2008-07-20
ZIFソケット基板の奥に50ピンのピンヘッダが付くのが特徴です。ピンソケット側に配線をして、ソケットを交換することにより色々な種類のPICに対応できるようにします。50ピンのソケットは摩擦が大きくて抜き差しするのが大変ですが、必要なピンを除いてラジオペンチで抜いてしまえば楽に抜き差しできます。
こんな配置です。
基板のパターン
前作は1番ピンが上に来るように差し込んで書き込む方式でしたが、今回は下向きに改めました。いつもブレッドボードで回路を組むときは1番ピンを上にしているので、この方が使いにくくなるのですが、こうすると28ピンと40ピン、8ピンと20ピンが共有できます。
20ピンのPICは8ピンと同配列
2008-07-29
ICD2でも使用できるようにRJ12モジュラージャックも付けてみた
2008-08-04
秋月電子でRJ12のジャックを購入したら取り付け用の足の位置がちょっと違う。今後の部品の入手性を考えるとHRS(ヒロセ)用の物を外すのは考えられないので両用にした。
RJ12モジュラージャックは統一規格ではないようだ。固定用の足の位置が違う。黒いのは秋月電子で購入。灰色の物は千石電商(HRS製)で購入。
RJ12は千石電商で取り扱い終了したのだろうか? 売り場にないような気がする。
2008-08-14
PICkit2の6番ピンは書き込みに必要ないと思っていたが24LCXXなどのEEPROMに書き込むときに必要だとわかって6番ピン用の配線を追加。ついでにシルク印刷の部分にビアが配置されないように修正。文字をvRestrictレイヤーのRectで囲むと、そこにはビアが配置されない。画面上ではちょっと薄い緑色になっている部分がそれ。2列ヘッダーピンに挿すソケットを交換すれば、PIC,dsPIC,PIC24Fシリーズ,EEPROMなどDIPパッケージの物であれば何でも書き込めるアダプター基板になった。....はずだ。配線のチェックも大体終わったので8月末には販売開始できそう。基板発注の都合上、前回よりもちょっと割高の¥1500~¥1600程度になる予定。もちろんZIFソケットなしの価格。今回の作品は高機能になった分だけシンプルさが失われたが、どんなピン配置のPICが出てくるかわからないので、これも止む無しだ。
AUXを追加
2008-09-02
転居前の旧住所に届いてしまい、到着が遅れた基板がきました。P版.comは住所を入力する箇所が「お客様情報」「納品書の送付先」「請求書の送付先」「納品先」の4つもあるのです。今回は納品先を変更し忘れて旧住所に届きました。たぶんこの業界の人には都合がよいのでしょうが、個人ユーザーにはありがたくない仕様です。
基板が届いたので、一番気になっていたモジュラージャックを差し込んでみる。ノギスで実測したので計測間違いがあると合わない。
PICkit2、PICkit2クローン(ほぼPICkit2)、ICD2でのテストを実施。OKになりました。あとは組立手順書を作って、価格を決めて販売開始です。価格はZIFソケット無しで¥1600以下になる予定。
PICキットでのテストの様子。
ICD2でのテストの様子
2010-02-07
40ピンの足全部がそのまま50ピンフレームに結線されているのでPICで無くても使用可能。ちょっと面倒だが...
AVRのピン配列を並べてみると8ピンと20ピンは共通配列だが、28、40ピンの物は共通性が無い。
Arduinoで書き込んでみたArduinoに搭載されているFT232を書き込み機として使っている。Atmega328は何の役にも立っていない。
arduinoで書き込み
2010-04-06
これまでPICへの書き込みは1000個以上になるが新品のPICに書き込めない状態に初めて遭遇した。PICの不良品は限りなくゼロに近いと思ったのだがそうでもないようだ。PIC18F2550は100個単位でMicrochipDIRECTで購入している。レールから取り出した直後に書き込んだので初期不良に間違いない。