ローラー台 購入:2007-05-13

雨の日のトレーニング用にローラー台を買いました。


イタリア製。まず最初にログインしないといけない変な店 Bicinet Sana で購入。ここはローラー台がとても安い。約¥25800。


心臓部です、さわった感じはちょっと柔らかいジュラコンのような赤い部分とタイヤが接触します。銀色の部分は放熱器。2分も漕ぐとだいぶ暖かくなります。中に液体が入っていて、それを攪拌するときの抵抗が負荷になるしくみのようです。ジュール熱だったでしょうか?液体を攪拌したときの温度上昇の実験が中学生(高校生?)の教科書にあったような記憶があります。心臓部を固定する部分の強度がちょっと怪しい。


心臓部は2.6kg


すり減ったとき左右を反転して使うためでしょうか?タイヤが接触する箇所は中央ではありません。説明書によると20000km走って、0.1mm摩耗するそうです。クイックレリーズは専用の物を使う必要があります。SHIMANOのクイックレリーズはうまく合いません。床が頑丈なところでないと振動が音になるので敷居の上に心臓部を持ってくると良い。赤いローラーがかなり偏芯しているので削れば音が減るかもしれません。


使わないときは平らになるので箱に入ります。


日本語のマニュアルも付いてます。スピードメーターが付いているタイプもありますが購入したのは一番安いモデルなので電装関係は何も無し。マニュアルを見る必要性もありません。後輪だけが回転するのでフロントフォークにセンサーを取り付けるタイプの大多数のスピードメーターは使えません。


自転車走行計と組み合わせて使ったときのレポートは、雨が降った時に...

雨が降ったので自転車走行計を付けて回してみました。赤い線が実走行。青い線がローラー台。慣性が働かないだけ速度が激しく変動します。ローラー台の上で等速度走行することはほぼ不可能でした。時速1kmくらいの変動幅で激しく速度が変わります。これはちょっと意外な結果。負荷となる回転体を巨大な物にしないと実走行とは同じにならないということでしょうか。


後輪がローラー台の上に乗ると、相対的に前輪が下がって下りを走っている状態になってしまいます。前輪を持ち上げるための台を作りました。段ボールで組み立てて、つぶれないようエアパッキン(巨大プチプチ)を中に詰めています。今までは本を台にしていましたが、ハンドルをこじってしまうと本が傷みます。この台は登りを想定して前輪が後輪より高くなるようにしています。