2023-12-16
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設定方法
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注意：
・回路の電源が入ると直ぐに動き出すので初回設定時はイグニッションコイルへの信号線のコネクターを外しておいてください
・良くない値の組み合わせも可能になっています イグニッションコイルへの充電中(実際に蓄えるのは磁力)は LED_AP が点灯します
このLEDが常時点灯してたり激しく点滅している(柵に誤って触れたときに手を放す時間が無い)場合はコイルを繋がないでください
手順：
１．回路の電源を入れてから SETスイッチを 押すと設定モードになる
設定モードに入ると７セグメントＬＥＤが点灯する
スイッチの意味
SET：設定モードに入る、次の設定モードに移行する
SW+：数値を増加させる
SW-：数値を減少させる
２．電撃の発生間隔を設定する LED1が点灯している 下図Ａ
SW+,SW-を押して数値を増減させ、設定が完了したらSETスイッチを押します
以下全ての項目でこの操作は共通です
設定可能な値の範囲 ０．５ ～ ２．０[秒]
３．コイルの充電時間を設定する LED2が点灯している 下図Ｂ
設定可能な値の範囲 ０．１ ～ ９．９[ミリ秒]
充電時間が長いほど威力が上がる
ＣＤＩには充電時間の概念は無いので １．０以上に設定しておく
トヨタプリウスのイグニッションコイル 部品番号 90919-02240 の場合 １．０以下 に設定してください
４．電撃連射回数を設定する LED1,2が点灯している 下図Ｃ
自作電気柵は威力が低いので短時間に複数回高電圧を発生させて威力を上げます
設定可能な値の範囲 １ ～ ９[回]
５．電撃連射速度を設定する LED1,2は消灯 下図Ｄ
設定可能な値の範囲 １ ～ ９９[ミリ秒]
SETスイッチを押すと 上記で設定した全ての値が保存される
途中で電源を切ると設定は破棄される
￥100ショップのタッパーに入れた作例
大きいケースの方がこの作例のように部品を立体配置しなくて済むのでずっと作りやすくなる
・タイマーの下にあるのはスイッチング電源 入力AC100V 出力15V 3A
・タイマーは100V用
・イグニッションコイルはトヨタプリウス用 90919-02240
自動車のイグニッションコイルが発生する高電圧はマイナスの高電圧。電気柵として使用するときはプラスの高電圧でもマイナスの高電圧でもどちらでも問題無い
プラグを取り付ける箇所はかなり弱いバネになっている。赤いターミナルに長ナットをねじ込みイグニッションコイルをこれに押し付けて接触させている。半田付け等はしていない
基板表面
・キットは所定の部品を所定の場所に半田付けするだけです 動かない場合の原因は99%以上の確率で部品の取り付け向きの間違い、半田付け忘れ、間違った部品の取り付けです
・印刷してあるのは部品番号です。半田付けすべき部品は部品表を参照します
部品表
・形状が同一の異なる部品に注意してください
・向きがある部品に注意してください
・両面基板は半田付けを間違えると簡単には取れません
・LEDは赤丸の足が長い
・黄色矢印の部品は似たような形状のものが他に3個ありますがこれだけ違う物なので注意してください
基板裏面
ダイレクトイグニッションコイルを使う場合の配線例
・バッテリーを使う時はスイッチングレギュレータ電源がバッテリーに置き換えます
・パルス発生回路の消費電力は小さいので細い電線が使用できます。それ以外はAC100Vコード程度の太さの物を使用してください
・CDIを使う場合の配線例は電気柵パルス発生回路タイマーIC版を参照してください
ご参考の回路図
