電気柵テスター

・電気柵の電圧を計測する高電圧テスターです
・電圧レンジは
  最大5000V 分解能250V
  最大10000V 分解能500V
 の切り替え式
・電源電圧 4.5V 単3x3本 もしくは 単4x3本
・整流回路があるため柵線側がプラスでもマイナスでも計測出来ます
・電気柵は放置すると生長した雑草が柵線に触れて電圧が落ちます 時々電圧を計測していつ草刈りするか判断の目安にします

注意:
・これは組み立てキットです 半田付けが必要です
 フラックスは使わないでください フラックスは半田の中心部に既に入っています
・計測は数秒で止めてください 計測中の電気柵エネルギーはテスターにより消費されるので長時間計測すると基板上の大きな抵抗が発熱します
・感電防止のためケースに入れてください
・無負荷の電気柵の電圧計測をしないでください 必ず柵線に接続された状態で計測してください
・柵線の長さに比べて電気柵電源が強力すぎる場合は実際の電圧より高く表示されることがあります


2023-12-16

動画
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
EFtester.wmv MOVIE 動作している所 WMVファイル
2枚のブリキ板の間に高電圧がかかっています
流れる点灯になるのは演出ではなく回路を簡略化したための副作用
本来はピーク電圧のLEDだけを点灯させたい
常時点灯しているLEDはパイロットランプ

ケースは明邦化学のジミーケースM

R0052038.jpg

・赤矢印のネジが基板の高電圧計測端子と金属ネジ経由でアルミ板に接触している
・青矢印がアースこれも金属ネジ経由で基板の計測端子に接触している

R0052042.jpg

基板表面
・キットは所定の部品を所定の場所に半田付けするだけです 動かない場合の原因は99%以上の確率で部品の取り付け向きの間違い、半田付け忘れ、間違った部品の取り付けです
・印刷してあるのは部品番号です。半田付けすべき部品は部品表を参照します
・青く囲ったところが高電圧計測端子アース側。ここから電線を伸ばしてその先に金属板を取り付ける。
 計測するときは金属板を地面において踏みつける もちろん靴を履いて
・赤く囲ったところが高電圧計測端子の柵線側。ここを柵線に接触させて電圧を計測する

R0052031.jpg

部品表 向きがある部品に注意してください 両面基板は半田付けを間違えると簡単には取れません

EFtester_partslist.png

ダイオードは黄色矢印の所にある黒い帯で向きを判断する
RANGEと印刷してあるところにジャンパーピンを取り付けると計測できる最大電圧が10000Vになります

R0052033.jpg

ダイオードは赤く囲んだ側がプラスで足が長い

R0052029.jpg

基板中央部

R0052034.jpg

LEDはプラス側の足が長い

R0051978.jpg

ご参考の回路図

ef_tester_sch.png
電子回路に詳しい人のための情報
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
fence_tester_panel.zip Gerber FusionPCB用です
他の基板メーカーではV-CUTが製造エラーになります
FusionPCBはV-CUT無料です
1枚の基板にV-CUT2面付けしてあるので10枚製造すると20枚出来ます
この回路はライセンスフリーです自由に使ってください
fence_tester_EAGLE415.zip EAGLE プリント基板CAD EAGLE Ver4.15以上用