2004-03-01
ケーブルと本体は切り離せます。特に意味ありませんが...。フライス盤など持っていなかったのでこの長穴を開けるのは大変でした。
メモリー4Mbit、最大サンプリングレート100MHzです。電源はUSBから供給されます。計測している回路の電源が入っているときにUSBコネクターを抜いたりPCの電源を切ったりすると(何度かやってしまいました)壊れる可能性があるはずですが今のところ無事です。購入先はオプティマイズ秋葉原にも店舗があります。店舗名はITプラザ。
タカチの金属ケースがちょうどぴったりのサイズ
中の基板はハンダ付け済みの完成品とキットの双方が販売されていますが、秋葉原に買いに行ったときにちょうどキットが売り切れで完成品を購入しました。たしか¥7000くらいだったと思います。
案外高いのがこのサンハヤトのテストクリップ。10本で4、5千円したと思う。このクリップが高いので合計1万5千円くらいになります。それでも計測器メーカーの物に比べれば激安です。右はICを基板に挿した状態で計測するときに便利な物。ICをこの洗濯ばさみで挟んでテストクリップを上に突き出た端子に付けます。
この秋月電子で売っているUSB-232Cアダプターと相性が悪いようです。秋月のアダプターを付けた後にUSBデバイスが認識されないというエラーが出ます。アダプターを取り外しても認識しません。ロジックアナライザーのUSBデバイスドライバーが勝手に変わってしまっているみたいです。変わってしまったドライバーを削除すると正常に戻ります。でも、また再度、秋月のアダプターを繋ぐと同じ状況になります。
この232C変換アダプターと相性が悪い
出力されたエラー
正常ならドライバーはこうなります EEPROM missing って何でしょう? これで正常に動いてます。
2009-10-17
壊れてしまったので、追加購入しました。たぶんDCモーターの制御回路をテストしたときに壊してしまった物と思われます。高電圧がかかった可能性大です。価格は¥8980。
定形外郵便で届く。¥240で250gまで発送できるので定形外郵便はガレージキットメーカーにとってありがたい。
キットの中身。チップ部品が多い。紙物の説明書は無し。作り方はWEBを見る方式。
2009-10-19
以前購入した物と比べるとリード部品からチップ部品に変更されていた。
チップ部品
チップ部品の半田付けはセロハンテープ仮止め方式で
GNDパターンに熱を吸い取られて上手く半田付けできないのでフラックスを多用しました。3個のフラットパッケージICのうち1個だけは半田付けされていません。フラットパッケージの半田付け手順は...
1.セロハンテープで仮止めして2~3箇所ハンダ付け
2.セロハンテープを剥がして、ブリッジを気にせずにたっぷりハンダを盛る
3.ハンダ吸い取り機で余分なハンダを吸い取る
4.フラックスを塗る
5.半田ごてをあててハンダを均す
余分にハンダを盛りつけてハンダ吸い取り機で吸い取る。
フラックスを使ったのでアルコール洗浄します。ヤニは歯ブラシで落とします。電解コンデンサなど洗浄に耐えない物は洗浄後に半田付けします。
アルコールに漬けるとヤニは白くなる
ドブ漬け洗浄。フラックスは落ちるが、ハンダのヤニは落ちない
さすがに5年も経過していると基板のバージョンも上がっています。プローブを接続する端子に100Ωの集合チップ抵抗が直列に入っています。
基板は少し大きくなった。再度ケースを加工する必要がある。
保護用の抵抗が入っている。旧バージョンより壊れにくくなったはずだ。
ロジアナのファームウェアは自分で書き込む必要があります。変なメッセージ出ましたがそのまま続けて書き込み完了。
ファームウェアの書き込み
ファームウェア書き込み中にこんなのが出た。
ファームウェアを書き込んだらロジアナソフトを起動して動作確認をします。32chを順番にテストします。
動作確認
動作確認画面。1chずつテスト。
実験回路をブレッドボードで組んで動作確認してみた。
実験回路での動作確認
実験回路の波形
このロジアナは上段がメモリーIC、下段が制御回路になっています。プローブはメモリーICに直接(現バージョンでは直列抵抗経由)繋ぐ方式なので、壊れる可能性が高いのはメモリーです。メモリーはDigiKeyで約¥1000。壊れた方もICを載せ替えれば多分回復するはず。これで同じ物が2台になったので基板を差し替えれば故障箇所が直ぐわかる。今後はICが製造中止になるまで部品の載せ替えで修理が出来そうだ。
壊れた方の上基板を外して、今回作った物を載せてみる。正常動作する。メモリーICが飛んだのだろう
2009-10-20
嘘書いてしまった。回路は プローブ<->CPLD<->メモリ でした。
2009-11-03
スポンジを使う方が賢いと思ったが、雨が降っていて材料を買いに行くのが面倒だったので紙でプローブケースを作った。
小さめに作ってあるので簡単には抜けないようになっている
反対側