フライス盤 購入:2004-04-24
金属削り機です。付属品込み約45万円。
逆転スイッチ追加は一番下のほうに追記してあります。
寿貿易で購入しました。
重さ70〜80Kgあります。持ち上げようとしたら腰痛になりました。ドイツ製でモーターの動作音が小さいのが特徴です。
台は木製で自作です。天板は不要になった机を切った物(パイン集成材)で、今は3等分されて、フライス盤、旋盤、プリンターの台になっています。足の部分はホームセンターで適当な長さに切ってもらいコーススレッド(釘とネジの中間の物)で組み立てました。キャスターが付いていて自由に動かせます。下段は付属品置き場で板はフライス盤が入っていた空き箱を廃物利用したものです。ホームセンターで¥120で売っていたツーバイフォー用のスプルース材に木工ドリルで穴をあけてそれに付属品をさしています。本体は台に固定されていません住商グレンジャーのステンレス製品のところで見つけた一番大きな22インチのスギコ産業製ケーキバットの上に乗せただけです。
写真は2004-11-25の姿。
【引越】2005-07-19
テーブルをはずす必要は無いと思いますが、引越の時はこんな姿にしてみました。段ボールでアリミゾを保護しています。
トレイごとプチプチにくるんでパソコン運搬用の段ボール箱に入れて運搬しました。養生と箱入れは運送会社がやってくれました。床に置いたフライス版を持ち上げてそのまま箱に入れるのは難しいと思いましたが2人で持ち上げて入れてしまいました。トラックへの積み下ろしはひもの部分を持って4人がかりです。引っ越し先ではこの状態のまま台の上に置いてもらいました。上の写真の状態でトラックに積めば十分と思いますが、JR鉄道輸送だそうでコンテナに積むためにはここまでしないとダメとのことでした。
【引越】2006-05-08
第2回目の引越はこんな状態にしました。テーブルはそのまま。
【回転計取り付け】
デジタル回転計の取り付けのためカバー外してみました。誘導モーターではなくブラシモーターです。主軸部分には取り付ける場所がなさそうなのでモーター側にセンサーを取り付けて、主軸とモーターのギヤ比で割った数値を表示するしかなさそうです。
各部の写真
たぶんこれは回転センサーです。ここから信号を取ればセンサーを取り付ける必要もなさそうですが壊すと交換が大変なのでやめときます。
カバーの中身。回転速度制御回路です。 モーターカバーを外す時は上部を最初に上方に開けるのが正しい手順のようですが、かなりきつくはまっているので持ち手がないと外せません。
仮組状態でセンサーを取り付ける部品を削ります。材料はDROのケースを作るときに出来た窓部分の廃材です。
センサー取り付け部品完成。センサーの位置がわかりやすいようにL字型にしてあります。両面テープで取り付けようと思いましたが簡単にとれてしまったので再度脱脂をしっかりやってからホットボンドで取り付けました。モーター軸にはCOPY用紙に黒い線を書いた物をセロハンテープで貼り付けました。機械部分に余計な加工をしなくていいので反射型のセンサーは便利です。センサー基板は少し大きかったのでヤスリで3mmほど削りました。
モーター側プーリーの歯数は16、主軸側は40なのでプログラムを2行追加して書き込み。
センサーの信号はモーターカバーの電源コードの下にジャックを付けて取り外せるようにしました。当初、右下のジャックを使ったのですが回転計のGNDとモーターカバー部分が絶縁されず動きませんでした。絶縁される左下のタイプに変更しました。モーターカバーに漏電しているみたいです。絶縁されていないにもかかわらずDROのほうはなぜか問題なく動きます。
完成の図。カバーを取り外すときのために持ち手を付けました。
動いているところ <−MOVIE
【モーター逆転スイッチ追加】 2006-09-24〜2006-09-26
タップを抜くときにしか使いませんが、逆転できると便利なので逆転スイッチを追加しました。
このコネクターの黄色い線と茶色い線がモーターに繋がっています。この線を逆にすれば逆転すると思いましたが、そうなりませんでした。この写真は逆にした後の状態です。模型用のマブチモーターと同じノリではダメなようです。模型用モーターは回転子にコイルが巻いてあって、その外側を永久磁石で囲っています。電池を逆接すればコイルに流れる電流が逆になって回転子の磁化が逆になりますが、永久磁石の極性はそのまま。ですが、このモーターは両方とも電磁石になっているので逆接すると回転子と固定子両方の極性が逆になってしまい、回転方向が逆にならないという理屈のようです。カバーを開けたついでにブラシを外してみましたが1つおきに汚れています。なんででしょ? 感電するのはこいつのせいか?
こんなトグルスイッチで直流を切り替えていい物かわかりませんが、通電中に操作することはないので大丈夫なのでは? 秋葉原で約¥500
強引にブラシを入れ替えてみました。うまく逆転します。
ブラシの取り付け角度を見る限り逆転して使って欲しくはなさそうです。ブラシの軸は回転子の軸とずれています。ローターは右回りに回転します。
スイッチは側面に取り付けます。内部はかなりタイトであるのと、このカバーは正面でつなぎ合わせてあり、つなぎ目が2重になっているので正面は穴を開けるのには適していません。
内部から見たスイッチはこんな位置です。
ブラシに繋がっている電線を切断してその間にスイッチを付けます。ハンダ付けしてから、圧着端子を使って絶縁しました。ショートしていないか念のために確認。
正転時と逆転時では抵抗値が違います。なぜ???。あまり考えずにそのまま通電してしまいました。正転は問題ありませんでしたが、逆転時はゴゴッというだけで回りません。よく見るとスイッチ逆転位置では回転子に電気が流れない配線になってました。あわてて接続やり直し。危うくモーター燃やすところでした。固定子側の抵抗値だけを測定していたことになるので、約半分の値を示していたわけです。今頃納得してどうする。
正しく接続されれば、正転、逆転共に同じ抵抗値(約6.3Ω)になります。
逆回転 <−MOVIE(最低速回転120rpm) スイッチをON/OFFするような音が入っていますが、フライス盤の音ではありません。
【引越】2008-04-24
今回はハンドルと送りネジ、そしてテーブルを外して引っ越すことにした。後は上面を養生すれば引越準備完了。テーブルはあまり重くないのでそんなに軽くなりません。