2008-06-02
スポークのテンションを100kgf以上にしようとしたところ、ニップルが何処までも締め込めてしまう現象が発生しました。その時の記事はこれ(一番下の写真)
ニップルを緩めてホイールをばらします
スポークを並べてみたところ、スポークが伸びていました。伸びたスポークはDTレボリューションという中間部分が1.5mmになっているとても細いスポークです。このスポークの張力限界は100kgfという結果が得られました。
2mm近く伸びてます。
DTレボリューションスポーク
DTレボリューションは恐らく中間部分の細くなっている箇所が伸びたのに違いないので後輪のギヤ側をストレートスポークで組んでみることにします。古いスポークの再利用は止めました、反ギヤ側も新品に交換します。反ギヤ側は張力が低くなるのでDTレボリューションのままです。
ギヤ側のスポークを変更。DTチャンピオン1.8mmストレートスポーク。タキザワで購入。
反ギヤ側(普通は反フリー側と言う)のスポークは3mm長いのですがそれでも約3割軽量です。
DTチャンピオン1.8mmストレートスポーク 8本分の重さ。
DTレボリューション 1.8-1.5mmスポーク 8本分の重さ。
ギヤ側のスポークの張力はスポークテンションメーターの読みで23~24のところ。換算表を見ると124~138kgfになります。反対側は73~80kgfでした。やはりねじれが少ないだけ振れも取りやすいし、張力も上げることが出来ます。後輪のギヤ側は無理な軽量化をせずにストレートスポークで組んだ方が良いというのが結論。
振れ取り中
スポークの張力を計測