2007-09-23
価格は¥2500。メーカーのホームページの写真は本体が緑色です
熱電対温度センサーも付いてます。それと役に立ちそうもないトランジスターテストアダプターも
今時オートレンジじゃないんです。こんなにたくさんレンジがあっても常用するのは1/3程度なので、そんなに不便でもありません
安物なのでメッキされていません。導通テストをするときにブザーがジャリジャリっと鳴ります。金メッキされているテスターリードに交換するとかなり改善されます
これを買った理由の半分はこれ。バックライト機能。これがないと写真にうまく写らないのです。これがなければこんなの買いません。バックライトは節電のためしばらくすると消えます。もう半分の理由はテスターを同時に2つ使いたいときのため。入力の電圧を変えたら出力がどうなるか?等を確認するため
熱電対はこんなふうに使います。フィルム張り用のコテの温度を測ってみました
トランジスターテストアダプター。日本のトランジスターは真ん中がコレクタの物が多いので役に立ちそうにありません。増幅率が計測できるのですが真空管と違ってトランジスターは増幅率を抑制して使うので必要性は低いと思います。どういう人が使うんでしょうか?
コンデンサーも計測できます。0.1μFのセラミックコンデンサーを計測中。20μFが最大レンジですが、それ以上の物を計測することはないでしょう。単位がnFというのは計測精度と有効数字の問題なのでしょうが何とかならない物でしょうか。コンデンサーの容量はマイクロ[μ]、ピコ[P]しか使わないのですが。これはこのメーカーに限ったことではなく、どのメーカーの物も単位がnFです。この写真、バックライトは点灯していません。左手でカメラ(すごくシャッター押しにくい)、右手で2本のテスターリードを持ってコンデンサーを挟んでいるためです
約106mA電流が流れる回路の電流を測定しました。95mAしか流れません。テスターリード両端の端子電圧を計測すると0.3782Vもあります。これだけ電圧降下してしまうと電流を計測するのには使用できません。電流の計測機能はおまけということでしょう
テスターの用途で一番多いのが導通テスト。気分よく使えるように金メッキの物に交換した。導通時にブザーがジャリジャリ鳴らなくなった。ピーと気持ちよく鳴ってくれる
2008-08-12
バックライトを常時点灯方式に変更するため蓋を開けてみました。電池交換はネジを2本外す必要があります
レンジ切り替えは接点方式です。ロータリエンコーダーみたいな物かと思ったのですが違いました。この太い棒はたぶんヒューズ。過電流が流れると右寄りの半田が盛ってある部分が溶けるのでしょうか?
ライトのスイッチ。パソコンのキーボードなどと同じ方式です。半田で短絡させて常時点灯方式に変更完了