2009-04-14
アルミサッシメーカーは知っている限り「トステム」「YKKap」「三協アルミ」の3社です。Webで調べると三協アルミのショウルームは遠いので「トステム」と「YKKap」に行ってきました。
トステムのショールーム。場所は錦糸町
断面の構造はWebからいくらでも入手できますが、現物の断面を見たほうが材質が見た目で直ぐ解り熱がどのように伝わるか直ぐに想像できます。この断面の木材の使い方はショウルーム用で実際とはまるっきり違う構造になっている
窓の断面 熱伝導あみだくじ
1枚ガラス
2枚ガラス
アルミ+樹脂 複合タイプ
樹脂製
トステムのショウルームは建物丸ごとショウルームなので設備がとても充実しています。
日射の体験室。窓の外が熱くしてあります。
騒音の体験室。窓の外に工事現場や踏切の音を出すスピーカーがあります。
断熱の体験室。窓の外が寒くしてあります。
1枚ガラス。ガラスに水滴が付きます。
2枚ガラス。窓枠はアルミなので枠の部分に水滴が付きます。
樹脂サッシ。窓に水滴が付きません。
近寄ると解りますが、遠目には樹脂だとわからないものもあります。
YKKapのショウルームへも行ってきました
YKKapのショウルーム。入り口がちょっと解りにくい。これはインターシティーの構造が良くないため。
場所は品川インターシティーの中。一番奥なので駅前だが駅からちょっと遠い。このインターシティーは建物としては駄作。夏熱く冬寒いし、シケインが多くて通勤時間帯の人の流れが悪い。
YKKapのショウルームはトステムに比べると小規模です。その分高密度に詰まっています。どちらも展示数は多いので1日で両方見て回るとかなりくたびれます。
木を使ったサッシ。耐候性を考慮してのことと思うが表面がテカっていて本物の木に見えないのが欠点。
断面の展示はトステム同様
ドアはとても高価な物があります。かなり遊べます。
電動ドア 飛行機の扉のような動きをする 動きは気に入ったけど...
買えません。 百万円。 豪邸向けもしくは一点豪華主義者用
床面とウッドデッキに段差が出来ないものが多く展示されています。下面がフラットになるタイプは「ノンレール」と言います。
2011-02-06
トステムシンフォニーの耐火性能問題はYKKにも波及するのではないかと思い、以前に撮影した物を見てみた。これがトステムの構造。何処が溶けてガラスが外れるのか詳しい情報が無いのだがガラスを押さえている窓の室内側の樹脂が溶けるのではないかと思う。屋外側のアルミを室内側の樹脂が掴んでいる構造
こちらがYKK。樹脂とアルミがお互いに掴み合っている構造。こっちの方が樹脂部分が外れにくそうだし、ガラスを押さえている樹脂部分が2重になっている。熱は余計に樹脂部分に伝わりそうだが構造上は外れにくそう。通常のガラスだと火災の時は外れる前に割れ落ちてしまうので防火ガラスを採用していなければ意味がない。
2011-03-09
耐火性能の問題に関してはYKKもダメだったようだ。外側アルミ、内側プラスチックのタイプはどのメーカーの物も耐火性能不足。