2014-02-22
・動作速度が速くないので素早い操作の必要な物には向いていない。
・センサーは1個だけしか接続できない。複数接続できる別型番の物もあるが半田付け困難なパッケージ。
・出力ピンはアクティブLOW(反応時にLOW出力)。オープンドレイン出力なのでマイコンと接続するときはプルアップ抵抗が必要。
・タッチセンサーの原理についてはアプリケーションノートAN1492(日本語)を参照。リンクが切れていたらAN1492で検索。
・MTCH101にはガードパターン用の端子は無い。ガードパターンについてはMTCH112のデータシートを参照。英語だが図を見るだけで理解できる。
・センサー表面は絶縁/非絶縁どちらでも使える

SOT23の6ピンパッケージ

センサーは電気を通す板なら何でも良い

大きすぎる電極はダメ。静電容量が大きすぎる
実験回路。指先で触るだけのタッチセンサーとして使うならVRは不要。MTSAピンを10kΩでプルアップすれば良い。プリント基板にセンサーパターンを形成するときはセンサー裏面にGNDベタパターンを配置してはいけない。未実験だがGNDとの間に静電容量があるので反応したままになってしまうと思う。

上の写真の回路はデータシートそのもの

リレーをON/OFFするならこんな回路になる

感度調整はVRでやるか、マイコンを使うならPWM出力にローパスフィルターを入れても良い。

VRで感度調整。R1は10k程度で良い

PWMで感度調整
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