2003-01-01
普段よく使うソフトはEXCELです。使い慣れたEXCELからPHSの電話帳を操作する仕組みにします。
これが完成したソフトの画面イメージです。基本的な操作は簡単、緑色の部分を埋めて「PHSへ書き込み」ボタンを押すだけです。
対応している機種は
NTTドコモパルディオ631S
NTTドコモパルディオ641S
の2機種だけです
項目の意味
Err:●が表示されているときは入力した項目に何らかの誤りがあります。修正してから「PHSへ書き込み」ボタンを押さなければなりません
同期:変更していない項目は書き込みをする必要はありません。ここが「する」になっているものだけ書き込みが実行されます
STAT:書き込みがうまくいくとOKと表示されます
PCとPHSを接続するのがこのアダプターです。アイ・オー・データ製の USB-PHS64L です。特にこの製品用に作った物ではないので他のアダプターでも動作する可能性大です。右が電話帳に読み書き中の画面です <電話帳送信中> と表示されています。EXCELからCOMポートを操作するのはかなり面倒なプログラムを書かなければなりません。EasyCommという、ちょうど良いソフトが公開されていたのでそれを使わせてもらうことにしました


ソフトウェア的にはPHSはRS-232Cポートにつながったモデムに見えます。この画面はWindowsXPの物です。WindowsXPであれば「スタート」->「マイコンピュータ」->「システム情報を表示する」->「ハードウェア」->「デバイスマネージャ」->「モデム」 でこの画面にたどり着けます。この画面の例ではPHSはCOM3ポートにつながっていますが、このポート番号を「G3」セルに入力します。このPHS電話帳特有の設定はこれだけしかありません