ZIFソケットの改造 制作:2005-09-08

秋月電子で売っているZIFソケットは大きくて足の間隔が広くPICの定番16F84のピン間隔に合いません。


材料です。左上のソケットは使いません。このソケットの足の幅と同じ間隔にします。右上の大股のZIFソケットを小股に改造です。


両面スルーホール基板に両端オスのソケット(ソケットじゃないな)をハンダ付け。でも曲がって付いてしまいました。スルーホール基板にハンダ付けしてしまうと部品を取り外すことはほぼ不可能です。注意しましょう。ヒートガンで基板全体を過熱しハンダを溶かして修正します。


ZIFソケットを反対側から差し込んでハンダ付け。ZIFソケットのピンと両端オスのピンの間はラッピング用の電線の被覆を剥いだ物で結線しています。細いので基板の穴にソケットのピンと電線両方を挿すことが出来ます。


こんなふうに使います。ICソケットの使用回数限度は案外少なく10回程度です。これ以上の抜き差しはやめておいた方が無難です。5〜6回抜き差しすると確実にゆるくなってくるのがわかります。ZIFソケットなら使用回数限度はほぼ無限です。



2006-01-30追記
28ピンピンソケット用の物も作りました。両足ピンは一方が太くなっています。前作は細い方を使うようにしましたが折れやすいようなので、太い方を使うようにしました、でも今度はソケットにとても入りずらくなってしまいました。ソケット2段重ねにするほうが良さそうです。そうすれば折れたとき簡単に交換できます。失敗しました。スルーホール基板なのでそう簡単に作り直すわけにはいきません。