたのはサンハヤトのブレッドボード。
2個使ってます
「アイテク」で購入。ブレッドボードが¥1500、ブレッドボード用の配線コードが2袋で¥1740。コードは1本約¥12と安い。サンハヤトの電線は1本¥40近くする。秋月電子でも1本¥30。秋月のは中国製かな?
中国製ブレッドボード
回路が大きくなるとこれくらい必要になる。全部で¥6000~¥8000程度。
今回購入した物の先端形状。円柱形なので差し込むときにちょっと引っかかりますがサンハヤトの物よりマシです。磁石に付かないので鉄ではないようです。
サンハヤトの電線は板を丸めた物。差し込むとき引っかかって良くない。
造りの良い物もあるが秋葉原では見あたらなくなってしまった。何処の製品か忘れた。
分解してみました、手間のかかる半田付けです。黒い絶縁体が柔らかいので差し込むとき少しぐらつきます。
ICピッチだとちょっと居心地が悪い
鉛フリーハンダ?で半田付けしてあります
パターンがよくわからないので分解してみました。真ん中で分割されています
左右のパターンは3分割です。
製品の品質に殆ど関係ない部分ですが板を固定しているネジは中国製らしい粗悪品です。
ネジは粗悪品
この端子はちょっと使いづらいかな
電源端子裏側。
ご参考まで。これくらいそろうと数個の部品を追加するだけで殆どの回路はブレッドボードで組めます。
ブレッドボード用部品 その1
部品は全部ICソケットに指して半田付けしてある
ブレッドボード用部品 その2
ブレッドボード用部品 その3
2009-05-17
電源、GNDは色を付けないと解りにくい。電線や部品を抜き差しする抵抗は小さい。これで接触不良を起こさなければ理想的な抵抗と言える。
バナナプラグが挿せるように改造
抜き挿しの抵抗はWISHボードに近い感じ。サンハヤトの物よりゆるい。
2021-01-23
中国製。10年以上使ったので更新する
端子を抜いてみると錆はほぼ無し。但し少し緩い。中国製は緩すぎ、サンハヤトはきつすぎ。WISH製はちょうど良いが高価
サンハヤト製
右が中国製。中国製は両方とも黒い部分とピンがぐらぐら。導通上の問題は無いが抜き差しする時の感触が悪い。さらに太いので密に挿しにくい。ワイヤーの不良も時々発生する完全に切れてしまうと分かりやすいが少しずつ導通が悪くなるので10年程度で更新するのが良いと思う
角ピンタイプも板を成形したもの。ピンヘッダーとは造りが異なる
サンハヤト製。錆びている端子は非常に少ないが完全に寿命の個所がある。ショートさせることもあるのでその影響かもしれない
これもサンハヤト製。中央の端子が錆びている。A4サイズよりやや小さいブレッドボードで接触不良個所は10か所程度。少ないが外から見てもわからない
端子間に埃が溜まっている。これは掃除機で吸えば問題ない程度に減る。端子が開いてしまっている物はなかった。長期間部品を挿したままにすることがあるが問題無いと見て良い
サンハヤト製抜け殻。丸穴であるがこれにピンヘッダーを挿すとゆるゆる。つまりサンハヤト製がきついのは端子そのものが固いから。TO220パッケージのようなものは入らない。角穴だとギリギリ入る
中国製を買った。これで約¥1800。標準的な10枚セット品。端子の造りは安いだけあって見た目は良くない。接点抵抗については問題無いが長期間使用してみないと評価は出来ない。当方は抵抗など足の太さが0.6mmしかないものはICソケット経由で使用しているので問題無いが抵抗を直接挿したいときは緩いので中国製は不適
電源ラインは半田付けしてしまう。半田の乗りは良い。長時間加熱すると溶けるので注意
基板はアイカセラール。風呂場の天井に使った端切れ。耐熱性がある。金属板は端子と静電容量を持つので商用ノイズを拾いやすくなる
ワイヤーも錆びている物がある
完成。サンハヤト製の錆びていない端子と中国製を合体させて古いものを1枚だけ残した。中国製ブレッドボードはこの角ピンのジャンパー線が良い。細いものは接触抵抗が数Ωになることがあるが角ピンだとやや太いので接触抵抗は10mΩ程度。一束¥150を3束。長さの違う物も必要になるので大きめの回路を組むならもっと必要。それでも全部で¥1000を超えない