2005-08-20
これで小手先が焼けすぎる問題から解放されます。通電して約30秒で所定の温度に到達します。到達したことは白い箱に付いているLEDで知らせてくれるので便利です。温度は250~450度と広範囲に変更できます。ステーション(白い箱)から半田小手までの電線がちょっと太すぎるのが難点です。電源コネクターもアース付きで3芯-2芯変換プラグは付属していません。
注文して2営業日後に到着したのはよいのですが。この商品、店舗価格と通販価格の差が¥1500もあります。
2005-09-03
基板のパターンによって結構頻繁に温度調節ダイヤルを回さなければなりません。右側の2つのような箇所のハンダ付けと左の2つとでは50度近く設定温度を変更しないとダメです。小手先が蓄えることが出来る熱量がかなり小さく感じます。温度調節が適切だとハンダの芯に入っているヤニが急激に気化して基板表面に白い跡を残すことが少なくなります。
2017-02-26
中を見てみる。ヒーターには2本の電線とアースだけのようなので温度によるセラミックヒータの抵抗値変化を捉えて温度調整していると思われる。底面の金属は錘。R1が電流検出抵抗。大きな抵抗はコンデンサとツェナーダイオードで電源を作るための物だと思う。温度調節はVRだけなのでGNDパターンなどの熱が逃げやすい部分の半田付けのための最大出力切替スイッチが欲しい
アナログ回路。324Dは4回路入りのオペアンプ。C1701Cはゼロクロス回路IC。ゼロボルトスイッチなるもの
トライアックはここ。AC03D
最大出力スイッチを追加。VRは最大温度の時ゼロΩになる回路なので最大出力にしたければVRをスイッチでショートさせれば良い。小さいスイッチで無いと部品と干渉する。温度調節機能付きの半田鏝はかなりハイパワーな物を間欠動作させることで温度調節をしている。消費電力計で見るとON時は75W程度の出力。電源投入直後は150W程度。LEDの点灯とトライアックのONは同期していると思われる。一定の温度になると平均消費電力は20W程度に落ちる。30W程度の半田鏝に温度調節機能を付加しても最初から温度調節機能が付いている物と同じ性能にはならない。電圧がAC100Vのままなら