2003-01-01
ホームベーカリーを使ったパンの作り方は至って簡単ですポイントは正確に計量することだけです。
これが、パンを焼く容器ですアルミ製で内側にすべすべの表面加工がしてあります。底部にあるヘラが回転してパン生地をこねます。底には腕が2本出ています。
本体は少し大きめの電気ポットくらいの大きさです。底部にヒーターが一周ぐるりと張り巡らしてあり、底部中央にはヘラを回転させるための出っ張りがあって、それが容器側の腕を回転させます。温度センサーがどこかに付いていて発酵温度等をマイコン制御しています。ドライイーストを使うときは3時間弱、天然酵母を使うときは7時間で焼き上がります。
材料は以下の通りです。このうち砂糖、バターは入れなくても大丈夫です。砂糖を省略すると焼き色が薄くなります。塩を省略すると小麦粉に含まれるグルテンが固まらないのでひどい物体ができあがります。(追記)小麦粉の種類によっては塩を全く入れなくても上手く焼ける物がある。塩分が強いと思ったら少しずつ抜いていく
水 240cc
強力粉 320g
砂糖 16g
塩 6g
バター 15g
ドライイースト 3g
近所のスーパーであまり見かけないドライイーストが売っていたので使ってみました、発酵力があまり強くありません。焼き上がるまで7時間もかかる天然酵母モードで焼きました。食パン一斤に必要なドライイーストは2.5~3gです、このドライイーストは1袋10gに真空パックされています。当然1回では使い切れないので口をセロハンテープでふたをして、冷蔵庫に入れておきます。開封してから長期間放置すると発酵力が落ちてくるらしいのですが少なくともこの方法で1ヶ月程度は大丈夫です。
今回使った小麦粉です。2Kg入りですが1斤に320g使うので6斤ちょっとで無くなります。理屈ではタンパク質の量が多いほどふわふわになるはずなのですが、なかなか理屈通りにはなりません。100g当り352Kcalなので1斤約1100Kcalにもなります。他にも砂糖、バターを含んでいるので1斤丸ごと食べると1食分の熱量として十分です。
分量を正確に計って投入します。バターと砂糖は無くても出来るので目分量です。
左がこね始め、右がこね時間の約半分経過した所です。
左はこね上がってから2時間経過したところです。少し発酵が始まっています。右は5時間半後の状態です、だいぶ発酵が進んでいます。ふたを開けて撮影しましたが温度管理されているのでふたを開けたままにしてはいけません。
この状態で発酵完了です。
焼き上がりの姿です。ヘラが付いたまま焼き上がるのでヘラを取り出した穴があいています。ヘラの部分はかなり大きな空洞になっています。
金網の上に置いて30分程度さましてから切ります。
パン一枚分の厚さの木枠を作ってその上をパン切り包丁をスライドさせて切ります。こうすると正確に同じ厚さで切ることが出来ます。
切った後、5~6分あら熱をとってから、タッパにいれて冷凍庫に入れて保存します。あまり長期間冷凍しておくと表面がフリーズドライされたように堅くなってきます。3週間以内が賞味期限です。凍ったパンをそのままトースターで焼くと時間がかかるので1分間電子レンジで暖めてから焼きます。
2005-04-30
ドライイーストを使って、天然酵母コースで発酵させると発酵時間が長すぎてこんなになってしまいます。室温は25度でした。発酵開始後2時間半の状態です。
2024-01-12
軸受けの穴が広がって軸がぐらぐらになったので買い替えた。水漏れを起こしたときに1回修理しているがその時点で軸受けの摩耗が大きかったので買い替えたほうが良かった
¥6600。互換性はあるが若干形状が変わっている
2024-09-24
コメが高いのでパン食の比率を増やしている。近所のスーパー(マミーマート飯能武蔵丘店)にはいまだにコメが無い。今のコメの価格は小麦粉の2.5倍。値上がり前の価格でギリギリ小麦と勝負できていたが今はそうではない。小麦粉の価格は1kg¥268。5kgで¥1340。パンは小麦粉、水、ドライイーストだけで作れるので実質小麦粉価格=パンの価格。ドライイーストはまとめて買うととても安い。一斤用はパンケースを洗うのが面倒なので二斤用を買った。3倍くらい大きい。パナソニックのSD-BMT2000-W ¥27500。10年前の製品。ポイントが約¥2000付くので実質¥25500。象印はパンケースを交換しただけでまだ壊れてはいない
小麦粉450gでこの程度。もっと行けそう。象印の方はレシピの1.3倍の容量まであふれずに焼ける。象印より音は小さいがドライイーストの投入音がかなり大きい。ドライイーストは2回のこね工程の間に投入される
焼き上がり。焼き上がりのブザーの音が小さすぎて聞こえない。取説のレシピにはスキムミルクや砂糖も入っているが小麦粉の味とイーストの風味だけで十分だと思う。ホームベーカリーの使い始めはいろいろ入れたほうが美味く感じるが慣れてくるとシンプルなものが一番良いと思うようになる
少し背が低い。次回は1.3倍レシピにする。パンは冷凍と相性が良いので量が多くても問題無い
中は普通。切りやすいようにバターを入れてある。バターを少し入れると包丁にこびりつかない。塩はバターに入っているので入れていない。調理パンにしたときに異常にしょっぱくなるので塩なしにしている
2024-10-03
2斤の1.3倍レシピ。塩なし、バター入り。ドライイーストは1斤用の3g。もっと行けそう
焼き色はいちばん濃くしてあるが砂糖が入っていないので濃くならない。重さは1kgを超える。普通の食パンの3.5倍の量で材料費は¥236。1斤あたり¥67
2024-10-10
同じく1.3倍レシピ。バターが無かったのでマーガリンに変更。ドライイーストも変更した。どちらの影響なのかわからない。もうこれ以上は無理な大きさになった
柔らかすぎて切れない
2024-10-13
肉まんの生地。肉まんのレシピをパン生地モードでこねるだけ。この製品に肉まんの生地モードは無い。粉は強力粉では無く薄力粉。薄力粉のほうが安い
生地が少なかった。上手く包めば具は余らない。生地の水分多すぎで包みにくい。多めに作って冷凍する。具の水分が流出するので生のまま冷凍は出来ない
不細工だが味に問題はない。コメが高い時は新しいレシピを開拓する。レシピ通りだと醤油の味が強すぎる
2024-10-14
昨日冷凍しておいたものを解凍してみた。特に大きな変化は無し。保存期間は長くて1カ月程度だろうか。余った具は焼きそばに入れてみたが味がシンプル過ぎたので鶏がらスープの素をいれた。焼きそばも3袋¥98と安い。肉まんが満足いくものに仕上がったらピロシキ、水餃子を作ってみようと思う。水餃子はホームベーカリーのメニューの中には無い。パン以外ではうどん、もちがある。もち米はうるち米より高いが今は価格が逆転している。全部作ればコメの消費量を2~3割削減できる。コメの品質が向上しているわけでも無く価格だけが高騰しているので今は買いたくない
2024-10-19
ピロシキを作ってみた。具は春雨の入った中華風。油で揚げると生地のふくらみが悪い。砂糖を抜いたためか焼き色が付かない
オーブンでも焼いてみた。ふくらみは良いが味は揚げたほうが良い
生地は水を少なめにするだけでパンと同じ。ホームベーカリーは象印の古い1斤用を使った
2024-10-25
昨日オーブンで焼いたものを油で揚げてみたが油臭くなってダメ。再加熱は電子レンジが良い
肉まん。3作目
大きな蒸し器が無いので潰れてしまう。レシピより塩分を抜いたがまだしょっぱい。次回はもっと塩分を抜く
2024-10-28
マーガリンを入れると良く膨らむ
ふわふわに焼きあがると切れないのでスライサーを買った。日用雑貨はTEMUが安い。スライサーが¥359。弓型のパン切りナイフが¥1155。刃をスライサーに差し込んでからねじ止めしている。このままだと分解不能になるので鬼目ナットを埋め込んで取れるように改造する
2024-11-13
蒸す前にオーブンに入れて発酵させると表面が滑らかにつながる