ブレッドボード用サブ電源

複数電圧混在回路を扱うときに便利なブレッドボード用の電源です

・出力可能電圧
  最大電圧[V] = 入力電圧[V] - 1.15[V]  入力電圧の上限は20[V]です
  最小電圧[V] = 1.25[V] 
・出力電圧は抵抗で調整できます
・半固定抵抗を使うと可変出力の電源になります
・入力電圧と出力電圧の差が大きいときに大電流を流すと発熱します
 計算式は (入力電圧[V]-出力電圧[V])×電流[A]=発熱量[W] です。基板に放熱するようになっていますが1ワット程度が限界です
 瞬間的には800[mA]取り出せます


2014-11-18

キットに付属しているのは電源ICのみです。他の部品は部品店で購入して下さい
半固定抵抗を取り付けた場合の出力電圧
 最小電圧:1.25[V]
 最大電圧:1.25×(1+R1/半固定抵抗値)[V]
半固定抵抗は基板から少しはみ出します

R0022520.jpg

基板裏面

R0022525.jpg

部品表。
・C2,C3は電解コンデンサを使って下さい。ブレッドボード側にコンデンサを取り付けた場合はC2,C3は省略可能です
 耐圧は入力電圧より大きくして下さい
・ピンヘッダは秋月電子の細ピンヘッダ[PHA-1x40SG]推奨。太い物はブレッドボードから抜きにくくなります

partslist.png

基板レイアウト。R1とR2、R3とR4は並列接続されています

az1117brd.png

抵抗値は添付のEXCELファイルで計算して下さい。AZ1117はLM317と同じ計算式です

excelimg.png
抵抗値計算ワークシート
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
AZ1117.zip OTHER EXCELファイル

回路図。P1は半固定抵抗のための端子です

az1117sch.png
ご参考
ファイル ファイルタイプ 添付ファイルの解説
LM317_2.zip EAGLE 回路図 & 基板レイアウト EAGLE4.15用